かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

大アルカナのお話 Tarot Greater Arcana story

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f:id:KAERUSAN:20210105140252g:plain こんにちは、かえるさんです。今回は「大アルカナのお話」です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140230g:plain タロットの「大アルカナ」だね。トートタロットだと「アテュ(鍵)」って言うね。心が根っこから変化するようなイメージのカード。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140208g:plain どんなお話なの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 「大アルカナ」のつながりのイメージのお話です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain つながっているの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140136g:plain つながっています、つながっていることでよりイメージが鮮明化されるのです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain そうなの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140139g:plain 例えば「怒り」「執着」「優しさ」など単語で言ってしまえば簡単ですが、どんな「怒り」なのか、どんな「執着」なのか、どんな「優しさ」なのか、が判らないと、占いには使えません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain 当たったり、外れたり、という感じになってしまうのか。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140136g:plain そうです、話の前後が判らないとイメージをつかめないのです、逆に言うと前後が判らない場合、簡単に判った気になってはいけません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain なるほど、めんどくさいじゃん。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain では、今回は「大アルカナのお話」です☆彡

 

 

「大アルカナ」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140230g:plain タロットと言えば「大アルカナ」だよね、イラストも印象的でインパクトが強い。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 「大アルカナ」はどういうカードなの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain 「冥王星的、無意識からの心の変化」を示しています。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain 「冥王星的」ってどういうこと?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain 人の一番奥の思い込みの「無意識」です。「大アルカナ」は、そこに影響があるんです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 何で一番奥って判るの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain ホロスコープを分析したときに「冥王星」を源流と考えると他の「惑星」をきちんと説明できるからです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain へー。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140206g:plain じゃあ、「大アルカナ」はタロットで自分の気持ちを占った時に出ても判らないの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140300g:plain 全く判らない時もありますし、バッチリ判る時もあります。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140206g:plain よく本とかに「大アルカナ」は重要って書いているけど重要なんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain その占いにおいては無意識の変化、受ける影響を示すので着目すべきポイントですが、占ったこと自体が意義の薄いことであれば重要という言葉が当てはまるかどうかは判りません。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain なるほど。まあ「重要」は主観だしね。

 

「魔術師のアレフ」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain タロットカードの「大アルカナ」には「ヘブライ文字」が対応しているよね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain でも「魔術師」って「アレフ(牛)」だったっけ?「アレフ(牛)」は「愚者」じゃないの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain そうですね、一般的に「魔術師」は「水星」のカードで「ベス(家)」です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain どういうことなの?「魔術師のアレフ」って?

 

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アレフ(牛)

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain 「魔術師」はウェイト版ではこんな感じのイメージです。

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 本物の絵は使えないのね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140249g:plain そこは仕方ないんです。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain で、このウェイト版の「魔術師」は「アレフ」の文字を示しています。

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain あ、ポーズがね、なるほど、なんとなくね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 何でそんなことになっているの?

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain タロットの「ヘブライレター」には様々な説があります、現在ではほぼ「黄金の夜明け団」の作った配列か「アレイスター・クロウリー」が「トートタロット」で採用した配列が一般的です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「魔術師」に「アレフ(牛)」が対応した配列は19世紀の魔術師エリファス・レヴィが、タロットにヘブライレターを対応させたものが有名です。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain エリファス・レヴィの書いた「高等魔術の教理と祭儀」に掲載されており、当時タロットカードの解説書として人気がありました。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain へー、タロットにはいろいろな影響が詰まっているんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain そうですね、結局、タロットやホロスコープは人間の本質を形式化したものですから、様々な解釈、価値観があって当然です、しかし、それを理解したうえで、より精密に、より正確に、という姿勢で言語化することで占いの有効性が向上することは間違いないでしょう。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain うのみにせず、「正しい」かもしれないし「間違っている」かもしれない、という視点も重要なんだね。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain そういう視点で研究することで自分の視野も広がり、占いの深い理解にもつながることでしょう。

 

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