こんにちは、かえるさんです、今回は大アルカナ 戦争 神の家「塔」と言うお話です。
今回は「塔」だね。「塔」は「火星」と対応したカードだね。
でも「塔」は出ると嫌な気分になる人も多いよね。
「塔」が悪いカード、というのは非常に考えが浅いと言えます。人生は苦労からたくさんのことを学ぶのが普通です、大変なことがすべて悪い、避けたい、ということは全く成長したくない、ということになってしまいます。
でも嫌なんだもん。
「タロット」が何故「ホロスコープ」と対応している、と言えるのかと言えば、「タロット」が現実の人間の気持ち、心を正確に表現している証拠です。
「良い」「悪い」は、単なる主観的な感想ですから、占いにはあまり合わない価値観です、タロットやホロスコープはそういうことを表現しているのではありません。占い師は、その情報を理解することで、その人にとってどう感じるか、その人が何を求めているかに合わせてアドバイスするのです。
悪いカードがあるわけじゃないんだね。
悪いカードや悪い星座があるわけではありません。
じゃあ、「塔」と「火星」は「悪い」わけじゃないんだね。
もちろんしっかりした役目があるのです。
では今回は大アルカナ 戦争 神の家「塔」というお話です。
塔
「塔」が悪いカードじゃなければどんなカードなの?
積み上げたものを失うカードです。
ダメじゃん。
積み上げること、それは様々な学びと教訓を得ます、精神的な強さなども得られるでしょう、しかし、それだけでは「新しい自分」に「生まれ変わること」は出来ません。
「積み上げる」のは、本当は何のためなの?
「塔」は「火星」の働きのあるカードです。「火星」は自分の「ホロスコープ」の実現に向かいます、要するに「本当にやりたいこと」ではないことをしていると強い不満を感じます。
でも、みんながやりたいことをしているわけでも「ホロスコープ」に向かっているわけじゃないよね。
そうです、そういうものを積み上げることで「能力」は上がります、しかし、いつかは「ホロスコープ」に向かいたいのです、ですから、「能力」を獲得したら「火星」「塔」が「それを続けられない」様にしてくれます。
要するに積み上げたものが崩れ去るのか。
そうならなければ、大きな不満を抱えたまま生きることになります。能力が高まれば高まるほど、その状態を耐えるのは難しくなります。逆に言うと自分の能力が伸びない仕事をしていたりすると、突然「塔」「火星」の力が暴発することもあります。
それが「悪い」カードのイメージか。
そうです、自分の直感に向かってしっかり学び、成長していれば暴発という形にはなりにくいです。
なるほど。じゃあ暴発的な感じが「逆位置」なのね。
いや「生まれ変わらない」のが「逆位置」的です。カード全体をしっかり良く見て考えましょう。「火星」は直進しますからぶつかり合いや「戦争」に発展することもあるのです。
「塔」は「神の家」のカード
「神の家」は「塔」の別名でもあります、「戦争」という呼び方もあります。
砕けちゃうのに「神の家」なの?
積み上げていくことで、「自分の本質」のようなものが内部に凝縮していくようなイメージです。
それは「山羊座」「悪魔」なんじゃない?
そうです、しっかり結果を出す、そこに向かって「成長」していくことで「自分が欲しい」と思っていたものは実は欲しいものじゃなかった、と気付くことが「悪魔」の目的と言って良いでしょう。
そうなったら、本当にやりたいことをやれるんだね。
そこまで高く登れればそうです。
だから「悪魔」は上を目指し続けるのか、「悪魔」は「塔」を登っていたんだね。
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