こんにちは、かえるさんです。今回は「第11ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第11ハウス」は、11番目のハウスだから、11番目の星座、水瓶座的なハウスだね。
そうです、「自由」「変化」「改革」「独自性」を示します、「自由」な人間関係と言う意味で「友人」関係も示します。
水瓶座の人の評価は、さわやか、優しい、とか、人間嫌い、冷たい、とか結構分かれるよね。
そんなの見る人次第ですからね、どんな星座でも分かれますよ。
ちなみに、ワガママな自分を最優先してくれないと「あなたは人間嫌いだ!冷たい!!」って文句を言う人を満足させ続けることは、星座に関係無く不可能ですよ。
なるほど、たしかに。相手を冷たいと思う裏には自分の思い通りにならない不満があるから、どっちが悪いかはケースバイケースなんだ。
星座の影響を考える時は、見る側の星座も考えないと断定しにくいですし、星座は単一で表に出てくるわけではありませんから、水瓶座の成分が強いと、こう見える、と言う視点で水瓶座の説明文は書かれます。
と言うことは、星座の説明文は、多くの人からこう見えやすい、またはこうなった時に困る人が多い、と言うようなイメージ結果論的に書かれるわけです。
なるほどね。
だから、星座を知るためには、結果論と共に「原因」を考えることが大切です。
難しいな。
そうです、観察者である自分の偏りも計算しなくてはいけません。まあ「生命の樹」で星座を勉強するのは、そういった偏りを超えることが簡単だから、と言えます。
そして、そうやって理解した、ものごとの「原因」が判ると「ハウス」は難しくありません、その「原因」的な行動パターンが判るのが「ハウス」ですから。
「第11ハウス」の場合は「自由」「変化」「独自性」「友人」などに関する行動が表れるんだね。
そうです、「第11ハウス」のカスプ(ハウスの最初の度数、入り口)の星座にそれは表れます、そのカスプの星座別の記事はこちらです~☆
今回の記事は、行動である「ハウス」に気持ちである「惑星」が入ったイメージの記事だね。
そうです、では今回は「第11ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第11ハウス
- 第11ハウスと「太陽」
- 第11ハウスと「月」
- 第11ハウスと「水星」
- 第11ハウスと「金星」
- 第11ハウスと「火星」
- 第11ハウスと「木星」
- 第11ハウスと「土星」
- 第11ハウスと「天王星」
- 第11ハウスと「海王星」
- 第11ハウスと「冥王星」
第11ハウス
「第11ハウス」は「水瓶座」「天王星」的なハウスです。
「自由」って言うと、良い感じだけど。
しかし、多くの人は、自分の責任があるからこそ、自分に価値を感じ、求められている、と感じ、自信を持てるのです。
何の責任も無い、やらなくても良い状態で、活き活きとした充実と自信を感じることは難しいですよ。
えー、でも多くの人は「自由」を求めるでしょ。
日常で満足出来るだけの「責任」「任務」をこなしていれば、そこから逃れたいと思うのは自然なことです。逆に言うと日ごろしっかり働いている、と言えますね。
だって会社員の方だったら、「休みたくても休めない」と言うのはとても大変ですが、裏を返せば「いなくては困る」と言うことです。
必要とされている、と言うことか。
居場所がある、と言うことは人が力を出す、と言う意味では力を出しやすい状態ですよ。
「自由」を求めて、フリーになって、誰も何も指示してくれない、ヒマで仕事が無い、お金も入ってこない、となって、仕事のありがたさ、責任のありがたさに気付くと言うのはよくあることです。
この流れで行くと「第11ハウス」が充実してたら「自由」を求めやすい、ってことだよね。
逆に言えば「責任を放棄しやすいハウス」と言えるかもしれません。
じゃあ、良くないの?
水瓶座のイメージを一言で言うと?
頭の回転が良いと思う。
そうですよね、要するに、適切な場所で「改善」に使えば、変化を行いながら、安定することも可能です。
しかし、無計画だと「いい所まで行って捨てる」「いい所まで行って捨てる」のくり返しになる場合もあります。
そうか、じゃあ「第11ハウス」が強目だと気をつけたいね。
自分がどういう時に「自由」を求めやすいか、を知っておくのも良いでしょう。
そして「第11ハウス」は「天王星」、水瓶座の入っているハウスとのつながりが生まれます。
第11ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すよね。
「独自性」「変化」に「自己実現」「充実」を求める、ってことかな。
そうですね、ですから「独自性」「変化」が発揮できないと不満を感じて、あまり考えないで転職などをすると「後の祭り」と言う感じになります。
要するに、自分の考える力、長所などを理解して行動したいね。
そうすればいいんでしょ。
まあ、そういうことですが「第11ハウス」に「太陽」ですから、飽きると「変化」したくなる可能性はあります。上手く行っていて忙しくなるほど「自由」は欲しくなりますからね。
でも、「改善」と言う視点で物ごとを考えるので思考力が身につく人が多いです。
そう言えば「第11ハウス」に「太陽」と言うことは「自由」を求めるから、あまりべたべたした人間関係は望まないのかな。
そうも言えますが、ホロスコープの他の部分で人を求める要素が強ければ、ムラとして出ます。
くっついたら、離れたい、離れたらくっつきたい、などとなって、気まぐれな感じに見えたり、自分にとっては相手のせいに見えたりします。
え、自分が気まぐれなのに?
