こんにちは、かえるさんです。今回は「第10ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第10ハウス」は、山羊座的、土星的な、公共とか社会での自分のなりたい姿、なるべき姿のイメージが出るね。
そうです、しかも「感覚」的なイメージですから気付いたらそうしている、と言う所もあるので影響が大きいです、そうしないでいられない感がありますね。
「第10ハウス」のカスプ(入り口の最初の度数)は「MC」だもんね、影響が強いよね。
仕事をチェックする時に、とりあえず、みんなが見る重要ポイントだね。
そうですね「MC」だけで考えるのは現実的に問題がありますが、最初に見るべき重要ポイントの1つです。
「仕事」を見る時に最初にどこを見てるの?
ざっと、「太陽」「月」「ドラゴンヘッド」「ドラゴンテール」「ASC」「第2ハウス」「第6ハウス」「第10ハウス」(「MC」含む)を見て、後はその仕事に必要な能力を考えながら、他のハウスや惑星をチェックして行きます。
そして、現実の状況と、ホロスコープのストーリーを考えることで、満足点や不満点が浮き上がってくるので、ホロスコープ全体を見ながら、理解を深める感じです。
最初に、って、ほとんど全部じゃん。
だいたい全部見ますよ、「水星」とか「第3ハウス」のコミュニケーションとかもだいたい重要ですし。
「水星」のコミュニケーションと、「第3ハウス」のコミュニケーションって何が違うの?
まず「水星」は自覚が強いです。自分で、こう言うことに気をつけている、こう言うところが、苦手など自覚しやすいです。
でも「第3ハウス」は、けっこう無自覚な人が多いです。そして実際の態度であるのが普通ですから、知っておくと良いでしょう。
例えば「水星」が、双子座で本人は気を使ってるつもりでも、「第3ハウス」が牡牛座で、本心が丸見えだったり。
おお、なるほど。仕事ってあと、どういうところを考えるの?
この仕事を絶対やりたい!って人なら「太陽」も「第5ハウス」も重要ですし、金さえもらえれば何でもいい、と言う人なら、職種の重要度は下がりますよね、仕事以外に喜びがあるでしょうし。
そうか、芸術的な仕事なら、牡牛座、射手座、獅子座、乙女座、魚座、蠍座とかも大きな意味を持つね。
そうですね、評価を受けると言う意味なら、双子座でつながることも大切ですし、新しいものを生み出したい、と言う意味では、水瓶座も大きな意味を持ちますし、商業的には山羊座も力になりますね。
なんだ、全部じゃん。
そりゃ、そうですよ。だって才能、能力があっても、ゴッホは生きてる間は一枚しか絵画を販売してないじゃないですか。
そっか、才能があっても売る力やお金にする力が重要なのか。
仕事ですからね。総合力を見ませんと。
その、見たら判るデータから、心の葛藤などストーリーを適切にイメージするのが占い師の仕事です、データをチェックするだけならAIでも出来ますからね。
だから占い師のアドバイスは、何故そうなるか、が判っていて言っていますから、「ホロスコープ」の場合、不思議に思ったらどんどん占い師に聞いてみましょう。
ハウスの中の惑星もとっても重要ですが、ハウスのカスプもとても大切です、「第10ハウス」のカスプが何座だと、どんなイメージか、と言う記事はこちらです~☆
では今回は「第10ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第10ハウス
- 第10ハウスと「太陽」
- 第10ハウスと「月」
- 第10ハウスと「水星」
- 第10ハウスと「金星」
- 第10ハウスと「火星」
- 第10ハウスと「木星」
- 第10ハウスと「土星」
- 第10ハウスと「天王星」
- 第10ハウスと「海王星」
- 第10ハウスと「冥王星」
第10ハウス
「第10ハウス」は、社会での自分、を示します、そのため「仕事」のハウス、と言われます。
こうでありたい、と行動する指針が判るね。
「第10ハウス」のカスプが牡羊座だったら?
例えば、自分の力を試したいという考えや、発揮できている、と感じることが大切です。そう言う気持ちが持てないと続けにくいですね。
そこに「木星」が入っていたら?
