こんにちは、かえるさんです、今回は「宝物とお姫様 桃太郎 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
前回は鬼ヶ島に着いて、鬼をバッタバッタと倒したところで鬼の大将が出てきたところまでだね。
でも正直言って、鬼の大将が強かった、って思い出無いんだよね。
その通りです、「日本一のきび団子」を食べた桃太郎にかなうものはいないのです。
やっぱりそうなんだ。じゃあ、「桃太郎」は今回が最終回だね。
そうですね、「桃太郎」は「鬼を倒してどうなったか」何のために「鬼を倒したのか」を考えてみましょう。
では今回は「宝物とお姫様 桃太郎 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「宝物とお姫様」
じゃあ、最後の鬼の大将にも簡単に勝っちゃうんだね。
そうです、「鬼」や「悪魔」は「人間の恐れ、不安な気持ち」などを意味しています、ですから、あまりに不安が大きくなると「鬼」は強くなってしまうのですが、しっかりと自分の「無意識」に向かって「やりたいこと」をすることが大切なのです。
でも、「やりたいこと」をやって上手く行かない人もいるじゃん。
「やりたいこと」をやって実力が伸びていれば上手く行かなくても、頑張れますが、勘違いして「すぐに上手く行きそうなこと」を目指す人が苦しんでいるのをよく見ます。
「山羊座」はマジメな星座だからこそ、行き過ぎると、結果ばっかり考えるようになるってこと?
「山羊座」の原動力は「頂上を目指すこと」ですが、結果を焦るようになると「不安」が原動力になります。
なるほど、正直「山羊座」は、そっちの「不安」の印象の方が強いわ。
そして「桃太郎」は「仲間」たちと「きび団子」を食べて、鬼たちをしっかり懲らしめました。
そうすると、鬼の大将は大粒の涙を流しながら、宝物を差し出します。
ここで「桃太郎」は、宝物を断って、とにかく「お姫様」を返しなさい、というバージョンと、たくさんの戦利品を持って帰るバージョンがあります。
せっかくだから、貰えばいいのに?
どちらにしてもしっかり鬼を退治した「桃太郎一行」は「お姫様」を連れて帰り、おじいさんとおばあさんも大喜びで幸せに暮らしたということで、お話はおしまいです。
良かった、良かった。
象徴的意味
鬼の大将は涙を流してお詫びしたんだね。
そこが大切で、人は悲しくて泣く時と嬉しくて泣く時、体内では同じ分泌物が出ていると言われています。
え、そうなの?
「山羊座」は不安のあまりこうしないといけない、という気持ちから逃れられなくなる場合があります、逆に言うと「鬼」は「桃太郎」に開放してもらったとも言えます。
なるほど、ある意味ほっとした涙だったとも言えるね。
宝物は貰ったバージョンと貰ってないバージョンがあるんでしょ?
そうです、結局、「桃太郎」は「無意識」である「おばあさん」の作った「きび団子」を食べて、星座を成長させ、自分が本当にやりたいことに向かう、その勇気で「お姫様」を助け出したのです。
「お姫様」は「タロットの王女、または従者」なんだよね。ということは「何かをした結果」から湧き上がってくるやる気、みたいな感じだよね。
そうです、「上手く行った」「上手く行かない」ではなく、何かをした結末から湧き上がってくる欲求といって良いでしょう。「王女」は「感覚的」なので、「無意識」に直接設置される「エース」より、弱い面もありますが、「王女」が育つと「エース」「女王」に昇格するのです。
「王女」はどう弱いの?
「桃太郎」でも「鬼」にさらわれてるでしょ。
あー、昔話で「王女」がさらわれるのはそういうことなんだ、「鬼」とかに簡単にさらわれちゃうんだ。「山羊座的な不安感とか上手く行くか分からない」に弱いんだ。
そういうことです。しかし、助けた「桃太郎」はきっと大きく成長したでしょうね。
宝物は、どういうものなの?
金銀財宝などもあれば「打ち出の小槌」「隠れ蓑」などがある場合もあります。
良く分からないけど欲しいじゃん。
「打ち出の小槌」は、本当にやりたいことをしっかり努力したらいくらでもお金が出て来る、「隠れ蓑」は本当にやりたいことをしていれば世間体ばかり気にして何も出来ない状態から解放される、ということです。
なるほどー。
世界中に神話などで「竜」を退治した後に宝物が手に入る、というのも成長して自分の才能を手に入れた、解放した、という意味です。
なるほど、こういう長く伝えられるお話には人間の心理的な比喩もあるってことなんだね。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「お話で象徴を考える」「桃太郎」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