こんにちは、かえるさんです、今回は「海上 人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」と言うお話です。
今回は「人魚姫」の続きだね、末娘の「人魚姫」以外の人魚姫も海上に行ったんでしょ?
行きましたよ、それぞれ違うものに感動して帰ってきました。
長女が会場に行った時には「月明かりの大都会の灯」や「音楽や教会の鐘」に感動したと言いました。
次女は「日が沈むころに海上に上がり、その黄金色の空とその雲の美しさ」に感動しました。
三女は大胆に「川にまで泳ぎに行きました、生い茂る葡萄畑、そして太陽が照っていたので大変暑く、水で顔を冷やしながら行きました、そして水で遊ぶ子供たちを見ました、その後は犬を初めて見ました、犬に吠えられて怖くなって逃げましたが、子供たちの美しさを忘れることは出来ませんでした。」
四女は「荒れた海の真ん中にとどまりました、それを最も美しいと感じました。しかし海上ははるか遠くまで見渡せて、大きな鯨が水を噴き上げていました。」
五女は「冬に海上に上がったので氷山と凍った湖を見ました、そして、大きな船に乗ったので、船員たちは大変驚き、ずっと彼女のことを見ていました。しかし、夕方になると、空は雲で覆われ、稲光が鳴り響き船員たちは不安な気持ちでしたが、彼女は氷の上できらめく稲妻を眺めていました。」
軽い気持ちで聞いたら結構長いじゃん。
この様子は、最初は「夜」次は「日没」次は「真昼」そして「荒れ狂う海」そして最後は「稲光」です。
このイメージは時間が遡っていくようでもあります、「無意識」「確信」に近づいていくようですね。
「夜」「日没」「真昼」ってそういうことか。
しかし、最初は喜んだ人魚姫たちも一か月もすると自分たちのいる海が一番いいと言いました。
では今度は、待ちに待った末娘の「人魚姫」の番です。
では今回は「海上 人魚姫 お話で象徴を考える占いのお話」です。
「海上」
「人魚姫」が初めて海上にあがるので、王太后が髪に白いユリの花輪を付けましたその花びらは真珠を半分に切ったものでした。
そして尻尾に「8つの牡蠣」を付けました。
「人魚姫」は痛がりましたが、王太后は海上に上がるには犠牲が必要だ、と言いました。
「人魚姫」が海上に着いた頃はちょうど太陽が沈んだころでしたが海は静かで大きな船が浮かんでいました。
そこからは音楽が鳴り響き、暗くなるにつけ100ほどもあるランタンがともされていきます。そして船室を覗くと美しい王子様が目に留まりました。
そしてその王子様が船室から出ると100発以上の花火が打ち上げられました、彼の誕生日だったのです。
しかし、だんだん雲行きが怪しくなり、ついには大きな嵐になりました。
お、王子様がピンチだね。
そうです、それを人魚姫が一生懸命になって助けます。人魚姫が王子様を沈まないように助けたので王子様は一命を取り留めました。
そして海岸に彼を寝かせました、そうすると、人々が王子様に気付いて駆け寄ってきたので「人魚姫」は隠れました。
王子は気が付いて運ばれていきましたが「人魚姫」のことは気付いていません、それをみて「人魚姫」は自分が助けたことに気付いてもらえなかったと悟り悲しく思い海のお城に帰っていきました。
象徴的意味
「人魚姫」が頭の飾りに着けていた「ユリ」はローマ神話「ユノー」の花ですから「月」的な「使命」に向かうイメージです。
そして尻尾に着けた「牡蠣」は、着床してからほとんど動かず生まれた場所に留まるために筋肉が非常に退化しています。
要するに「生まれた場所」で運命が決まる、というような意味があります。
じゃあ、最初から王子様と人魚姫は結ばれないイメージってこと?
そういう見方も出来ますね、「8つの牡蠣」「8」はタロットカードの「Ⅷ 調整」「Ⅷ 剛毅」要するに「獅子座」「天秤座」の何かを手に入れたいイメージでもあります。
どっちも男性星座だね。
そして「8」はヘブライレター「ח ケス 柵」でもあります、要するに、「人間と人魚」の違い、区切りを意味しているとも言えます。
なるほど。
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