こんにちは、かえるさんです。今回は「彗星・小惑星遷移天体 キロン(キーロン/ケイロン)」です。
今回は「キロン」の話だけど、プロメテウスの話なんだね。
そうです、「キロン」は「土星」と「天王星」をつなぐ小惑星ですから「天王星」と対応するプロメテウスのことを考えないといけません。
でも、ケイロンとプロメテウスってそんなに絡みないじゃん。
ケイロンが不老不死をゼウスの力によってプロメテウスに渡した、ということは非常に重要な意味を持ちます。
不老不死は神性です、死なないということは生きていないということですから、精神性を意味します。
そうか、精神性の流れ、それは考え方、成長の順番、仕組みでもあるのか。
そうです。
ケイロン「(語源がギリシャ語で手:水星的、乙女座)ケイロンは射手座的なので、その土台となる双子座と乙女座の乙女座性を強調した意味の乙女座的」によって育成、経験を積んでいきます。
そしてヘラクレスに毒矢を射られるのは、獅子座的な自己表現的目標に向かうことで、さらに成長し「生まれ変わる」という意味でゼウスによって不老不死を失って亡くなります。そしてケイロンは星座になります。
それが「木星」であるゼウスによって行われるんだね。
そうです、そしてケイロンは射手座になります。射手座が革新的に成長する意味になります。
哲学的成長が達成されたイメージだね。
そして、その不老不死、即ち、精神性、技術、知識は、ケイロンの意志をつなぎつつ「天王星」「水瓶座」「11ハウス」に託されるのです。
要するにプロメテウスだね☆彡
そうです、では今回は「キロンのお話」です☆彡
巨神族、先に考える者プロメテウス
先に考える?プロメテウスって巨神族だったっけ?
ティタノマキアの時に巨神が負けることを予測し、すぐにゼウスたちに味方したのです。そのためティタノマキアが終わった後もタルタロスに閉じ込められなかったのです。
へー。タルタロスに閉じ込められた、ってことは神じゃなくなって肉体を持った、ってことかな。
そうです、ですから「先に考える者」であるプロメテウスは神であり続けました。
相変わらず「概念」だったんだね。
プロメテウスは、まだ見えない理想を目指す神ですからね。
プロメテウスと言えば人間の味方だよね、ゼウスが取り上げた「火」を人類のために「火」を盗んで人類の渡したせいでゼウスに捕まっちゃったんだよね。
それを助けたのがヘラクレスです。
ヘラクレスは獅子座「太陽的」だよね。挑戦して成長することで、まだ見ぬ理想を実現する、ってことかな。「天王星」「水瓶座」を達成するにはヘラクレスの力が役に立った、っていうか必要だった、ってことか。
そうです、獅子座と言えばプライドですよ!!
自信と誇りか、なるほど。
でもさー「木星的」なゼウスは何でこんなにプロメテウスと仲が悪いの?
ゼウスと奥さんのヘラは仲が悪いように見えません?
めっちゃ仲悪い夫婦だよね。
実はそういう設定ではありません、ものすごく仲が良いのです。ただケンカの話が話として良く扱われるのです。
実は仲が悪い、ぶつかり合う、というのは融合には必要な過程です。神話の場合はそういう葛藤のようなものを表現しています。
融合か、それじゃあ、ゼウスとプロメテウスもそうなの?
「木星」と「天王星」ですからね、ただ「木星」は射手座的な最適な状況を生むための手法を算出します、要するに、現状維持や予防的措置も含みます、いわゆる気分なども含んだ「考え方」です。しかし「天王星」はひたすら最善のアップグレードをもたらし続けようとします。
射手座と水瓶座って似てると思うけど、結構違うんだね。
射手座は「四要素」で直感の「火」ですし「三区分」では「柔軟宮」ですし、水瓶座は「四要素」で論理、言語の「風」ですし「三区分」では「不動宮」です。
そうか、射手座は直感的だし、柔軟だけど、水瓶座は論理的に正しい、と思うことはしないといけない頑固さがあるんだ。
一人の人間の中ではその折衷案が採用されますよね。
そうか、神々の争いはあくまでも一人の人間の中の葛藤なんだよね。
あくまでも、ではありません、そういう要素もある、ということです。地方の伝説なども内包することもありますからね。
ゼウスが人類から「火」を奪ったことは争いに使わせないため、と言えます。
そう聞くと良いことだよね。
でも「火」はとても便利で、調理や暖を取ることにも使えます。
そう聞くと大切だよね。やっぱり無いと困る。
そうか、便利だから「火」を使わないといけない、と思うプロメテウスと「火」は便利でも危ない、って思うゼウスの違いは大きいね。
ゼウスは「今の人類じゃダメだな」って考えたわけです。
まあ、実際に人類は「火」を使って戦争を始めちゃったもんね。ゼウスが正しいかも。
でも、冬には暖かくしたいでしょ。
そりゃ、そうだ。要するに単なる善悪問題じゃないんだ。
だから、争うことで決定していくわけですね。
ですから、プロメテウスが「火」を人類に与えたことでゼウスはプロメテウスを罰しました、しかし、勇気とプライドであるヘラクレスがプロメテウスを助け、その後ゼウスとプロメテウスは仲直りしています。
そうか、後悔もあるけど、メリットもあったから。
そうです、そういう意味でケイロンが成長し生まれ変わり射手座を強化することで、土星的任務を果たし「常識を学び」その力をまだ見ぬ理想に生かすのが天王星でありプロメテウスなのです。
だから、ゼウスが良く考えてプロメテウスを制御しないと後悔につながるのか。
その為に我々も社会の中でしっかり学ぶことが必要なのです。
そういう神話の話を知った上でホロスコープの「キロン」を考えるんだね。
そうです、ホロスコープは部分だけ見てもあまり意味は無いですからね。全体をしっかりつなげる技術がホロスコープを読む、ということです。
※そして「土星」と「天王星」は重なってもいます。
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