こんにちは、かえるさんです。今日は「挑戦と現状維持」についてです。
そういうのはイロイロな本とかで見るよね、人生挑戦しないと損だ!みたいなものもあれば、現状に満足することが大切、今の幸せに気付かない人は幸せになれない、みたいな悟りチックなのもあるし、どっちが正しいんだか。
そうですよね、でも、挑戦は確実に自分が学ぶことで成長する、と言う要素がありますね。
まあ、苦難を乗り越えたり、判らないことを学ぶことが重要だよね。
思い通りにならないことに耐える、という力は大きな力であることは確かです。
じゃあ、挑戦するのがいいの?
でも、その本が、どんなに立派な内容でも、書いた人はあなたに会ったことが無い、と言うことを忘れてはいません。
そりゃそうだ。たしかに。
言っちゃなんですが、例えば、挑戦しなさい!!って言う本を書いている人でも、あなたに会ったら、やっぱ無理かも、っていうかもしれません。
えらい失礼やね。
だって、この世の中、頑張って挑戦した人全員が望んだ結果にはなっていない、のは確認の必要はない事実でしょ。
正直、思った結果が出なくても、素晴しい出会いがあったり、やってよかった、って思えるかもしれません、でも、明らかにやらなきゃ良かった、って言う人だってたくさんいるでしょ。
そりゃそうだ、じゃあ、やめといた方がいいかな。
でも、上手く行く人だっていますよ。
やる前に結果が判らないから、仕方ないか。うーむ。
だいたい、挑戦っていうと危なっかしいですが、終身雇用が当たり前の時代は終わってることも忘れてはいけません。
そうか、自分で、やっていける力の重要性も上がってるとも言えるんだね。
でも、実際に、つぶれちゃったら、大きい会社から大きい会社に転職するのは不可能じゃないでしょ。
そうか、自分がいる会社がつぶれたって世界が滅ぶわけじゃないよね。
起こる前に考えると、だいたい大げさに考えちゃうんですよ。
かえるさんの知っている人で、早期退職して、チェーンのコンビニを10年以上やっていた人がいます。
おお、立派だね!スゴイ。
でも、じわじわ赤字が増えていって、親類などからスゴイ借金をして廃業しました。
すぐ、つぶれなくても、そういう失敗もあるのか。
仕事自体はすごく頑張っていましたよ、でもダメなものはダメなんですよ。意地とか根性じゃなくて、ダメなものはダメなんです。
頑張ったのにね。
でも、10年以上時間があって、根本的な赤字体質を改善が出来ない人だったんですよ。初めから結果は見えていたとも言えます。
お金の計算が得意じゃなかったのかな。それさえあれば良かったのかな。
それもひとつですね。
未来と言うのは、どんな人でも判らないものです。今から10年前を思い出してみれば、今の世の中は想像つかなかったんじゃないですか。
例えば、ゲームが無料でダウンロード出来るなんて世の中、想像しました?
昔は、どんなくだらないゲームでも、5000円位したもんな~。
その時にゲーム屋さんを作っても、今は当時のようには行きませんよね。どちらにしろ未来は保障なんてされていません。だから、やめておけばよかったか?と言いだしたらキリが無いですよね。
所で、占いの話かね、これ。
何かに挑戦したいなら、占いで自分の能力を知ることは重要ですよ、客観的に自分に無い能力で必要な力は認識して補う必要があります。自分の強化にも使えますし。
そもそも、挑戦する非日常的な展開とか、めんどくさいだけの人間だったら、すぐイヤになるから、やめたほうがいいでしょ。安定力も人間の長所とも言えますからね。
ああ、なるほど、そこには占いは使えるね、でも、どんな能力が必要なのか、は自分で情報を集めなくちゃいけないのか。情報集め、が得意じゃなかったら?
やめた方がいいでしょう。なぜかといえば、能力が揃っているようでも、状況の変化にも対応しなくてはいけませんから、そういうことが好きでないと。
ブームのものなんて、あっという間に儲かる時期は終わってしまいますし、安心するヒマはないですからね。
ブームのものは危ない?