自分の考えを試してみたい気持ちも大きくなりますから、挑戦したい気持ちが大きいですね、自分で考える、すぐ結果が出る、なんてイメージですね。「木星」ですから「第9ハウス」のカスプも気になります。
そうか、「木星」は、射手座的だから、どういう生き方をしたいか、考え方か、と言うのも重要だね。とっても挑戦したい人だ。
でも、同時に「土星」が入っていて、例えば「牡牛座」だったら、金銭的、物質的に安定したい、豊かになりたい、と思うかもしれません。
お、難しいな。
そのバランスを探すのが大切なことになってきますね。そうなると今現在の自分の年齢、力量、技術などがダイレクトに関わってきますね。
自分がやりたいことがハッキリしたら、足らない能力をどうやって満たすか、と言うのを考える時も、ホロスコープは重要ですね。
どういうことに興味が持てるか、っていうのも重要だね。
でも「木星」と「土星」じゃ、矛盾しちゃうんじゃない?
別に矛盾はしませんよ、「木星」、「牡羊座」の考えて、挑戦したい、自分を試したい、をきっちり現実的に計画して、理解して自分を磨いて、結果を出して「土星」も満たせば良い訳です。
思いつき、勢いでやったことなんて、失敗するのが普通ですからね。
自分の社会でのなりたい姿を「第10ハウス」は示すんだよね。なれないと?
山羊座的なハウスですから、感覚的に、良くない、まずい、と感じます、焦りにつながるので気をつけたいですね。その場合は論理的に考えることが大切です。
要するに「今出来ることのみを考えて、それをやりましょう」と言うことです。
「第10ハウス」は「土星」「山羊座」の入っているハウスとのつながりが生まれます。
第10ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すよね。
そうです、その「太陽」が「第10ハウス」にあるのですから、社会での自分が立派に確立されている、と感じることが充実につながる訳です。
簡単に言えば仕事が充実していたり、成功していることが大切なんだね。
そうですね、生きがいとして仕事で自分の力を発揮している、と感じられないと充実感が得られないでしょう。
仕事が上手くいかないと辛いんだね、でも、そんなの誰でも辛いか。
でも、特に辛いんですよ、すごく不安になる感じです。趣味で満たすのも満足度が高くなりにくいです。
そして、劣等感も抱きやすくなるので、頑張るようになるか、諦めてしまうかで結果は大違いです。
一定以上の評価が欲しいから、頑張るけどプレッシャーもあるのか。
まあ、社会が人生のメインステージとも言えますね。
「第10ハウス」に「太陽」が入っているということは「第10ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
第10ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
仕事や社会性に満足すると安心感が得られる、って感じかな。
そうですね、年齢と年収とか、周囲の人が結婚しているとか、そう言うのが気になるんですよ。
そう言うのが、みんなと一緒だと安心出来るんだ、自分はきちんとやってるぞ、的な。ダメなら不安なわけだ、自信も無くなる。
「第10ハウス」に「月」が入っているので「第10ハウス」は「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
ですから、情報を集めたり、研究したり、コミュニケーションを広げたり、と言う行為が、社会的な平均を知ることや、上に行くための方法とつながりやすいわけです。
情報を通して「第10ハウス」を満たそうとするわけだ。
双子座的な人なら?
すごい人とつながることで情報や技術、ノウハウを得たり、人脈を広げたり、
乙女座的な人なら?
自分で試行錯誤、研究することなどですね。
なるほど、情報を仕事に生かそうとする形だね、いいね。
有効に使えればいいですが、あれもこれもと手を出して失敗する可能性もありますよ。
あ、流行の儲け話とかに気をつけたいね。
そして「第10ハウス」に「水星」が入っているので「第10ハウス」は「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示すよね。「第10ハウス」に楽しみの「金星」があるって仕事が楽しいってこと?
