こんにちは、かえるさんです。今回は「第12ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第12ハウス」だから、魚座的なハウスだね。癒しや想像と深い関係があるね。
そうですね、インスピレーションなど、クリエイティブなことが表れるハウスです。
現実と想像がごっちゃになるイメージもあるかな。
それだけ「想像」が重要な要素になる、と言うハウスです。
「惑星」は主に気持ちを表します、そして「ハウス」は主に行動を表します。そのお互いが影響しあうと言う構造です。
ですから「ハウス」のカスプ(「尖点」せんてん:そのハウスの最初の度数、入り口のこと)の星座もとっても影響が大きいです。
「第12ハウス」のカスプの記事はこちらになります~☆
では今回は「第12ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第12ハウス
- 第12ハウスと「太陽」
- 第12ハウスと「月」
- 第12ハウスと「水星」
- 第12ハウスと「金星」
- 第12ハウスと「火星」
- 第12ハウスと「木星」
- 第12ハウスと「土星」
- 第12ハウスと「天王星」
- 第12ハウスと「海王星」
- 第12ハウスと「冥王星」
第12ハウス
「第12ハウス」は、想像と癒しの、魚座的なイメージのハウスです。
本によっては「障害の室」とか書いてあるよ。
まあ、想像と現実がごっちゃになりやすいですから、そう言うことも起こりえますが、良くないことばかりではありません。
どういうことで癒されるか、どういうことに想像力を発揮するか、インスピレーションを得やすい状況のイメージなどを示します。
別に、悪いことは無いよね、「第12ハウス」に惑星が入っていると良くない、とか。
そうです、別にダメとか悪いとか、そう言うことではありません。
普通、勉強は目的に合わせて何かを調べて、それを習得するイメージですが、「第12ハウス」のイメージは、情報を受動的に吸収し、その蓄積からインスピレーションを受けるイメージです。
魚座の人はそう言うイメージで情報を集めるので、人の気持ちや雰囲気を察する力が強いのです。
ただ、魚座的なインスピレーションは、情報の蓄積によって脳のニューロンが成長して、ネットワークが出来てから働きますので、時間がかかったり、急に思考が停止したり飛ぶことがあります。
そのため、論理ですぐに納得させようとしても動けないこともあります。
「第12ハウス」は「海王星」の入っているハウス、魚座のあるハウスとのつながりが生まれます。
第12ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すよね。
そうです、その「太陽」が「第12ハウス」にあるわけですから、想像の世界、イメージすることに、とてもリアリティがあります。
それは大丈夫なの?
そう言う想像力は、芸術的な行為に使ったり、自分の癒しになるようなことに使いたいですね。
体調が悪かったり、あまりにも疲れると、良くないイメージを強く持ったりしやすいのでそう言うことにも気をつけましょう。
魚座には「非言語」と言うキーワードがありますから、「非言語」の出力も行いたいですね。
「非言語」の出力?
例えば、絵や踊り、歌、楽器の演奏、写真や、人の心を癒すこと、などです。
そう言うことを自分の星座のイメージに合ったことをするといいんだ。
「第12ハウス」に「太陽」があるので、そう言うことが自己実現、自己表現、充実につながります。
「第12ハウス」は、イメージと現実が近いので、良くない想像、なども現実感を持つことがありますので、そう言う時は冷静に論理的に考えることが大切です。
特に魚座が強い人は気をつけましょう。魚座的な想像力を建設的にしっかり使うことでイメージの暴走を軽減できます。疲れすぎも良くありません。
目標などを想像で満足してしまう、ということも良く起こります。
「第12ハウス」に「太陽」が入っているということは「第12ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
そのストーリーをイメージするのが難しいんだよな。
第12ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。心の基盤でもあります。
「月」は安心感とかに関係するよね。
「第12ハウス」は、イメージが膨らむ場所ですから、不安や安心も膨らみやすいので、イヤなことがあった時など、不安に流されないように意識しましょう。
どうすれば良いのよ。
「月」の星座や、「第12ハウス」のカスプの星座をチェックして、満たしていくこと、使うことが大切ですね。
疲れすぎも良くないです。
不安がふくらみやすい、と覚えておくことは大切だね。
そして「第12ハウス」に「月」が入っているので「第12ハウス」は「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
そうですね、魚座的なインスピレーションやイマジネーションから情報を得る、または、想像の世界、芸術や詩、スピリチュアルなことなどに興味を持つようなイメージです。
具体的には、「水星」「第12ハウス」のカスプの星座で方向性、内容が決まってくるね。
例えばさ、「水星」「第12ハウス」のカスプの星座が結果重視の山羊座だったら、どんなになるの?
