こんにちは、かえるさんです、今回は「月の都 竹取物語 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
前回は「かぐや姫」が「御門」とちょっと仲良くなった感じまでだね。
そんな感じで時は流れ三年たちました。
お、ずいぶん経ったねぇ。
そして、「かぐや姫」の様子に変化が起こります。
では今回は「月の都 竹取物語 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「月の夜に」
月の出ている夜に「かぐや姫」がいつも物思いにふけっている様子をみて、使用人などが心配し「竹取の翁」にそのことを告げました。
「竹取の翁」は「かぐや姫」にそのことを問うてみると、「かぐや姫」は何となく世の中のことを思うと心細い、と答えました。
これはどういうことなの?
「月」は実際に人の気持ちに大きな影響を与えます、「満月」や「自分が生まれた時の月相」などは影響が大きいです。
作品の中でも「月」をあまり見るのは良くない、というような表現もあるので、そういう考え方があったのだと思います。
「月」は人を不安にするの?
ホロスコープ上の「月」は、自分の価値観を示しています、そこに、しっかり向かっていないと不安を感じやすいので、「自分がやるべきことをしていないと不安を感じます」その意味では「かぐや姫」の「月」への帰還が迫っているイメージですね。
なるほど。
そして八月十五日の近い日に「かぐや姫」が一層激しく泣いているので問うてみると、「かぐや姫」は「実は自分は人間世界の人ではなく月の都の人間である」と語りだします。
おお。
因縁ごとがあり、この世界に来たけれども次の八月十五日に「月からの迎え」が来て「月の都」に帰ると言いました。
「竹取の翁」はそれは絶対にさせない、せっかく小さなときから育てて来たのに、と大いに悲しみました。
「かぐや姫」も、長らくここにいたので「月の都」のことは何も覚えていないし、本当の親のことも全く覚えていないし、帰りたくないけど、心ならずも帰ることになる、と言って周囲を悲しませました。
象徴的意味
「かぐや姫」は帰りたくないのに帰っちゃうんだね。これはどういうイメージなの?
「月」は無意識のイメージです、無意識の世界で「やりたい」「やらないといけない」と思ったことがあって、現実、物質世界である「地球」に来た、ということです。
こういう「星の住人」という表現は「ホロスコープ」の惑星などを指すことが多いです。多くの文学作品で見られる表現です。
「かぐや姫」は「月」って思っていいの?
「姫」ですから、タロットの「従者(ペイジ)」「王女(プリンセス)」と言えます、要するに、「感覚的な新しい目標」と言えます。
だから、みんなで大切にして追いかけたんだ。
しかし「プリンセス」は、生まれたばかりで正体も分かりにくく、どう接すれば分からないものです、ですから、様々な人が一回会ってみたい、と思うのですが会うことも出来ず、そしてあった後も、訳の分からないことを要求されるのです。
この「訳の分からないこと」というのが重要です。実際のホロスコープでも、「好奇心に向かって様々なことをしていると、自分に必要な能力を獲得」できます。
それが、あの五人のお金持ちたちの努力なのか、報われないようで意味があったんだ。
そうです、その流れで「御門」が「かぐや姫」と「手紙」だけでも交わせるようになったのです。
こういう話を書く人はそれを知っているの?
知らないと思います、しかし、自分の心に問いかけながら、感じたことを書くのでそういう内容になるのです。「象徴」とはそういう普遍的なものなのです。
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