気まぐれな人の多くは、自分が気まぐれだとは思いません、相手のせいにするものです。
「第11ハウス」に「太陽」が入っているということは「第11ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
第11ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
「自由」や「独自性」を発揮すると安心感があるのかな。
そうです、そして、自信にもなりますね。
まあ、「不安で自信いっぱい」って考えにくいもんね。
でも、変わったことしてないと不安ってこと?
いや、人それぞれですが、自由が無い、拘束されている、と思うと不安になる、という感じですな。
あ、なるほどね。
ポイントは自由が無いと「思う」だけでアウトですから、会社で昇進して責任から逃げるために転職、なんてしてると人生は不安定極まりないですから気をつけたいですね。
そして「第11ハウス」に「月」が入っているので「第11ハウス」は「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
「自由」や「独自性」「変化」「改善」などに関するイメージの情報を集めたり、何かを始めるネットワークを作りたい感じですね。
そう言う情報の発信、と言うのもありますね。
芸術的なことが好きなら、芸術の中で新しいことを始めたい、変わったことをしたい、と言うのもありえます。
芸術で発揮するのは良いね、害が無いよ、頭も使えて楽しいし☆
「第11ハウス」的なイメージの情報を集めるって、どんな感じがあるの?
会社を辞めて独立するための情報を集めたり、なにか新しい商売の方法に興味を持ったり、時代の変化などに興味を持ったりするわけですね。
「第11ハウス」は「改善」のイメージもあるのでムダがキライ、と言う部分もありまして、通勤などがキライで独立する人はネットなどを好む人も多いです。
その意味だと、ムダを減らす知識もありえるね。
そうですね。
まあ、実際は多くの場合、朝早く起きて出勤する、と言うサイクル自体、体に良かったり、通勤が適度な運動になるのでムダじゃないんですけどね。結局ジム通いになったりして。
そうか「ムダ」というものも主観なんだね。
そして「第11ハウス」に「水星」が入っているので「第11ハウス」は「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第11ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示すよね。
そうですね、ある意味で自己の満足とも言えるでしょう。
共有とか、相手との一致とかがあるけど「自由」?
全然、矛盾しませんよ、お互いに拘束しないように、知識や楽しい感覚を共有することは可能です。
ただ、絶対、いつも一緒じゃないといけない、と言うような状況を求められると、楽しくない、と感じてしまう可能性がありますね。
恋人でも友人的な感覚を求める、と言うことか。
それが、相手からは不満なこともありますし、
本人にとって不満なこともあります。
本人も不満なの?
例えば、相手と一緒にいたい蠍座が強いけど「第11ハウス」に「金星」などなら、一緒にいたいけど、自由を求める、だとしたら、自分が一緒にいたい時はそれを主張して、自分が1人でいたい時は、相手をしつこい、と感じるかもしれません。
そんなのどうすれば良いの?
どうもなんないですよ。
こう言うのはどんな恋人同士でもあるでしょ、その意味では、どこまで歩み寄るか、と言うことですが、疲れたときに「急に好きじゃなくなった」とか「あなたは私よりふさわしい人がいる」とか、訳のわからないことを言って終わるんじゃないですかね。
まあ、本人が自分でホロスコープを自覚して、つじつまの合う行動をするしかないですな。
まあ基本的には「第11ハウス」に「金星」なら、自由でオープンな関係の方がラクってことかな。
まあ、その一点で言えばそう言えますね。
そして「第11ハウス」に「金星」が入っているので「第11ハウス」は「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で牡牛座的か、天秤座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第11ハウスと「火星」
「火星」は活力が出てきて、何かをしたいと思う、やる気のポイントだね。
「自由」とか「変化」「独自性」を感じられると活力が出てくる感じかな。
え、そんな時しか活力が出なかったら困るじゃん。
イヤイヤ、友人との意義のある交流とかでもいいですから。「意義のある」は主観ですけどね。
「独自性」だって、新しい製品を買う、とかでも満たせますからね。
あー、誰もまだ持ってないぞ、みたいな。
かえるさんは、新しい電化製品とかを買ってるの見たことない。
新しいものは基本10年待つことにしています。
そんなに待ったら要らなくなっちゃうじゃん。
それは、大いに結構じゃないですか。
水瓶座は、新しいこと、変わったこと、はモノでも良いのか。
ま、ホロスコープ全体の「四要素」の「地」の度合いも関係しますね。物が好きな牡牛座や、役に立つ機能が好きな乙女座などをチェックして下さい。
転職欲求とかの欲求が出る場合、そう言う方向に欲求をずらせれば生きやすくなりますよ。
なるほど。
「第11ハウス」に火星があるので「第11ハウス」は牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントですな。
自分で考えて、試す、と言う工程の中で、自己肯定感を持つんだね。
そうですね、ですから、アイデアを試してみたい、そんな中に「変化」や「新しさ」などを表現していく感じですね。
「木星」は哲学、考え方だから、そう言うところでも良いのかな。
そうですね、学問や芸術的な活動でも良い訳です。
思想や知的、生き方などで、他の人と違うものを求めたりする感じだね。
そして「第11ハウス」に「木星」が入っているので「第11ハウス」は、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「土星」
「土星」は自分にとって大切な「きちんとしたい」ことを示すね。だから出来ないと自信が持てなかったり、劣等感をもったりする。
だから、苦手意識になることもあるね。
「自由」や「変化」、「独自性」を発揮することが、きちんとするってことなの?
