こんにちは、かえるさんです。今回は「第9ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第9ハウス」は、射手座的なハウスだから、その人の哲学、考え方、生き方、などが表れるね。
哲学、と言っても、アリストテレスやニーチェなどの一般的な学問の哲学に限らないんだね。
そうです、そう言う哲学も含みますが、限定しません。生き方や、考え方、学問、芸術、技術など、広い意味の「哲学」のことです。
その人が自然にそう考える考え方のスタイル、考えることが楽しいこと、などを示すんだね。
そうです。「第9ハウス」のカスプ(ハウスの最初の度数)の星座が大きく影響しさらに「第9ハウス」内の「惑星」の星座によって大きく影響を受けます。
しかし「惑星」が入っていなくてもカスプの星座の影響が行動に強く出ますから、別に影響が小さいことを意味しません。
「惑星」が無くても「ハウス」のカスプはあるんだもんね。
「第9ハウス」のカスプの記事はこちらをごらん下さい~☆
では今回は「第9ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第9ハウス
- 第9ハウスと「太陽」
- 第9ハウスと「月」
- 第9ハウスと「水星」
- 第9ハウスと「金星」
- 第9ハウスと「火星」
- 第9ハウスと「木星」
- 第9ハウスと「土星」
- 第9ハウスと「天王星」
- 第9ハウスと「海王星」
- 第9ハウスと「冥王星」
第9ハウス
「第9ハウス」は、その人の考え方が表れます。生き方などの哲学が示されます。
でも、あなたの生き方は?って聞かれても、ちょっと返事に詰まるよね。
本人が自覚していなくても影響しますよ、例えば「第9ハウス」のカスプが「四要素」の感覚の「地」の星座なら、健康や、衣食住、などを大切に思う人が多いわけです。
例えば、直感の「火」の獅子座なら?
自己表現、自己実現を、大切に思います、人生のテーマとする人もいるでしょう。
例えば、感情の「水」の魚座なら?
心の一体感や癒し、想像の世界、人の気持ち、などを大切に思うでしょう。インスピレーションによる芸術などもありえます。ロマンチックな人、と言うのも含みますね。
「第9ハウス」の説明は、結構判りにくいのが多いんだよね。ただ単に「哲学」「学問」「旅行」「外国」とか言われても意味判らないって。
キーワードを考える時は、そのキーワードが、どういう意味、原因から出来ているかを理解しないと占いに使えません。
「外国」も「旅行」も、行く前に現地を想像して楽しみ、計画を立てて実際に行ってみる、と言うことで経験になり、さまざまな考えが浮かぶ所が「射手座」的ですよね。
「学問」も、結果や物的証拠から仮説を立てるなど、考古学、歴史なども、射手座の人は好きな人が多いですし、数学や科学にはそう言う要素がありますね。
なるほどね、「第9ハウス」は、結構、どうでもいいや、ってあんまり見ないんだけど、大切なんだね。
正直、大切じゃない「ハウス」とか「惑星」なんて無いですよ。
「第9ハウス」は「木星」、射手座の入っているハウスとのつながりが生まれます。
第9ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現と自己実現のポイントだね。
そうですね、自分らしく生きている、と言う充実感につながりやすいので満たされないと辛いと感じる人も多いのです。影響が大きいですね。
と、言うことは、人生の中で、生き方とか考え方が重要な人になるわけだ。
そうです、さらに「第9ハウス」「太陽」があるので「第5ハウス」ともつながりますから、自己実現と、生き方がリンクするので「第5ハウス」のカスプや「惑星」も大きな意味を持ってきます。
でも、生き方にこだわる、って、
まあ、自己実現にこだわるといえば、独立を考える人や、お金より、こう言う仕事で生きたい!とかですよね。
熱い生き方とかか、
まあ「安定」に情熱を燃やす可能性もありますよ。
それも家族にとっては安心感があっていいよね。
「第9ハウス」に「太陽」が入っているので「第9ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
第9ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
自分の生き方、考え方を実現してると、安心感とか自信とつながるってことかな。
そうですね、心の安定感に「月」の星座の要素が必要だ、と言うことです。
それが「第9ハウス」のカスプの星座的な場所、状況で行われやすい。
両方の星座は一致する可能性も高いよね。
そうですね。
そうなると、長所になりやすい?
一緒だろうと、別々だろうと、ハウスに惑星が無かろうと「結果論」です。良いとか悪い、は主観的な評価ですからね。
哲学ばかり立派でも、積み重ねや、ガマン、計画性が無い場合、不満ばかりが大きくなりますし。
反面大きな願望がかなえば、自信になるでしょうね。
それが、安心感になるのか。
「第9ハウス」に「月」が入っているので「第9ハウス」は「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
知的興味やコミュニケーションの「水星」が考え方、哲学の「第9ハウス」にあるのか、大きな力になりそうだね。
それもあります。ギリシャ神話でも「木星」のゼウス、「水星」のヘルメスは仲が良いですからね。そして、知的興味が強く、アレコレ手を出す可能性もあります。
あっちもこっちも少しづつ、ってなる可能性もあるのか。
でも、そうやって知識を広げることで、独自の哲学が発達することもあります。
ただ、言えることは、何かしらの形で「考え方」と言うものに興味を持ちやすいと言えます。
そして「水星」が入っているので「第9ハウス」は「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。「つながり」とは結局、脳内の話ですから、たくさん使ったニューロンはネットワークが豊かに、強くなっていく、そしてさらに意識しやすくなる、と言うことですからね。
第9ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示す、牡牛座、天秤座の支配星です。
「感覚」的な楽しみや、お話、論理的な思考などに「楽しみ」を感じるポイントだね。
哲学や考え方に楽しみを求める、追求したいと思う。
その中から、何か新しい考えを生み出したいと思う、などがありえます。
生み出す?
