それでは今回は、蠍座「死(死神)」タロットで考える「8ハウス」のお話です~☆彡
タロットカードで「ハウス」の特徴を考えるシリーズだね。
「死」ですよ、「死」、やーねぇ。
いや、判ってますよ、「死」って言うのは「生まれ変わる」「一気に変わる」だから成長を意味するんだよね。
でもさ、「死」じゃ、なんだか怖いじゃん。
「死」って言葉だと「究極」をイメージするためにも適切なんですよね。
そうなの?どこが?
だって、みんな死んだこと無いじゃないですか。
当たり前でしょ。
そこが大切なんです、その「未だかつてない」感が「究極」には欠かせないのです。それは「死」というカードを考える上で重要な要素です。
タロットで考える「8ハウス」のお話です~☆彡
このブログの「ハウス」は常に「プラシーダスハウスシステム」を意味します、ご了承くださいませ。
「ハウス」の「カスプ」とはプラシーダスハウスシステムの場合、ハウスの入り口、最初の度数のことです。「カスプ」は「尖点:せんてん」とも呼ばれます。
「上昇宮」「アセンダント」「ASC」は「1ハウス」の「カスプ」、「MC」は「10ハウス」の「カスプ」のことだね。
このブログではタロットカードは基本的に「トートタロット」を扱っております。コートカードの名称などはご注意ください。ウェイト・ライダー版は補助的資料として扱っています。
「水」と蠍座を考える
これはウェイト版のタロットの「エースオブカップ」のパクリのイラストだね。
「四要素」で感情の「水」は、タロットでは「カップ」「杯」で表されるね。
このカードの本物は「にわとりさん」じゃなくて「白い手」なんだよね。
そうです、「白い手」は「生み出すもの」を表しています。
まあ、「にわとりさん」でも問題無いと思うけど。
でもそれだと、面白い感じになっちゃいますから。
楽しい方がいいでしょ。
このカードは「受け入れる」ということ「つながる」ということを示しています。
「水」は物質の特性としても、くっつこうとする力が働きますし、物質を内包することも出来ますね。
蠍座ってさ、受け入れてる?
と、言いますと?
いや、なんて言うかさ「こうであって欲しい」って感じでしょ?
蠍座は「受け入れ続けたい」ので「受け入れる対象」に対してのこだわりが強い人が多いです。
ただ、必ずしも「優れている」ことを望むのではなく「自分を必要としてくれる」相手を望むことが多いです。「受け入れ続けたい」ですからね。
具体的には?
例としては「自分がいないとダメそうな人」が候補になりますね。「あと自分を変えてくれる人」もそうです。
なるほど。
どこが「死」なの?「究極」なの?
相手が自分の手によって素晴らしい「成長」を遂げる、というのも蠍座的です。
ちょっと「思い通りにしたい」イメージもあるよね。
実際は「人間を思い通りにしたい」というのは上手く行かない欲求ですよね。その場合は大いに悩みます。
でも、それは「変化」「成長」をさせたいイメージなんだね。
その通りです。
とは言え「成長」の対象は「自分」でも良いのです。
感情の「水」の星座はつながっていますから自他を問いません。
まあ、実際には自分が成長する方が難しいですからね。他人で済ませたい、とも言えます。
蠍座のこだわりは「永遠」のイメージがあるからこそこだわるんだね。
その通りです。
それってさ「牡牛座」に似てるよね?「牡牛座」も、ずっとそこにいると思うからストレスにビンカンだし、
そうです。「三区分」で同じ「不動宮」ですからね。
そして蠍座は、感情で突き詰めたいので、未だかつてない「究極」を目指したいのです。
逆に言うと思い続けたいから、簡単に手に入らないものが望ましいのです。
簡単に手に入った方がいいでしょ。
手に入るまでの過程がとても大切なんです。その過程を通して自分が生まれ変わりたいんで。
あー、なるほどね。なんか「蟹座」に似てるな。
そうですね「蟹座」は「三区分」で「活動宮」ですから、活動を通して殻を破ろうとします、蠍座は留まることで生まれ変わろうとします。
同じ「水」の星座でも魚座は殻が無いじゃないの。
別に生まれ変わったり、殻を破らなくてもいいんです。
成長しなくてもいいの?
そうではありません、魚座は現実を見ているんです。現実に一番近いゆえに「想像」「癒し」が必要なのです。
「死神」と「8ハウス」
トート版では「死」だけどウェイト版では「死神」だよね。
トート版は絵を見ると大鎌を持っています、鎌は「刈り取り」「収穫」を意味しますから、そのまま「時間」も示します。
要するに「早く収穫したい」んです。
確かに蠍座は、なんだか急いでる感じがあるね。
急いでるのに、すぐに達成するのも物足りないの?
人ってそういうものでしょ。
頑張っても、頑張っても達成しない、だからこそ自分も変わって行くのです。
その目標が「究極」か。
「8ハウス」はその人にとっての「究極」が何座なのかが判るわけだ。
そういうことです。「冥王星」がホロスコープのどこにあるのか、「蠍座」がどの「ハウス」にあるのか、を考えながら見るとさらに深く情報が得られます。
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