天気予報
こんにちは、かえるさんです。今回は、人間の考え方のお話です。言いかえれば、ウソかホントかは人によって違う、と言う話をします。ホロスコープ、西洋占星術を考える上で重要な考え方です。
おー!今日は天気予報では、曇りだったのに降ってきちゃったよ!!全然、当たらない、腹立つな!
それは大変でしたね、そんなに降ってきましたか。
いや、パラパラだけどさ。
日本の天気予報だと1ミリ以下は、雨じゃないですよ、ですから、少しなら曇りで間違ってはいないんです。
えーそうなのー?1ミリってどのくらいよ。
あー降ってきちゃったなー、って感じる位でパラパラって感じじゃないです。
でも、実際に降ってるよ。
でも、雨は、県境の形にきっちり降るわけでもないし、どんなちょっとの雨粒でも、雨って言い始めたら、キリが無いですよ。細かいこと言えば空気中に水分があれば雨って言い出したら常に雨じゃないですか。
じゃあ、東京は雨、と言う予報の時に、東京の東半分で大雨で、西半分は、一滴も降らず曇りだったら、その予報は当たりですか?
えー、難しいな。正直言うと、東半分に住んでたら当たった、と思うし、西半分に住んでたらはずれたと思うわ。
そういうものですよね、だとしたら、予報士の側に立って考えてくださいよ、全員が満足する予報なんて、技術と関係なく不可能ですよ。
まーそう言われてみればそうだな。
例えば、スマホやパソコンで、その日の行動を地図に時間と位置を一緒に入力して雨の確率を予測する形になれば、別かもしれませんが、テレビで不特定多数に向けたものでは不可能なんですよね。
どっちにしたって、ゲリラ豪雨は30分前までは判らないので、今の技術では無理ですよ。
それ以上に重要なのは、雨がパラパラ降ってきた時、傘を差す人と、差さない人がいますよね。
同じ降雨量でも、個人によって感想は違うってことか。
もうひとつ言うと、天気予報は、絶対はずれない方法があります。
最初から、それでいこうよ!!どうするの?
天気予報の降水確率は、あくまでも過去のデータに当てはめて求めた降水確率ですから、過去のデータはこちらです、って形にすれば、明日はどうとかこうとか言わなきゃはずれません。
あくまでも、明日の空の状態なら、過去データで言えば80%降った、とかそういうことか。
そう考えれば、5回に1回は降らないってことか。80%なんて、降るに決まっているだろ、って思ってた。
しかも、空の状態を予測して、以前の情報に照らして、って言っても、本当に完全に同じなわけ無いじゃないですか。あくまで予測ですからね。
そう考えると、結構当たってんのかなぁ。すごいのかな。
でも、はずれないことより、役に立つことを大切にしているから、朝は、ぱらっと降るかも、とか、昼3時前には洗濯物はしまった方がいいとか言うんですよね。
なんか、天気予報ってすごいね、頑張っているんだね。
そうです、農作物とか、漁とかを仕事にしている人たちにとっては、本当に大切な情報だから出来るだけ正確に、役立つように、って頑張っているんですね。
ちなみに、アメリカや、イギリスだと1ミリよりもっと少量でも、雨となります、日本では1ミリ以下を雨としてしまうと、多くの日が、雨になってしまいますので、皆さんのお出かけなどを促す意味で、1ミリ以上にしているんですね。
そうか、雨予報だと予定をやめちゃうもんね。経済的な意味もあるのか。
あと、雨のマークも、曇りに小さい雨マークが付いていたら、どういう天気だと思うか、などは人によって印象が違います。
小さい雨マーク、って時間が短いのか、雨の量が少ないのか、考え方が分かれるね。
予報士の哲学を毎回説明してたら、時間が足りないですしね。相手の立場に立つってこういうことでしょう。
戦車
戦車?なんの話?タロットカード?
いや、今回は、言葉の受け取り方の話ですから、普通に装甲兵器の戦車です。
ある、辞書を見ていたら、【戦車】装甲、武装した車体に無限軌道(キャタピラー)をつけた攻撃用の兵器、タンク、とありました。
合っているでしょ。
そう思う人もいるでしょう、でも、これだと「自走砲」も入ってしまいます。現代戦車の特徴である、回転砲塔について述べられていません。
えー、そうなの?そんなの、みんな知らないよ。
でも、自走砲は砲兵部隊で運営されますし別の兵器です。最初見たときに辞書なのに、こんなウソを平気で書いて!!ってビックリしました。
ビックリすんなって。気付かないから。
そうでしょ、人によって違うんですよね、考えようによっては、自走砲はマニアックな区分だと考えれば、一般の方が見る辞書なら、これでいいのかもしれません。
たしかに、自分の中での価値によって、ホントかウソかは変わっちゃう部分もあるね。
全員違う、自分だけの国語辞典でしゃべっている。
こうやって考えると、みんな同じ言葉をしゃべっていても、意味が違うことは、不思議でもなんでもないんです。
例えば「愛」、例えば「多分」、例えば「大切」、人によっても、時によっても言葉の意味は変わります、さらに相手によっても変わります。
そうだねー恋愛とかは、難しいよねー、ちょっと待って、なんて本当にちょっと待って欲しいだけでも、相手が振られた、と思ったらそれで終わりだもんな。
多分、も怪しい言葉だよな、便利だけどさ。
そういうときに自分の感性で判断するより、状況とホロスコープで相手の考え方から考えた方が適切な意味をつかみやすいですよ。
早く付き合いたい!って思って焦っちゃうと、安心のためにかえって全部を壊しちゃうこともあるよね。
その場合、自分の性格を知っていれば相手がハッキリしない、じゃ無くて自分も焦っている、って考えられれば、行動を抑制しやすいですね。
あの時、ああ言ったんだから、もう好きじゃないんだ!なんて意地張って損したことあるよなぁ。
そういうこだわりの強さも、西洋占星術、ホロスコープでわかりますね。
自分を知るって、大切だねぇ。
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