魚座的なことで結果を出そうとする、結果が出たらいいなー、と言う考えを持つ、などですね。
後者が、危ない感じだけども。魚っぽい。
安易な方法を選択すると良くないですね。良く判らないけど、流行ってる投資とか。なんか儲かりそうだからやってみようかな~☆
みたいなことはやめた方が良さそうですね。
投資は勉強しなきゃ、それは占いに関係無く誰でもでしょ。
そりゃそうですな、でも、山羊座は結果を焦る所があるので「第12ハウス」だと特に気をつけたいですね。
「第12ハウス」はちょっとふわっとしてるね。
休息と癒しのハウスですからね。
そして「第12ハウス」に「水星」が入っているので「第12ハウス」は「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そういうことです。
第12ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示すよね。
お、「第12ハウス」っぽいような、ロマンチックな感じ~☆
まあ、そういう感じもありますな。
そうじゃない感じは?
想像で満足してしまう恋愛、というのもあります。
えー!
実際の恋愛は告白したり、アレコレ大変なことも御座いますし、
想像上の恋人は、都合の悪いことは何一つないですからね。
えー!さびしいー。
そして「第12ハウス」に「金星」が入っているので「第12ハウス」に「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「火星」
「火星」は活力の惑星だね。
魚座的な癒しと想像力と「火星」が一致しないな。
「第12ハウス」や「魚座」「海王星」に、「四要素」の直感の「火」は上手に合わせるのが難しいとも言えます。
魚座は最も受動的で、想像のふくらむ星座ですから、そのイメージ、癒しの「第12ハウス」とは、「火星」は方向が違うと言うイメージはありますね。
「火」の星座は、最も能動的だもんね。しかも牡羊座の支配星の「火星」のだから、最も活動的とも言えるし。
とは言え、焦ると合わないイメージですが、人を癒すことに頑張る、なども出来ますからね、ダメってことではないですよ。
なるほど、使い方はあるんだね。
まあ、無自覚だとむずかしいですけどね。
だから、占いで判っていれば「あー、今、疲れてるから焦って悪い想像ばかりしちゃうな」とか自覚できればいいんですよね。
それが難しいんだよな。
脳によぎることなんて、星座のクセが出てるだけで、事実に基づいてない、って判れば、無視出来る様になりますし、なれるほど簡単になります。
まあ「第12ハウス」に「火星」は焦りやすいから、覚えておいて損ないね。
あと、頑張ってないのに頑張った想像ばかりして、結果を欲しがるのも焦りのもとです。
でも「第12ハウス」は、やっぱり使い方が難しいな、障害のハウス、と呼ばれるのも判らないでもない。
どんなハウスも使い方次第で「障害のハウス」になりますよ。
「第12ハウス」に「火星」があるので、「第12ハウス」は「第1ハウス」、牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントだね。
癒し、って言っても魚座の癒しとは違うんでしょ。
そうです、「木星」の癒しは射手座的な、自分に対する自信や、やる気につながる、自己肯定の癒しです。ある意味「安心感」とも言えます。
それが魚座的な「第12ハウス」にある。
何かに挑戦して成功できたら、すごいなー☆、いいなー゜と「思う」と言う感じの「癒し」もありますね。
え、「思う」だけ?何もしないのに?
好きなスポーツ選手が勝ったら、達成感を分かち合ったりするでしょ。
あ、なるほど、そういう誰にでもあるような想像による、つながりなどの要素が強いのか。
アクション映画を見て強くなった気分になったり、
あー、鍛えてないのにね。あるね、いるね、そういう人。
鍛えてないのに強くなった気分、ってどう考えても癒されるでしょ。
たしかに。
もちろん、芸術性として発揮することも出来ますよ。
なるほどね。
現実と想像がごちゃごちゃだから、起こること、っていうのが「第12ハウス」にはあるね。
想像の複雑化とも言えますから、人類特有の感覚とも言えますね。
「第12ハウス」に「木星」が入っているので「第12ハウス」は、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「土星」
「土星」ってちょっと難しいよね。自分にとっての「しっかり」「きちんと」だから、上手く使えれば自信になって、使えなければ気になるし、劣等感になる。
だから、努力して克服しない人には一生ただの「劣等感ポイント」です。
こうなったら、ステキだな、大人だな、と自分で納得できるポイントだ。
で、その「土星」が「第12ハウス」にあるわけですから、
想像や癒しの「第12ハウス」に、しっかりした自分???
え、想像して終わりとか?