その場合もありますし、楽しくないとイヤだ、と言うこともありますね。
あ、そうか、自分のやりたいことを仕事にしたい気持ちにつながる場合もあるのか。
牡牛座的な共感、天秤座的な議論の一致、と言う出方もありますね。
議論の一致って、自分の意見を押し通すつもりだな。
それもありえますね。
「第10ハウス」に「金星」が入っているので「第10ハウス」は「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「火星」
「火星」は元気の惑星だね。
何かをやってみたい、自分の力を試したい気持ちを持ちやすいかな。
そういうのもありますが「第10ハウス」は山羊座的な、確実に結果を出したい気持ちも発生しますからね。
でも、失敗したらどうしよう、と言う気持ちですね。
無計画な人だと、挑戦して上手くいかないと、もうダメだ、とすぐにやめちゃうイメージもありますね。
「第10ハウス」は山羊座的な、生きるために結果を出したい、と言う感覚がありますから、ムダになるかも、と思うとかえって焦っちゃうんですよね。
焦ると「火星」は弱いよね。落ち着くことが大切だね。
でも「火星」があると、上手く行き出したら力を発揮しそうだね。
「第10ハウス」に「火星」が入っているので「第10ハウス」は「第1ハウス」、牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定に大切な「惑星」だね。自分の考えを試すことで自分を発展させていく射手座的なイメージ。
そうですね、自分で考えて何かをやってみたい、と言うのは自己肯定感のある人しか出来ませんからね。
自分なら出来る!と言う気持ちだね。
その「木星」が「第10ハウス」にあるんだね。
仕事とかで、何かをやってみたい!ってイメージだ。
やってみたいから、やるとは限りませんが、そう言う感じですね。
まあ、独立などもあるでしょうし、会社に所属しても自分で考えて、結果を出すようなやりがいがある仕事が出来ていれば楽しいでしょうね。
じゃあ、自己肯定感が無いと、挑戦せずに結果のためにムリに頑張っている感じになる場合もあるわけだ。
まあ、そのおかげで妙な失敗をしないで済むかもしれないですけどね。
「第10ハウス」に「木星」が入っているので「第10ハウス」は、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「土星」
「土星」は、キチンと結果を出したい、世間様に恥ずかしくないためにはこうしないといけない、と言うような「惑星」だね。
ってことは、全然使ってない人も確実にいる、ってことだ。
でも、山羊座的、土星的な「第10ハウス」に「土星」があるんだから、こうしなきゃ、いけない、今のままじゃいけない、と言うような「感覚」を持ちやすいよね。
そうですね、頑張る方向になる可能性も高いですが、行き過ぎると「楽しい」と言うことに罪悪感を持つ場合もあります。
ストレスを溜めそうだな。
せっかくこんなに頑張ってるのに、この程度、と言う考え方をしやすいですから、キチンと結果を出すことが大切ですね。ま、出ても思うものですけどね。
出せないとなおさら辛いね。
焦りますね、置いていかれていくような感じでしょう。
山羊座的な「第10ハウス」に「土星」があるので、「第10ハウス」が強化されるイメージです。山羊座のあるハウスともつながりが生まれます。
第10ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。「土星」より遠くの星だね。
そうですね「天王星」は「独自性」「変化」「自由」「改革」の惑星です。
仕事とかで「改革」って、ナカナカ難しいんじゃない。
まあ「第10ハウス」は、伝統とか秩序を重視するような所がありますからね。
でも、会社を立て直したりするような、こともありますし、
業務の改革や、常に新しいアイデアが必要な仕事もありますでしょ。
なるほど、自分に合う仕事を選ぶことも大切だね。
とは言え、無自覚だと、「変化と安定」の、その時に無い方を追いかけて混乱することもあるでしょうから意識したいですね。
「第10ハウス」に「天王星」が入っているので「第10ハウス」は自由や変化、独自性、友人(自由な距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「海王星」
「海王星」は、魚座的な癒し、インスピレーション、を示すよね。
仕事にそう言うのを生かすと良いのかな。
そうですね、デザインや芸術性など、人の気持ちを考えたり、繊細さのある仕事は良いですね。
人を癒す、と言う意味では、医療や介護もありますね。そう言うことで結果を出せると喜びがあるでしょう。
「第10ハウス」に「海王星」が入っているので「第10ハウス」は想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第10ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと、蠍座の支配星だね。究極とか真の価値とか、突き詰めたい、もっと!もっと!ってイメージだよね、気持ちの一体化を求めたり、する意味で「支配」と言うキーワードもあるね。
仕事だと、重要人物になりたいイメージかな。
そうですね、支配まで行かなくても頼られたい、と言うのはあるでしょうね。
仕事で、すごい人になったり、すごいことをしたい感じかな。
そうなりますね「究極」の「冥王星」ですからね。
大変じゃん!
そこに立ち向かう自分を好きになれるといいんですけどね。
出来ないと苦しむかな。
焦ってヤケになるのが一番良くないですね。
「第10ハウス」に「冥王星」が入っているので「第10ハウス」は究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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