山羊座的な「土星」と水瓶座的な「第11ハウス」ですから、簡単じゃないですね。
きっちり結果を出したい気持ちと、「自由」を求める気持ちは対立しやすく、不安定さになる場合もありますね。
でも、個人の権利を大切に思うことや「独自性」を発揮することを、きちんとしている、と感じると言う形もあります。
きっちり形にしたい「土星」と、形になることを望まない「第11ハウス」はバランスが難しいね。
新しいことを生み出すことで結果にすることも可能ですが、簡単とは思えませんから、良く考えて行動したいですね。
そして「第11ハウス」に「土星」が入っているので「第11ハウス」は、社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。「土星」より遠くの星だ。
そして「第11ハウス」は水瓶座の支配星「天王星」との関わりが強いよね。
そうですね、水瓶座的な影響が強くなるでしょう。
アイデアや、改良、改善が必要な場所にいると良いのかな。
そうですね、人々が困っている所など、アイデアが必要な場所は探すと結構あります。
何か、新しい考え方などを好みますから、様々な人から知識を吸収するのも良いでしょう。
「自由」な人間関係もいいね。
逆に言うとべったりは苦手かな。
「第11ハウス」に「天王星」が入っているので「第11ハウス」は強化され、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「海王星」
「海王星」は、癒し、インスピレーション、を意味するね。
そうです、普通「情報」は能動的に集めるものですが、魚座、海王星は、受動的に情報を集め、その集合情報から「インスピレーション」を受けます。
その受動的な作業で、自然に人の情報を集めるので、魚座的な人は何となく人の気持ちが判るんです。
しかし、とても疲れる行為ですので、あまり使わない人もいます。そう言う人の「海王星」は目立っては表面化しません。
魚座の人が、セカセカ働くことが得意じゃない理由の1つだね。
そして、人の心を情報として集めるのですが、その情報は論理的理解を超えた、一体感のある理解状態を生むことで、癒しをもたらします。
深い一体感に近い「共感」です。
ちなみに焦る気持ちが強いと上手く作動しませんので、モヤモヤやイライラになったり、存在自体を知らない状態で人生が進みます。
「第11ハウス」に、その「海王星」があるのか。
「海王星」的、相手との一体感と「第11ハウス」的「自由」?
ですから、相手を引き入れる力と、くっつきすぎると距離をとる力が働きます。
矛盾しちゃうね。
ですが、そのような矛盾は人間には珍しいことではありませんよ。
寂しがり屋でも1人になりたい時はあるものでしょ。自覚してコントロールすることです。
なるほど。
「第11ハウス」に「海王星」が入っているので「第11ハウス」は、想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第11ハウスと「冥王星」
「究極」の惑星「冥王星」だね。蠍座の支配星だから、徹底的、一体化などを求める。
深く突き詰めたものを本物と思うような感じかな。
「第11ハウス」的な「変化」と「冥王星」的な「究極」、新しいものが生み出せそうだけど。
そうなると、力になりますね。
ただ、「変化」と「究極」が目的だから、過激なアイデアになって現実離れしてしまうと、上手く行かないでしょうね。
現実離れか、気を付けたいね。
人間関係では一体化を求める「冥王星」の蠍座のイメージと、水瓶座的な「第11ハウス」のイメージは?
相手と深く突き詰める目的が一致したら、人間関係も深くなり、しかしくっつきすぎれば「独自性」を求める「第11ハウス」は、距離と風通しの良い状態を欲するでしょう。
しかし、距離が開けば、それもまた物足りなかったりするものです。
それが人間と言う感じもするね。
占いは単に結果を予測するのではなく、その葛藤、過程もイメージできてこそ実用的だし役に立つとも言えます。
矛盾する気持ちと折り合いをつけるのも占いの役目とも言えますね。
そして「第11ハウス」に「冥王星」が入っているので「第11ハウス」が、究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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