「金星」には「愛」結合による誕生、と言う意味もありますからね。
牡牛座が体験を共有したがったり、天秤座が、相手と意見を一致させたい、欲求もそういう所から来ているのです。
あー、じゃあ、哲学の一致を求める、考え方の一致を求める、と言うのもありえるね。
そういうのもありますね。
そして「金星」が入っているので「第9ハウス」は「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で牡牛座的か、天秤座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第9ハウスと「火星」
「火星」は活力、元気の惑星です。
じゃあ、自分の生き方、哲学を実行できると元気が出るんだ。
そうですね、「第9ハウス」には、学問、と言う意味もあるので自分の好きなことを勉強することでも元気が出ます。
好きな勉強なんて無いよ~。
好きなスポーツチームのこととかでも良いんですよ。
お!なるほど、学校の勉強じゃなくてもいいのか。
でも、出来ないとイラついたり、無気力になることもあるかな。
それはありえますね。言いかえると、自分の生き方をしっかり見つけることも大切だ、と言うことです。
あ、なるほどね。
「第9ハウス」に「火星」が入っているので「第9ハウス」は「第1ハウス」、牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントですな。
「第9ハウス」に「木星」ですから、考える、と言うことがとても大切に感じます。考えるために考える、と言うイメージですね。
自分の考えを発展させたり、実行することで自己肯定感を持ったり、癒されるんだね。
そうですね、自分で考えて、実行する、試してみる、と言うことも大切になります。
「第9ハウス」に惑星がある人は、自分の理想の生き方とか哲学をしっかり考えたいね。
「第9ハウス」に「木星」が入っているので「第9ハウス」は強化され、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「土星」
「土星」は社会性、公共性、自分の思う大人、あるべき立派な姿を示しますので、上手く使えないと、苦手や劣等感になります。
上手く出来れば、自信になるんだね。
でも、キチンと結果を出したい「土星」と、理想の生き方とかの哲学の「第9ハウス」は矛盾しちゃうこともあるんじゃない?
あるでしょうね。
どうすればいいの?
まあ、なんか落とし所を見つけないといけないでしょうね。
でも、理想通りに生きることが立派なことだ、と考える可能性もあります。
なるほど、思い込みじゃなくてホロスコープが矛盾しないアイデアと言うのを考えるとヒントになるね。
そう言うことですね。仕事に生かしたい、と言う方向もあるでしょう。哲学者や、コラムニストなど「考え」を仕事にすることも可能と言えば可能ですからね。
「第9ハウス」に「土星」が入っているので「第9ハウス」が、社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「天王星」
「天王星」は、改革、変化、自由、独自性だね。
これが生き方になっちゃうと、大変そうだな。
そうですね、でも、別に革命を起こせ、って言ってるわけじゃありませんから。
他の人と違うような独自な生き方、考え方を求めたりするわけですね。
やっぱり大変だな。
じゃあ、普通に生きると、不満だったりするの?
まあ、普通かどうかは本人が決めることですからね。普通だと思うと不満を持ちやすいのはたしかですね。
そして「天王星」が入っているので「第9ハウス」が、自由や変化、独自性、友人(自由な距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「海王星」
「海王星」はインスピレーション、想像の世界、を示すよね。
「海王星」は、想像とインスピレーションの魚座の支配星ですが、昔は魚座の支配星は「木星」でしたからね。
そうか、哲学も想像の世界とも言えるもんね。
魚座と射手座は芸術のイメージでもつながっているよね。
絵画や写真のような、非言語コミュニケーションにはどちらも適性のある星座ですね。正解が無いけど、奥が深い。
「第9ハウス」に「海王星」は、そう言う意味で、芸術的なイメージもわくな。
ロマンチックさもありえますね。文学もイメージできますね。
なるほどね。
「第9ハウス」に「海王星」が入っているので「第9ハウス」が、想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第9ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと「究極」だね。
究極の哲学ってちょっと危ない感じするな。
まあ、何かを追求したい、とかそう言う感じですね。
そうか、そう言うことを考えるのが楽しい、とかそう言う感じか。
楽しいというか、そういうものだ、って感じですかね。そこは人それぞれです。
死後の世界とか、宇宙の誕生とか、世界の破滅とか、未解決事件とか、ちょっと極端なものに興味を持ったり、とかもありますね。
なるほど。
そして「第9ハウス」に「冥王星」が入っているので「第9ハウス」は、究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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