こんにちは、かえるさんです。
今回のシリーズは「生命の樹」を一からお勉強する内容です。
今回からは「アテュ(大アルカナ)」のカードを見て行くんだね。
そうです、「アテュ(大アルカナ)」は「生命の樹」の各パスに一枚づつ対応しています。
「愚者」は「ケテル」から「コクマー」に対応するんだね。
そうです、「四要素」の「風」のカードです。
それでは今回は「えほん 生命の樹」というお話です~☆彡
「愚者」風のカード
「愚者」は「四要素」の「風」と対応するカードだね。
そうです、論理、言葉、によって思考を形にします。
言葉じゃなくて考えることって出来るのかな?
意外と人の思考は「何となく」が多いんですよね。「何となく」で納得しておいて後で聞かれてから考えるようなイメージです。
例えばですけど、自分の喋った言葉について細かく説明を求められると結構返答に困る人は多いですよ。
そう言われたら確かにそうだと思うけど「言葉」は他の人と意思疎通するためにあるんじゃないのかな?
そういう側面もありますが、自分の全ての思考の言葉を解説可能な状態にするようにチェックはしないでしょうし、「自分で判れば、だいたい満足する」と言えるでしょう。
「自分の考え」ってそういうもんかもね。
え、じゃあ、「愚者」ってどういうカードなの?「風」ってどんな「エレメント」なの?
「無意識の言葉」と「情報共有のための言葉」は区別して考えると判りやすいかもしれませんね。
あー、なるほど。そうか、別のものか。
いや、同じですよ。同じだけど違うように見えやすいです。
え!?結局、同じなの?
だって、一人で考える時は、伝わらなくても自分が判れば良いし、人としゃべる時は伝わるようにしゃべらないと。
そう思うかもしれませんが、実際にはお互いが伝わった、と思っていても言葉の定義は違っていたりするものです。
どういうこと?
「コップ」や「お皿」などなら各自の誤差は少ないでしょうが、「愛」や「友情」などは各自、重要度や細かい意味は違うと考える方が自然でしょう。
なるほどー。
じゃあ、「言葉」は思ったより不便なもんなんだね。
いや、むしろ全然一致していなのに「伝わった気分」になれる所が便利なんじゃないですかね。「風」の星座が強すぎると、「判った気持ち」になりやすい面は長所にも短所にもなります。
そんなことある?
恋人同士がお互いに「愛してる」と言った時に一致したことにして話を終わらせるのは利口な選択とも言えますよ。話を深めれば不一致点が浮かび上がりますからね。
うーむ、複雑な気分だ。
でも、そんなに伝わってないかな?
複雑なことを正しく伝えようとすると、弁護士とか法律家のような知識が必要でしょ。
たしかに、相手が、きちんと喋ってくれたら、こっちも同じレベルじゃないといけないのか!
その法律でさえ、適用するために「裁判」で話し合うでしょ。
要するに、法律でさえも「誰が見ても正しい」は難しいのか。
えー!余計に「風」が判らなくなった!
「言葉」は無意識では可能か不可能かは別として「自分の理想を形作った気持ちになれます」そして、それを「具体的」と感じ「行動の原動力」となって行きます。
それが「愚者」のイメージです。
要するにその「言葉」が「双子座」「天秤座」「水瓶座」の強い人のより所でもあるのか。
そういう「言葉」が無意識に蓄積して思い込みが構成されていきます、その「蓄積した」影響を示した「惑星」が「海王星」なのです。
それが「愚者」が「1」「冥王星」的な「ケテル」と「2」「海王星」的な「コクマー」をつなぐカードが「愚者」なのか。
「愚者」の「風」ってそういうことなんだ。
「言葉」の最初の役目は「自分にケテルの思いを伝えること」ですよ。
そういうことなのか…。
無意識の「言葉」と意識下の「言葉」
でも「風」の星座のイメージは「言葉」をしっかり使って他の人に伝えるイメージだよ。
まあ、そんなイメージでしょうね。
特に天秤座とかは、単語にこだわる感じだよね。
天秤座は「スモールカード(数札)」で「2」「3」「4」に対応しますよね。
うん。
「2」と「3」は「至高の三角形」の中ですよ。
あ、そうか、無意識的なんだ。
そこで、自分の理想を作り上げ、それを、「考え方」「哲学」「木星」的な「4」に持ってきます。
そうか、自分で理想を「意識下」に持ってきたから伝えたいんだ。
しかも、無意識で構成されているから、「元からあった」「真実」のように感じやすいわけです。
なるほど。
それと同じことが「愚者」の「活動性」「行動性」「思い付き」のようなイメージを構成しています。
そして「愚者」は「峻厳(しゅんげん)の柱」を知らない、ということも重要な意味を持ちます。
なるほど。
こういう研究を「海王星」を知るためにも深めると良いでしょう。
「生命の樹」ってこうやって使うんだね。
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