こんにちは、かえるさんです、今回は「格式 占いのお話」と言うお話です。
「格式」は「太陽」は「獅子座」に入っていると良い、みたいなやつだよね。
そうです、これを聞いただけで、あんまり信用ならんな、と思う方も多いでしょう。
でも、ちょこちょここのブログでも、結構扱っているよね。
実はそうなんですよ。鵜呑みにしてもらったら良くないですが、結局、基礎知識としては知っておいて欲しいんですよ。
何で信用ならないのに必要なの?
単体の情報を鵜呑みにしてもホロスコープは読めるようになりません。その意味で、「格式」のような「良い」「悪い」という様な指標のみを鵜呑みにして占おうとすると全く説得力の無い占いになります。
「アスペクト」とかと一緒かな。
そうですね、「格式」は、何故そうなのか?を考える機会にするための技術であって、そのまま当てはめて占ってもあまり意味はありません。
なるほどね、逆に言うとストーリーを考えるための材料なんだね。
そういうことです。では今回は「格式 占いのお話」というお話です。
「格式」のお話
「星座」や「惑星」はストーリーで考えないとダメ、っていつも言うけど何でなの?
まず、多くの人が「結果」を知りたいわけですよね、さらに、「望む結果」さえも完全に自分で理解することは難しいです。というか、実際には「望む結果のイメージ」は「実現した結果」と完全に一致することはありませんし、一致したとしても、その後自分の考え方が変化するのです。
え、そういうのを占い師は追求してるの?
してますよ、そういうのが判らないで占い出来ないじゃないですか。
そして、それを依頼者に説明するためのボキャブラリーの取得のためにも、この星座にこの惑星があるとこういう理由でこうなりやすいので、あなたはこう感じるんです、という説明が出来る考え方を手に入れる必要があります。
やっぱり星座とか惑星に詳しくないといけないんだ。
そうですね、それで結局「タロット」の勉強、後には「生命の樹」なども勉強することになって行くのです。
「格式」も、そういう基礎知識になるんだね。
「格式」を考える
「格式」は「盛(美点発揮)」「敗(欠点発揮)」「興(勢力拡大)」「衰(勢力衰退)」という構成です。
一般的には「太陽」は「盛(美点発揮)」獅子座、「敗(欠点発揮)」水瓶座、「興(勢力拡大)」牡羊座、「衰(勢力衰退)」天秤座となっております。
要するに「支配星」関係の星座が「盛」で、その対向星座が「敗」になっているね。
そうですね、ただ、結構占い師、書籍の著者の趣味なども反映していて必ずしも、これが正解というものはありません。
えー、困るじゃん。
いえいえ、だからこそ、そういう表などから、「これを」書いた人はこんな考え方で決めているな、なんて考えられるようになるといいでしょう。
ええ!、本を書いている人を考えながら読むの?!
そうですよ、心理学とか哲学の本なんて、そもそもそうやって読むものですよ。
そうなんだ。
じゃあ「獅子座」に「太陽」だと、「盛」だから、美点発揮って言っても実際はそうでもない人もいるじゃん。
そうですね、しかし「みんなに認められたくてしっかり頑張っている人も多いですし、そのやり方も『認められたい』を目指しているので、一時上手く行かなくても、努力、試行錯誤をつづければ、適切な方法にたどり着く」可能性が高いでしょ。
なるほど、人生の流れも考えないといけないんだ、一時だけ考えてもいけないんだね。
じゃあ、なんで「水瓶座」は「敗」なの、ダメなの?
ダメじゃないですけど「水瓶座」はそもそも「認められたい」わけじゃないので「認められたい、認められるを目指す、太陽」と目指す所が不一致なわけです。
じゃあ、頑張って行けば「太陽と自然に一致」するわけじゃないんだ。
まあ、そういうことです。ただ、勘違いしてはいけないのは「太陽」は「認められることを目指して全体を底上げして能力を高めて自分の役目(ホロスコープ)を満たすこと」です。
え、ちょっと難しいな。
要するに「手段は一致しませんが、成長を獲得する本当の目的」はまったく一致しないわけじゃないのです。
あー、手段とは一致しないけど、努力していけば成長は出来る、でも、本人も「太陽」が上手く運営できてる、とは感じにくいわけだ。
そうそう、そういうことです。
あー、でもそうやって聞いたら「格式」も相当難しいな。
やってしまえば出来るものです。他の「格式」も深く考えてみてくださいね。
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