こんにちは、かえるさんです。今回はタロットカードのコートカード「杯の騎士」です。
注:このブログでは、タロットカードは「トートのタロット」を基準にしています「トートのタロット」の「騎士」は、一番有名なウェイトのタロットでは「騎士」ではなく「王」のことです。
じゃあ、ウェイト版のタロットを使っている人には「杯の王」の記事なんだね。
そうです。
杯は「水」で、騎士は「火」だよね。
そうです。ではお話を始めましょう。
「杯の騎士」
ホロスコープ上では、水瓶座の20度以上~魚座の20度未満になります。
星占いの日付けで言えば、2月9日~3月10日になります。年によって多少のずれがありますから、境目の日付けの方はホロスコープで度数を確認して下さい。
その日の生まれの人は、水瓶座と魚座が混ざった感じか。
水瓶座から、魚座への展開をていねいにみて行きましょう。
じゃあ、ストーリーを見て行きましょう~☆
星座のつながりのストーリーのイメージはこちらにまとめてあります。
今回は「杯の騎士」の流れは「スモールカード」の「数札」を見ていきます。
剣の7、杯の8、杯の9と言う流れになっています。
「杯」は「水」だけど「剣の7」から始まるんだね。
そうです。では「杯の騎士」の流れを見ていきます。
「剣の7」「無益」
星占いで言うと2月9日~2月19日です。
水瓶座の20度以上~30度未満です。
「剣の7」の「無益」は「剣の6」の「科学」の続きです。
「6」は理想を一番強く意識する数字だから、「剣の6」は「科学」だから「風」の理想は、真実を知るってこととも言える、「7」は、それを通り過ぎた所だね。
そうです「6」は生命の樹では「ティファレト」「美」と呼ばれ、惑星は「太陽」と対応しています。(ホロスコープでは「太陽」「月」「冥王星」も惑星と言います)
そして「7」は「ネツァク(勝利)」で「金星」と対応します。
そこで「無益」ってどういうこと?
「勝利」と言うのは見せるべき結果、とも言えます「科学」を見せるべき結果にして実現することは大切ですが「風」としては本質からは、ずれているとも言えます。
あー、目的を達成してみたら、アレ?って感じなのかな。
形にする頃には飽きているというか、本当の興味は失っていると言えるかもしれません。科学技術、理論は頭の中にあるうちは素晴しいけど、実際に使ってみると全てが素晴しいとは言えませんね。
そうか、技術に問題は無くても、人間がよからぬことに使うことはあるもんね。
水瓶座らしい、結果より考える途中が楽しい感じだね。
生命の樹
「杯の8」「怠惰」
星占いで言うと2月20日~2月29日です。
魚座の0度以上~10度未満です。
ここからは魚座だ。
「杯の7」は「堕落」です、そこからの「怠惰」です。
「堕落」した上に、今度は「怠惰」?「杯」としても問題だけど、さっきの続きとしても「無益」の続きでしょ、それで「怠惰」って。
「8」は生命の樹では「ホド(栄光)」です。「水星」と対応します。
「水星」ってことは情報とかコミュニケーションか。
魚座ですから想像の世界に入っちゃうんですね。
あー!!魚座らしい!!
でも「無益」のつまらない感じから「怠惰」の想像の世界ですからね。
外からは目立たないけど、内面では何かの変化は起こっているのかもね。
そうです、本当に何もしていないかもしれませんし、内側で変化が起こっているかもしれません。
「杯の9」「幸福」
星占いで言うと3月1日~3月10日です。
魚座の10度以上~20度未満です。
突如「幸福」か、魚座らしい気もするけど。
「幸福」と言うものが明確な言葉にならないイメージ的なものだ、と言うことも意味しているでしょう。
「怠惰」からの「幸福」と言うのは違和感があるかもしれませんが「怠惰」の中から出てくることは実際にはあると思います。すごくのんびり、ゆっくりしている時など、ふと「幸福」を感じることはあると思うんですよね。
あー、確かに、これだ!って言うもんじゃないよね、なるほど。
「幸福」にはイロイロあるでしょう、ふと感じる「幸福」、頑張っていると感じることの出来る「幸福」、結果を味わう「幸福」、ここでの「幸福」は自分の中から出てきて感じられる「幸福」と言えますね。
「杯の騎士」
今の3枚の数札の流れが、杯の騎士のカードの意味、性格の説明になるんだね。
そうです、そしてホロスコープ上では、水瓶座の20度以上~魚座の20度未満の説明にもなりますので「太陽」以外の惑星も、もちろん対応しています。
性格的に言うと、どういうイメージかな。
一枚一枚の数札だけでなく、水の中の火、と言うことを忘れてはいけません。
「火」の激しさもありつつ「水」の静けさもある。
熱しやすさと冷めやすさ、沸騰や、ぬるま湯のイメージもあります、そして影響の受けやすさも意味しますし、時には消火の意味もあります。
見た目穏やかでも怒っていたり、その逆だったり、つかみどころの無い意味も発生します。
内面をどれだけ磨けるか、がとても大きなポイントになると言えますね。
「無益」を意識することで「無益」にならない内面の充実か。そして考えることだ。中まで「怠惰」じゃだめなんだ。
それらが「杯の騎士」の意味になります。
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