こんにちは、かえるさんです。今回は「四要素」の「水」をタロットの「杯」を通して考えるお話です。
タロットの数字の特徴考えることで「四要素」の特徴をつかむんだね。
「水」の星座は、蟹座、蠍座、魚座だね。
正直、あんまり似て無い気もするけれど。
根にあるものは似ているのですが、表現が違うと言うことですね。
そういうことも意識してお話します。
タロット大アルカナ「吊られた男」
「水」のタロットと言えば「吊られた男」だよね。
なんで吊られてんねん?って思うんだけど。
苦難や罰を現します。
罰を受けてるんなら悪いことをしたってこと?
そういう自業自得も意味しますし、勝手に受けている場合もあります。
勝手に?
自分の考え方で、こうしてはいけない、こうやって償いをしなくてはいけない、等と自分で自分を縛ってしまうような考え方を意味します。
こうしなければいけない、と言う「思い込み」「思い通りにならない時のガマンのしかたというルール」等も意味します。この考え方は「水」的です。
それって、勝手に苦しんでいる、ってこと?
実は、その意味もあります。逆さまだからモノの見え方がそもそも、おかしい場合もあります、現実には「事実」があって「気持ち」が成立しますが、「感情」の世界ではそれが逆ですからね。その意味を知るため、修正するための「苦難」も意味します。
例えば、どんなこと?
人間に対する執着です。
なるほど。
「杯」のカード
「杯」(カップ)の「1」は「杯」の「2」~「10」までの全ての源です、種子の状態なので、まだ判る形になっていません、「2」~「10」までを理解してから、その元になるもの、と理解してください。
「杯」の「2」は「愛」、蟹座のカードです。「2」はある意味で「杯」の一番最初のカードですから「水」の「目的」のようなものを意味します。
目的が「愛」ってステキだね。
そうですね、そうも言えますし、満足のために他者が関わっていると言うのはカンタンではありませんよ。
そういう言い方も出来るのか。自分が頑張ってもダメかもしれないのか。
いわゆる、お金持ちになっただけでは幸せになれない人、です。まあ、極度の貧乏は不幸ですけどね。
その代わり、お金持ちにならなくても幸せになれる人でもあります。人とのつながり方が人生の重要なテーマと言えます。
なるほど「愛」って何なのかね。
こうだ!と言えば、そうではない!と言う人が必ずいるでしょうから、あまり深い議論をしても意味が無いのですが、自分にとって嬉しいもの、と言うことでしょうね。時にはプレゼント、時には気使い、時には存在に、同じ人でも時によっても変わりますよね。
「杯」の「3」は「豊富」、蟹座のカードです。
「3」のカードだから、「2」を形にしようとしているんだね。それが「豊富」。
心が満たされる意味で、望ましい人間関係の構築のことと言えます、「恋人」「伴侶」「家族」「仲間」などですね。
たしかに「愛」が形になっているね。
「杯」の「4」は「贅沢」、蟹座のカードです。
さらに際限なく求めることによる、破綻への引き金、も意味します。
「贅沢」の成れの果てはそんなもんか。自分で制することが重要だね。
人生のトラブルの多くは自ら招くものですよ。でも「豊富」以上を味わう為には必要なものとも言えます。
「杯」の「5」は「失望」、蠍座のカードです。
「失望」か「失望」にも色々あるね。
期待が大きすぎることによる「失望」です。
蠍座はよく頑張って相手の気持ちを手に入れようとするね。
その意味では期待が大きくなりやすいですね、その様な意味をこのカードは持っています。
「杯」の「6」は「喜び」、蠍座のカードです。
急に喜ばしいタイトルだけど。
そもそも「失望」の何がいけなかったかと言うと、バランスを欠いていたわけですよ。期待のしすぎ、でも、そのおかげで頑張るので力を付けることも忘れてはいけませんが。
「6」は理想を表すんだよね。ってことは「水」は感情的なバランスをとることが理想とも言えるのかな。
そう言えますね、感情的な喜びが一番大きいですし。そのためにはバランスが必要ですからね。求めすぎても、すねて諦めてもいけません。
「杯」の「7」は「堕落」、蠍座のカードです。
バランスを取って安定したことで、再びそれ以上を求める意味での「堕落」と言う意味もあります。妄想的な意味もあるのですが、それだけに美しいものを求める気持ちが強まっている、とも言えます。
「杯」の「8」は「怠惰」、魚座のカードです。
また無気力な感じだね。
情報過多などにより生まれる無気力です。好奇心を失う、などと言う意味を持ちます。
「杯」の「9」は「幸福」、魚座のカードです。
考えすぎない、と言うことも取り入れてバランスをとった状態です。無意識に任せるようなイメージです。
たしかに、感情的なことって考えすぎても良くないよね。
そういう意味では「幸福」とは日常のことなのかもしれないですね。
「杯」の「10」は「飽食」、魚座のカードです。
「幸福」にはつきものの飽きです、感情という視点ならなおさらですね。
そうだね、満足とがっかりの繰り返しだね。
つながり方の問題ですからね。でも、飽食はガッカリではなく飽きですからね、でも幸せの充満した状態、と言う意味もあります。
考えすぎも良くないなら考えすぎなきゃいいのか。
でも、考える時間があっても、考えない、と言うのはカンタンじゃありませんよ。
なるほどね。
事実かは判りませんが「生まれつきの悲観主義者はいても、生まれつきの楽観主義者はいない、楽観主義は精神的訓練により勝ち得るものだ」と言う言葉もあります。
なるほどね。
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