こんにちは、かえるさんです、今回は「タロットで占ってみよう!スプレッド編」と言うお話です。
「スプレッド(展開法)」は要するにタロットカードをどうやって並べて占うか、っていう方法のことだね。
そうです、占う目的や実力などに合わせて「スプレッド」を選びましょう。
枚数が少ない方が初心者向けとは限らないよね。
そうですね、一枚引きは「質問」と「カードの内容」が一瞬で結びつく程度の実力は必要です。
例えば、何かを聞いて「月」のカードが出たら「海王星的」なレベルの問題のイメージや「12ハウス的な」状況などをイメージして、「魚座的」な癒しのイメージや、想像の世界、何かを癒しにしてやる気や元気を生成していく過程、人々とのつながりによる個の要素の減少、それらのイメージによる視点、問題点の角度から、質問を見つめなおします。
ちょっと何言っているか判らないけど。
一枚引きは一般の方には全くお勧めできません。カードのキーワードをとりあえず当てはめて「?」となるようなレベルでは全く無意味で何年やっても上手になるわけありません、かえって、たまに当たっている気分になるだけで嬉しくなるような程度になってしまって、実力は頭打ちになります。占いとは呼べません。
とにかく、難しいからやめておけ、ってことだね。
もちろん熟練したプロの方は大丈夫です、しっかりした占いが出来ます。
では今回は「タロットで占ってみよう!スプレッド編」というお話です。
スプレッドを考える
かえるさんは「生命の樹スプレッド」が好きなんでしょ。
そうですね、ほぼ万能なスプレッドですからね。特に「気持ち」を調べるのに有益なスプレッドですが、占いの生徒さんには、ホロスコープを読む時などに判らないことも聞けるよ、と教えています。
え、どんなこと?
この「5ハウス」の「海王星」の意味、それが何をもたらしているか?とかそういうことです。
そんなの読めるの?
読めます、まあ、多少の慣れは必要です。
「生命の樹スプレッド」は最初は難しいよね。
まあ、そうですね、最初「生命の樹」の「パス」の意味と配置を理解して、使用します、そして占うほどタロットカードの理解が深まります。
ご興味のある方はどうぞ☆彡
もう少し簡単なのは無いの?
簡単かつプロでも使っているのが「ケルト十字」ですね。
結局10枚使うのか。
では今回は3枚の「スリースプレッド」をご紹介します。
スリースプレッド
その名の通り3枚で占います。
「過去」「現在」「未来」で占うんだね。何だか簡単そう。
ところがそう簡単でもありません、情報が少ないので限定が難しい中で占うのでよく考える必要があります。
状況や質問をよく吟味し、3枚のカードを単にバラバラに読むのではなく有機的にストーリーとしてしっかりつなげます。
どんな感じ?
例えばAさんのBさんに対する気持ち、を見たとします。
過去「戦車」、現在「ワンドのナイト(ウェイト版ではワンドの王)」、未来「ワンドの王女(ウェイト版ではワンドのペイジ)」だったとします、「トートタロット」なので正逆無しです。
ほう。
「過去」は「戦車」ですから、強い仲間意識、使命や自分の「月」に向かう様な大きな推進力があります。だからこそ、覚悟がいる中にも進みだしたら止まらないイメージへの葛藤も含むでしょう。
葛藤も含むの?
やはり次のカードが「火」のカードの中でも「火」が特に強い「ワンドのナイト(ワンドのキング)」ですから、蠍座から射手座に移行するイメージを持っていますしね。「戦車」から、思いっきり燃え上がるイメージからも「戦車」の「ヘブライレター」「(ケス)柵」を越えようとしているイメージです。
あ、なるほどね。「柵」を越えるための勢いでもあるんだ。
「未来」が「ワンドのプリンセス(ワンドのペイジ)」ですから、今までの行動の結果として、「直感で動きたい」イメージがわいてきます、しかし、それは不安定なもので確定的ではありません。
しかも、「ワンドのナイト(ワンドのキング)」の次が「ワンドのプリンセス(ワンドのペイジ)」ですから、何かを確定させたいイメージです、「エース」ではないので無意識にまで浸透していません。
そして「棍棒の騎士(棍棒の王)」で「やりたいことに進もう」として何かをしてみた結果、「プリンセス(ペイジ)」になった、という取り方をすれば、パワーダウンとも受け取れます、それは日本語にすれば「迷い」などを意味する可能性があります。
しかし、「過去」が「戦車」だったので、使命的な重要性もある中で、と考えれば、繰り返し悩んでいる可能性もあります。
この状態を、自覚としては、今いる状態から抜け出たいけど、今いる仲間も大切で迷っている、などという自覚も想像できますね。
あ、無意識的本質と自覚は分けて読み取っていくんだ。
そうですね、イエス、ノーで分けられるほど簡単に出来てないですからね。
まあ、前提条件が判りませんし、文章量の問題でこんな感じにしますが、どちらにしても「3枚引き」は精密な占いにはあまり向きません、簡単なことを問うのが良いでしょう。
ホロスコープなども使って情報を補えると良いですね。相手の考えの仕組みやセリフを引き出すにはやはり「生命の樹スプレッド」が適しています。
ただ、逆に簡単なことを問うなら向いているスプレッドとも言えます。
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