こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナ」「塔」です。
「塔」は「火星」のカードだね。
そうです、このカードは「14 技」「15 悪魔」「16 塔」「17 星」の流れの中の激変を表現する重要なカードです。
ある意味大アルカナのストーリーはこのカードに向かっていると言っても過言ではありません。
「塔」は怖いイメージもあるけど重要なんだね。
そうです、「14 技」で自分の能力を生かす、要するに「水星」を「太陽」に加えます。
お料理みたく?
そうです、「水星」を目標である「太陽」に向けていくことで「水星」や「木星」が成長していきます。そして同時に自分のやりたいことと、求められることのバランスをとっていきます。
「太陽」は目標だよね。
そうです、要するに「自己設定した達成すれば社会的に認められそうな目標」が人生における「太陽」のイメージです、獅子座的な他者に素晴らしいと思われたい、という自己承認欲求でもあります。
そして、自分がやりたいこと、を承認欲求を満たす形で設定するのが「太陽」です。
そこに「太陽」のある星座が影響するのか。
そうです、そして「15 悪魔」では、その能力を使って社会の中で一歩でも上を目指します。
対応する山羊座はすごく頑張る星座だよね。
ただ、プレッシャーが大きくかえって身動きが取れないこともあります、しかしそれさえも乗り越えることで頂上に達します。
それでどうなるの?
それは即ち「塔」が完成する、と言うことです。
では、今回は「大アルカナ」のお話です☆彡
「16 塔」
「塔」は「16」「ヘブライレター」は「口(ペー)」の「火星」のカードです。
ペー(口)
「口」?
災いのもとでしょ。
なるほど。
そして自分の「既成概念」を作りあげるものでもあります。
「口」で?
そうです、人は自分の発言を元に物事を判断しがちです。それによって、自分には無理だ、やめておけばよかった、損をした、などと、思い通りにならなかったことを酷評することで「自分は間違いを犯した」と反省し、自分の可能性の芽を摘んでしまいます。
でも反省は必要でしょ?
もちろん必要です、しかし、何かに挑戦して失敗したならそこから学ぶことが反省であって、自分には力がない、と決めつけることには意味が無い、というより害でしかありません。
じゃあ、「口」が起こす災いをどう克服すればいいの?
それが「15 悪魔」の努力、向上心、と言えるのですが、簡単ではありません、しかし、その道に活路があります。ひたすら上を目指して登っていくと、新しい閃きが訪れます、それが「16 塔」なのです。
ちょっと不吉なイメージもあるけど。
それは主観的な感想でしょうが「既成概念が壊れる」それが「16 塔」のイメージです。
「16 塔」
エリファス・レヴィの「ヘブライレター」の対応では「塔」は「アイン(目)」です。
アイン(目)
そういえば「ウェイト版」の「塔」も、落ちる人が「アイン(目)」のポーズだったね。「アイン(目)」は「悪魔」じゃん、って思ってたけど、こういうことか。
そうですね。こっちの「ヘブライレター」の配置が先ですからね。
エリファス・レヴィはこのカードを Downfall of Satan's Temple と記しています。
悪魔の寺院の崩壊、ってことかな。
そうです、そのためにも「15 悪魔」で寺院を築くことです。
そこから新しい自分が生まれるんだね。
そういうことです。「火星」はここに導いてくれるのです、ですから、良いも悪いもありません。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「タロット 大アルカナ」「火星」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