そういうのが好きな人もいます、儲けたら次!儲けたら次!と変化に楽しみながらついていける人もいるでしょう。
占い的に言えば、どんな状況が幸せか、を良く考えて踏み出さなくてはいけません。まさに人それぞれですよ。
占いで判るのは自分の能力、どんな状況が好ましいか、などだね。
人に言われなくても、どんな時でも自分の判断を信じて動ける人は正直そんなにいないですからね。
そう言われると、やっぱり挑戦するのは怖いな。
そういう能力がある人が挑戦して上手く行ったときに、みんな挑戦しようぜ!って本を書くわけでしょ、そんなの誰でも出来るわけ無いじゃないですか。
そういう本を書く人は、自分にそういう能力が備わっていることが特別だとは思わないのか。
だから、誰でも出来る、って書くんですよ。本人は善意で書いているんでしょうけど。「あー!あなたスゴイ人だから!」って思う。
ものごとを始める時は、どんなことがあってもやりぬく!!って誰だって思いますよ、でも実際はそうじゃない。なにかトラブルがあれば挫折するのが普通です。
でも、実際に挑戦しよう!ってなる人みんなが上手く行くわけじゃない、それは社会情勢もあるし、仕方が無い部分もある。でも、初めてもすぐにやめてしまうのは計画性に問題があるのかな。
それもあるでしょうね、場合によっては、状況の変化でやめることが正解なこともあるでしょう。
でも、失敗してしまうケースで多いのは、憧れで始めるケース。
退職金で大好きなラーメン屋をやりたいんです!って聞いただけでもうダメだって思うし。
たくさんお金が入ったらやろう、ってケースか。過酷極まりない仕事だからなぁ。
あと、なんかカンタンそう!と思って始めるケース。
そんな仕事無いよなぁ。今より楽に稼げそう、って思うときは危ないか。
例えば、この仕事はこんなにカンタンって言う人にとっては、他の人には耐えられないような孤独がむしろ、気楽だったり、研究が娯楽みたいな人だったりするので、こんなにカンタンって書いてあったら、とにかく「あなたはね」って思うようにしましょう。
そうか、例えば作家さんとか、書くのが大好きで次々アイデアが出てくる人にとっては良い仕事でも、けっこう孤独な仕事だよな。
最初に賞とかとっちゃったら、一生それを越えられないかもしれないんですよ。
キツイ!!最初だけ注目されて、後はあの頃は良かったなぁ、と思いながら生きるのはキツイ。
でも、売り上げより、作品の為の下調べとか、文学に触れていれば幸せな人なら、それでいいかもしれません。
やっぱり自分にとって何が幸せなのか、は一回考えた方がいいかもね。
それも、一生に渡って同じではなく、状況によって変わることは占いを見ていれば判ることです。
中国の古典でも、学ぶ喜び、大切さを説いた「論語」や、持たざる喜び、足るを知る、学ぶこと、知ることが不幸の始まり、と言うような「老子」は全く違う内容ですが、どちらも現代でも読まれています。
自分の人生に合わせて哲学も変わることもあってもいいのかもしれないね。
書かれたのはほぼ同じ時期ですが「老子」は、貴族社会から没落する人が増えだした時期に書かれた作品です。
そうか、最初から、こだわるな、周りと比べるな、という哲学があったというより、失ってしまった人たちに、それはそれでいいじゃないか、という、もうひとつの生き方を指し示したとも言えるのか。
絶対成功する方法なんて、ありません、ただ、現状から逃げる為の挑戦はまず失敗すると思います。
自分の能力を生かし、生きがいや、苦労の中にも充実感、喜びを感じられるから、トラブルがあっても留まって戦えるのだと思います。
だから、自分を無視した挑戦からは何も得られませんし、一生懸命勉強しながら行った挑戦なら、結果は失敗でも得るものは多いでしょう。
カンペキな人はいませんから、自分の欠点を良く知って対処を知ることが、ある意味で人間としての強さになると思います。
挑戦は、自分に必要な挑戦かどうかの見極めが大切だね。
挑戦がないと充実しない、ということは無いでしょうからね、そんなのひとそれぞれですから。
自分の人生に何が必要か、は一人一人キチンと考える価値がありますよ。占いで自分を分析していくことで、自分だけの哲学書を作れればいいと思います。
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