破壊と再生そして支配「格式」「冥王星」

　こんにちは、かえるさんです。今回は「冥王星」の格式のお話です。惑星の格式は、惑星が、特定の星座にある時の働き、影響の強さを示すものです。

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「冥王星」ってどんな惑星

　「冥王星」は、さそり座の支配星です。だから「冥王星」の意味は、さそり座と同じです。

　破滅と再生、生と死、支配、権力などのキーワードがあるんだよね。

　そうです、破滅と再生は、変化という意味もあります、そして変化の強制も意味します、すなわち権力を意味するのです。

　これらのキーワードが、その星座に合うか合わないかで「冥王星」の格式が決まってくるね。

　そうですね。そういう視点で見れば星座の性質をつかむためにもいいですね。

「冥王星」格式「盛」「興」

　「冥王星」は、さそり座で「盛」となって長所が拡大します。

　具体的には何がいいのかな。

　変化を求める力が強まるので、とても頑張る傾向があります。

　おお！いいね！

　あと、影響力が強まりますね。まあ、頑張れば実力が付き、影響力が強まるのは自然なことですね。

　いいことなの？

　力自体に善悪はありません、あとは使い方の問題ですから。

　能力と結果はカンタンに一致しませんからね。

　長所が伸びやすいのが「盛」なんだね。善悪は別か。

　「冥王星」は、しし座で「興」になります。影響が拡大します。

　やっぱり、しし座は、さそり座と似ているのかな。

　そういう部分も大いにあります。

　自分を認めさせたい、と言う気持ちが原動力になるので、大きな力を持つ可能性が高いことも似ていると言えますね。

　さそり座の方が、裏の支配を目指し、しし座の方が表の支配を目指す感じです。

　支配なんて言うと悪そうだな。

　そんなこと無いですよ、どんな場所にも権力はあるでしょ。

　言いかえれば、さそり座や、しし座は影響力を持たないと物足りないと感じるでしょう。

「冥王星」格式「敗」「衰」

　「冥王星」は、おうし座で「敗」になります。欠点が強調されます。

　おうし座は、のんびりとしたイメージだもんな、正反対だ。支配とか興味ない感じだよね。

　まあ、管理とか、支配のイメージでは無いですね、おうし座らしさと「冥王星」が合うわけありません。

　権力があってもゼイタクや浪費になりやすいですから、まさに「敗」と言えましょう。おうし座は、調和の星座ですからね。支配しても、たいして楽しくも無いんです。

　「冥王星」は、みずがめ座で「衰」になります。影響が小さくなります。

　改革、革命の後には、支配でしょ！！でも「衰」なんだね。

　みずがめ座は、改革が目的で、改革が終わると権力とはあまり合わないんですよね。そもそも「自由の人」ですから。

　じゃあ「冥王星」と意味の一致している星座、さそり座は？

　「不自由の人」「支配の人」ですよ。

　「自由の人」がいいな。

　それは、言葉の響きで決めていますね。

　人によっては、個人主義は、薄情、冷たく見えるのです。自由は、考えようによっては、自分は関係ない、と言う考え方とも言えます。

　なるほど、言葉のイメージだけで決め付けてはいけないんだね。

　言葉を偏見を持たずに意味を理解する訓練は、価値観の違う人間を理解する訓練とも言えます。

　ナカナカ難しいよねぇ。

　そうですね、そういう意味では、西洋占星術や、タロットを学ぶことをオススメします。

　なるほど、自分と違う考え、言葉を偏見無く理解する力、大切だね。

　さそり座、しし座、おうし座、みずがめ座以外の星座は、特に影響なく、そのままです。

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