こんにちは、かえるさんです。今回は「彗星・小惑星遷移天体 キロン(キーロン/ケイロン)」です。
今回も「キロン」のお話だね。
小惑星「キロン」は「土星」と「天王星」をつなぐイメージなんだよね。
そうです、そして「キロン」は乙女座的な完璧を求めることで、苦しんだり葛藤することで自己の能力、考え方を発掘します、もちろん出来ない人もいるでしょう。
その経験、体験は「木星」「射手座」を成長、覚醒させます。その力を使って「土星」を「天王星」につなぎます。
複雑だ。
そうですね、しかし、ホロスコープをしっかり読む時にはこの考え方をするとむしろ「木星」「土星」「天王星」が読みやすくなります。
今回はその「キロン」を成長させる要素についてお話します。
前回はケイロンのお父さんの「土星と対応したクロノス」だったけど、今回はケイロンを育てた神、ケイロンに育てられた英雄の話だね。
そうです、今回は「キロンのお話」です☆彡
太陽神アポロンと月の女神アルテミス
「太陽神」と「月の女神」に育てられたのか、なんか凄そうじゃん。
タロットをやっている人は「太陽」と「月」と聞いただけで射手座を思い出す人も多いでしょう。
「生命の樹」か、タロットでは「技(節制)」だね。
アポロンからは音楽、医術、予言を学びました。
「太陽的」で「射手座的」だな。医術も入っているから「キロン」には「癒し」のイメージもあるよね。
そうですね、「射手座」は技術も内包していますし、その意味で音楽、予言も入っています。どちらも「癒し」の要素もありますね。
音楽は判るけど予言も?
まあ、占い、という言い方も出来ます。
なるほど、カウンセリング的な。
そして「太陽的」ですから、目標のイメージもありますね。
なるほど、社会的に受け入れてもらうイメージの目標ね、「太陽的」だね。
じゃあ、月の女神アルテミスは?
自分が狙ったものを獲得する力、自信、そこに向かうための修行、成長、などのイメージを狩人のアルテミスで表現しています、その力があってこそ「太陽的目標」を目指せます。
そうか、ケイロンは最後、射手座になるからこういう流れになるんだね。こういう細かい所も神話のイメージは役に立つんだね。
そういうことです。
ケイロンの弟子たち
ケイロンの弟子はヘラクレスが有名だよね。
そうですね、ヘラクレスはライオンの毛皮を着ていますし、獅子座の長所や短所を良く表したキャラクターと言えます。
じゃあ、小惑星「キロン」要するにケイロンは獅子座、太陽的なイメージを育てるのかな。
育てる、即ち、育てた方も成長しますよね。
「太陽」「獅子座」を育てることで「キロン」も成長していくんだね。
でも、そのヘラクレスの誤って放った毒矢によって、ケイロンは死んじゃうんでしょ。
毒矢ということは、ケイロンが求めるものによって苦しみ葛藤したことを意味します、そして成長したヘラクレスに射られた毒矢によって死んだ、要するに生まれ変わった、ということです。
「太陽」「獅子座」を育てていくことでケイロン、要するに「キロン」が成長するわけだ。
その力を使って「土星」と「天王星」をつなぐわけです。
なるほど。
そしてケイロンの弟子には医術の達人アスクレピオスもいます。アスクレピオスの杖はWHO(世界保険機構)のマークになっています。
癒す、直す、力を育てるのか。
双子座と対応するカストールの武術の先生でもあります。
カストールとポルックスの人間の方のカストールなんだね。
トロイ戦争で有名なアキレスも指導しています。
人間ばっかりなんだね。
アスクレピオスは後に神になりましたが、「人間」というのは身体がある、ということが大切です、あえて言えば、実行、「ハウス」のようなイメージもあるでしょう。
神は「惑星」のイメージか。
ギリシャ神話のような多神教の場合そうなりますね。
育成したヘラクレスに毒矢で射られて、苦しんだ挙句に不老不死をゼウスに頼んでプロメテウスに譲ります、そしてゼウスはケイロンを空の星座にします、それが射手座です。
要するに「キロン」で考えて、実行することで「キロン」が成長し、射手座が成長するイメージです。
それが「木星」「土星」「天王星」などに影響していくんだね。
そして、この話が「土星」と対応したクロノスから始まって「天王星」で終わる、という所からも「社会に対する義務」のお話であると同時に「社会を通じて成長する」お話でもあります。
じゃあ、次回はその「天王星」「水瓶座」と対応したプロメテウスの話だね。
そうですね。
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