こんにちは、かえるさんです、今回は「人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
おお、今回は海外の作品だね。
今回は「ハンス・クリスチャン・アンデルセン」の「人魚姫」です。
「人魚姫」も象徴的なの?
人間の作る話は人間の中で起こっていることをモデルに作るので広い意味ではどんなお話もそうなのですが、象徴的、人間の心の奥の話を描いた話ほど長く語り継がれます。
その意味で「下半身が魚」「姫」そして「王子」が出て来る「人魚姫」は占いの学びとしても意義深いものだと言えます。
「サビアン」にも獅子座の29度に「人魚 A mermaid」というのがあります。「魚」は財産や気持ち、魂、などを表しますし、「人」は「太陽」「ティファレト」を表します。
「人魚」は「人」と「夢」が融合した姿ですが、実現する「足」が無いと言えます。
だから「王子」が必要なんだね。
「人魚姫」はいつの話なの?
「アンデルセン」は(1805~1875)の人です。古いデンマーク民謡「アウネーテと人魚」を参考にして自身の失恋を重ねて作った作品だと言われています。
そして1811年に発表されたフリードリヒ・フーケの「ウンディーネ」も参考にした、とアンデルセンが語っています。「ウンディーネ」は水の精霊と騎士の悲恋の物語です。
へー。
ちなみに、フーケは「ウンディーネ」を「パラケルスス」の古文献を参考にした、と言っています。「パラケルスス」は有名な錬金術師です。
そう考えると「占い」にもつながりがあるね。
では今回は「人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「人魚姫」
「人魚姫」って、王子様とくっつけなかったなー、しか覚えてないんだけど。
まあ、そうですけど、最初は平和に暮らしていた人魚が王子様に会ったことで人生が展開していきます。
美しい海の底に人魚の王様とその母親、そして6人の人魚姫が住んでいました。
あ、「人魚姫」っていっぱいいるんだ。
「女王」は亡くなっていますので、王様の母親が人形姫たちを育てていました。そして「15歳」になると海の上に上がって様々なものを見に行けるのですが、末娘の「人魚姫」はその話を聞いていつも羨ましいと思っていました。
ふんふん。
人魚姫たちは自分の庭を持っていて、様々に飾りました、末娘の「人魚姫」は変わっていて「花を太陽のように丸く飾り、太陽のように赤く輝く花だけを飾りました」そして、他の人魚姫は難破船などにある宝物をキレイに飾りましたが、末娘は白く透明な大理石の柱と太陽のような花を飾りました。
その大理石は少年の姿で、彼女はその傍らにシダレヤナギを植えました、そしてそのシダレヤナギは立派に育っていきました。
こんなくだりあるんだ。全く記憶にないわ。
「人魚姫」の未来を暗示していますよね。
そしてついに末娘の人魚姫も海の上に行く日になりました。
象徴的意味
人魚姫の年齢をタロット的に解釈すれば「15歳」は「結果を出したい山羊座」と対応した「ⅩⅤ 悪魔」と対応します。そして「1+5=6」なので「15」は「6」は「生命の樹」で「太陽的なティファレト」も意味しますし「Ⅵ 恋人達」も意味します。
「悪魔」なら、現実世界で形にしないといけない感じか。
そして主人公と言える末娘の「人魚姫」は「太陽」をモチーフにしたものを好むのは、認められたい、形にしたいイメージですね。
大理石の男の人は「王子」を意味してそうだね。
そこに植えた「シダレヤナギ」の花言葉は「愛の悲しみ」「胸の苦しみ」です。
なるほど、じゃあ、「シダレヤナギ」が育っていくのは、その日が近づいていく感じなんだね。
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