こんにちは、かえるさんです。今回は、自分で自分を知る、と言うお話です。本当の星占い、西洋占星術の世界をお楽しみいただければと思います。
自分で自分のことは判るでしょ。
自分のことはかえって難しいものですよ。
だって、ムカムカしたり、おなかが減ったり、痛いとか、かゆいとか、アレが欲しい、コレが欲しい、とか、自分のことは判るけど、他人のことは聞かなきゃ判らないよ。
では、何故、ムカムカしているのか、の原因は難しいものですよ、だって、
人は何故、同じようなことで何回も怒るのでしょう?
例えば、いつもお子さんを叱り付けて、夜寝る時は怒りすぎた、と後悔しても次の日はまた同じことを繰り返しますよね、これは自分で自分のことを知っている人間のすることでしょうか。
うーむ、そう言われると…。
こういうことは、きっと多くの人にあるでしょう、原因は心に溜まった不満です、それを上手に消化する方法、そんなお話を致します。
占いで、人間の精神構造、パターンを知る。
まず、人の性格、を考えましょう。
我々は人の態度や、行動の結果を見て評価し、それを性格と判断します。
そうだね、そう言えるね。
そのもっと前を考えてみましょう。
前?時間的に?
そうです。普通は、
そりゃそうだ。そう考えるのが普通だわ。
そうですよね、じゃあ、
子供が危ないことをしているので、お母さんが子供を注意しました。
普通だね、問題ない。
子供が危ないことをするかもしれない、とお母さんは思ったので、激怒して子供を叱りつけました。
状況がハッキリしないけど、注意すれば、叱りつけなくてもいいような気もするね。まだ危ないことをしていないから、注意点を教えてあげれば十分な気もするよ。
そうですね、状況が完全に判らないので、直ちに、こうするのが正しい、とはいえませんが、
でも、先ほど話したように、毎晩お母さんは後悔している、となると、子供に対して正しくない接し方だ、とお母さん自身も考えている、しかし直すことが出来ない、と言うことになりますよね。
そこは確かに問題だね、怒りっぽいお母さんなのかな、気が短い。
占いだと、そういう考え方はしません。
親子、と言う力関係から考えてお母さんは子供に不満をぶつけている、と仮定できます。なぜかと言うとお母さん本人も、やめたくてもやめられないからです。
自分で、意識的に決めている行動ではないよね、たしかに。
人はやりたいことをしてから行動に理由を付けることがあります、この場合は子供の為、と自分の行動は正当化され続けます。
で、占いをみます、西洋占星術なら、その人が、どうなったら嬉しいか、どういうことが自分にとって大切か、などが判ります。
それを調べて実際の生活から不満点を探すのか。
大切なのは、自分の能力を使えない状態と言うのはものすごく不満が溜まる状態だと言うことです。
例えば、ふたご座がたくさんある人で、今まで営業の仕事で頑張っていたけど、急に専業主婦になって、子育てを始めて、旦那はあまり話を聞いてくれない、ような状態だと、コミュニケーション能力を生かせず、充実感が無い生活を送った場合、自分より弱い子供に当たるのは自然なことです。
もちろんこのパターンが全てではありませんが、自分の星座から、自分が求めている状況と現状を比べれば不満点や問題点が浮かび上がってくるのです。
解決策は?
具体的な方法が見つかるように現実の状況と合わせながらお話しするのが、占い師の仕事です。
ただ、こうしろ、ああしろ、だけではなく、本人が納得しないと意味が無いし実行できませんからね。
それじゃいやだ、って言われたら困らないの?
だって、占い師はその人のこと占って相談に乗っているから、いやだ、と言われればその理由だって判りますから平気ですよ。むしろ、本人がこうします!って言っても、それは無理でしょ、って理由も付けてアドバイスします。
そうやって、自分で判らない自分を探すのが占いなのか。
自分で自分を知る、その為に他人を知る
自分で自分を知る、その為に他人を知る、の他人を知る必要が判らないんだけど。
自分の気持ちと言うものは自分で納得してしまいやすいものです、ですから、先ほどの母親の例なら、でも子供の為に言っているんだ、と自分で納得してしまうことも多いでしょう。
なぜかと言うと人間は自分には甘いからです。
ハッキリ言うね。
ですから、身の回りの人、家族や友人で星座と行動の関連性を学べば、自分のことも自分の星座から客観的にみることが出来るようになります。
例えば?
例えば、疲れなどで一時的に思考能力が下がって、作業効率が下がっている時などに、
自分が、物事を速く済ませたい、キチンとやらないと気がすまないタイプなら、
上手く行っていない、と感じやすいですね。
上手く行っていない、と感じると、周りのせいにしたくなるタイプなら、周りが無能にみえるでしょうね。当たれる立場なら当たる人もいるでしょう。
そして、部下に当たるにしても、自分の表現が過激になりやすいか、どうかは考えた方がいいですね、原因はくだらなくても、言い方ひとつで周りから、どう思われるかは変わりますから。
それは星座で判るの?
かなりまで判ります。
絶対じゃないの?
だって、同じ生年月日時の人だって、自覚して努力すればかなり修正出来ますから、占いをみても絶対変えられないのならみても仕方ないし。
あ、そうか。
こうなった時、占いが使える人なら、
思考能力下がってきたから、焦っても無理だな、など現実的な判断を出来ます。
それでも急ぎの仕事だったら。
部下に八つ当たりして無駄にするはずだった時間は浮きますよ。
占いの良い所は、トラブル前に自分の状態を考えて、自分は、この後、こう思うな、って判るんです。
下手に焦って、思考能力の下がった時に限って、今まで頑張ってきたけど、もうダメだ、って諦めたりするのが人間なんですよ。時間もあるのに勝手に絶望感を抱いたりね。
別にダメじゃないけど、妙に上手く行っていない気がして、全部投げちゃったり、そういうのが、自分の思考パターンが判っていれば、
この状態の自分の考えは、タダの焦りだから無視して考えないようにしよう、なんて自分の考えを客観的にコントロールできます。
うむー、出来れば便利そうだけど。
そうなると、自分の気持ちがどれだけ一時の下らない思い違いやワガママに左右されているか、が判ってきて、
他の人もこうやって思考しているのか、って実感できます。人間の精神の仕組みがわかってきます。
そうやって、自分をコントロールできるようになると、今度はまた他人のことも良く判るようになるのか。下らない暴言を聞き流したり出来るんだ。
そのフィードバックの繰り返しです。実際、勢いで言った暴言はむしろ本心と思われやすいですからね、でも、占い的には具体的な意味が無い、と判断出来るものが多いです。
とりあえず、最初は、自分の星座を10個知るところから始めていただければ、と思います。ここが西洋占星術のスタートになります。
自分の10個の星座について
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