そういう人もいますね。でも、それで納得出来れば、それはそれで1つの生き方ですよね。
問題は、がんばらないけど、山羊座的な形ある成功を望む場合です。
焦っちゃうときついなー。
頑張りたい!見返してやりたい!と思うけど、頑張らない、と言うのが辛いパターンですね。
あと、目的に合っていない、作業にいそしむのも悲しいですね。
本人はがんばってるつもりなのか。
方法が間違っていたら、望んだ変化は絶対起こりませんからね。
ま、だからこの世には「運が悪かった」という言葉があるわけですな。
もう、そっとしておくしかないよね。
「第12ハウス」に「土星」が入っているので「第12ハウス」に、社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
でも、インスピレーション、癒し、で結果を出すことは可能だよね。
もちろんそうです。そして、優しくあることが社会で大切だ、と言う形も含みます。
第12ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。「土星」より遠くの星だね。
「天王星」は、変化や自由、独自性などを示します、水瓶座の支配星です。
「独自性」「自由」「変化」の「天王星」が、想像とインスピレーションの「第12ハウス」にあるから、
想像の世界で変化する、独自性を求めるって、アーティストとしてはすごい役立ちそう。
芸術的なイメージは良いですね~☆
芸術と創造性で「天王星」は使いやすい気がするよ。
現代人は、生きるだけではなく自己実現や自己表現欲求が高いので、そもそも芸術は精神安定にも良いですよね。
芸術の問題点は、面白さを判るまで続けられるか、ですよね。基礎知識が無いと全く面白いと思えませんからね。
考えるための基礎知識が必要だもんね。
「第12ハウス」に「天王星」だから、「変化」の兆しに気付く、感じ取る、と言うことも起こりえます。
お、なんか芸術とかジャーナリズム、流行のキャッチとか「新しいもの」をイメージさせるね。
そうですね。
「第12ハウス」に「天王星」が入っているので「第12ハウス」が、自由や変化、独自性、友人(自由な距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「海王星」
「海王星」は、魚座的な癒し、インスピレーション、を示すよね。
「第12ハウス」と「海王星」か、なんか不思議な感じの人かな。
会話中に、全く関係ない話をしたり、急に全く聞いてない状態になったりすることもあります。
魚座だ~☆ 魚座だ~☆
脳の使い方が、非論理、非言語的なんですよね。非説明的でもあります。
でも、疲れている時とかはその方がラクだわ、「アレさー、多分、なんかそんな感じ」みたいな。
疲れてる時は論理には抵抗あるよ。
何となく判って欲しい!
そういう人も少なくないでしょう。
かえるさんみたいに「そのご質問の前提条件は、Aで宜しいでしょうか、Bの場合は返答は変わります」みたいな、めんどくさいこと言っちゃいけないの。
さらに、そのAとBの違いを説明しようとするでしょ。
そういうこともあるかもしれないですね。
「第12ハウス」に「海王星」が入っているので「第12ハウス」は強化され、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第12ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと、「究極」「一番大切なもの」ってイメージだ。
そういう「冥王星」が想像、癒しの「第12ハウス」にある。
気持ちとか想像の世界にこそ、本当に大切なものがある、って感じかな。
芸術や、死生観、宗教、スピリチュアルなどのイメージもありますね。
非日常的な感じかな。
そう言う非日常的なイメージが日常からある、想像と現実の境目が弱い、といった形ですね。
そう言うものにこそ現実味を感じる、と言うケースもあるでしょう。現実味と言う感覚自体薄いとも言えます。
そうか、「第12ハウス」とか魚座が強ければ現実味自体が薄いイメージあるからね。
でも、芸術、宗教、スピリチュアルって、個別には全然印象違うな。
そりゃ、そうですよ、芸術だって、写実的な絵画や、抽象画、もあれば、漫画もファンシーなキャラクターもあるでしょう。
そうか、工業や建築のデザインなどもあるか。
ファッションや音楽だってありますね。
言葉にすると似てるようでも現実にみると印象が全く違うな。
だから、芸術、と一言で言っても、ホロスコープ全体から、適切なものを選ぶと良いでしょう。
なるほど、むずかしいな。
例えば、音楽なら、双子座が強ければ?
流行の音楽、歌などですかね。
山羊座なら?
クラシックや伝統音楽とか、
山羊座と魚座なら、
ショパンとか、
山羊座と蠍座なら、
ベートーベンとか、
牡牛座とか獅子座なら、
自分が演奏したり、踊ったり、歌ったり、
音楽だけでも細かく分かれるね。
昔だったら、今のクラシックが流行の音楽ですよね。
あ、そうか時代でも変わるんだ。外国の音楽か、母国の音楽かでも星座的なカテゴリーは変わるね。
ロックは何座?
それだって、ビートルズとヘビーメタル、デスメタルは違いますよね。
そうか、出てきた時はビートルズもすごい先進的なイメージだったけど、今はクラシックに近いもんな。
ビートルズは超好きだけど、ヘビーメタルはちょっと、っていう人もいるもんね。
コンピューターで作った音楽も以前は先進的な水瓶座のイメージがあったけど、今は普通でしょ。
「第12ハウス」に「冥王星」なら?
ここは個人差がありますが、今の話の流れだと、デスメタルとかベートーベンですかね。どちらも「冥王星」的ですよね。そして、音楽は想像の世界も大いに刺激します。
音楽は想像的な「第12ハウス」にも、影響が大きいって、ことか。
当然、音楽は自己表現として「第5ハウス」的でもありますし、作曲なら、「第7ハウス」天秤座的でもあり、曲のインスピレーションの視点なら「第12ハウス」的でもあります。
占いはリアリティが増すと、すごい複雑化するんだね。
だから面白いともいえますね。
そして「第12ハウス」に「冥王星」が入っているので「第12ハウス」が、究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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