こんにちは、かえるさんです。今回は「柔軟宮」と対応した、タロットのスモールカードの「８」のお話です。
タロットカードのスモールカードと言うことは「四要素」ごとに一枚ずつあるから４枚あるんだね。
そうです、そして「柔軟宮」の星座は、射手座、魚座、双子座、乙女座です。
なんかマイルドな印象の星座だな。まあ、柔軟ってくらいだからね。
今回は「柔軟宮」をみていきます。カテゴリー「星占い」の各星座の記事でもタロットのスモールカードを取り上げていますので是非あわせてごらん下さい。（カテゴリーリストはスマホでは画面下のほうになります）
生命の樹の位置を確認
生命の樹では、柔軟宮のタロットのスモールカードは「８」「９」「１０」にあたります。
カンタンに言うと高い位置の「１」が自覚できない本能だとしたら、一番下の「１０」は現実と言えます。
そうかんがえると「柔軟宮」は、かなり現実に近いと言えるね。
良く言えば、現実に近づくことで、状況に対応していく柔軟性が増す、とも言えますし、悪く言えば、現実に近づくことで当初の目的は失われているとも言えます。
そうか、最初は状況に関わらず、自分の方針があったけど、現実には状況や過去が積み重なって思い通りには行かない部分もあるものね。
だから「柔軟宮」の星座の人なんとなくはマイルドな感じなのかな。
そうですね、状況を考える、という現実性が強いと言えますね。
いいかえると「不動宮」は真ん中だからバランスが取れているから、目標に向かいやすいとも言えるね。
逆にどっちつかずだから、自分で決めた目標にこだわるとも言えます。
なるほど。
で、今回は「８」のカードだから、生命の樹の「８」のセフィラ（複数形はセフィロト）、だから、「ホド」「栄光」、惑星は「水星」が対応しているから「双子座」的「乙女座」的な影響を受けるんだね。
情報、好奇心、コミュニケーションが「水星」のキーワードです。
では、タロットカードをみていきましょう。
４枚の「８」
「四要素」の「火」はタロットでは棍棒です、棍棒の「８」は「迅速」です。射手座のカードです。
速さ！まさに「火」のカードらしいよね！
「水星」的に判りやすい例で説明すると、例えば「情報」の高速化です。
電気信号や、のろしなんかだね、技術的な意味での高速化。
そうです、そこで重要なのは「火」の当初の目的、素早い結果、成果が失われ、技術のみ、速さ、と言う部分だけがここで取り上げられていることが注目点です。
それは、現実による妥協なの？それとも現実だからこそ生まれる発明なの？
当初の目的を持っていたからこそ「速さ」に対する価値を強く感じることが出来るわけです、だからこそ、有効性に気付ける。そこから「素早い情報伝達」が生まれたのなら、その価値は当初の目的を超えているとも、言えますよね。そして当初の目的は忘れているとも言えます。
派生だから劣っている、とか優れているとは言えないのか。
そして通常それらは別のものに見えるわけです。
この、当初の目的の部分利用的な所は射手座らしさと言えます。
一番判りやすいのは、闘争本能が相手を倒す、と言うことを目的としている場合に、要するに勝ち負けがあればいい、と言う考えによって「スポーツ」のようなルールのある勝負が生まれます。
たしかに、オリンピックとかは国の技術競争の側面が強いけど、戦争に比べれば絶対いいよね。たのしいよ。
そうですよね。
「四要素」の「水」はタロットでは杯です、杯の「８」は「怠惰」です。魚座のカードです。
「怠惰」ですか…。何回聞いても「怠惰」ってねぇ。
「８」のセフィラ（複数形はセフィロト）は「栄光」と言う名前もあります、そして「情報」と言う言語化された過去と重ねて考えれば、感情である「水」は「怠惰」と言う名前にふさわしい、と言えます。過去に思いを馳せる、と言うような意味も持ちます。
そうか、過去のデータを生かす、と言うより、感情的に使えば、浸る、馳せる、になるのか。
そう言えば「火」の所でも、過去のデータを生かして、生まれるもの、と言う要素があったな。
じゃあ、役に立たないの？
過去の感情を持たない人間がいるでしょうか？人の心に共通する価値があれば、職業にも反映しますね、芸術や音楽は人の生活に欠かせないものでは無いでしょうか。
芸術か、確かに。
そして過去を讃える、と言う気持ちは人の努力の大きなモチベーションとなっている部分もあるでしょう。
人に対する優しさもあるか。ただ、目に見える何かを作っているか、と言う視点では「怠惰」という名前になるのか。
そして、誰の目から見ても「怠惰」と言う状況を作る可能性も大きいことも忘れてはいけません。
例えば？
努力や確認が足りず望んだ結果を得られない、などです。
単なる「怠惰」か。
「四要素」の「風」はタロットでは剣です、剣の「８」は「妨害」です。双子座のカードです。
「８」は「水星」でしょ、関連の強い「双子座」だったら、もっといい名前になりそうだよね。
過剰な状態と言えますよね、情報が過剰、ビンカンになりすぎている。
あー、何かをしたい時、イロイロ調べていくと、やっぱりやめよう、とかなるよね。
情報と言うものは常に、前向きにも後ろ向きにも影響しますからね。
「四要素」の「地」はタロットでは円盤（金貨）です、円盤（金貨）の「８」は「慎重」です。乙女座のカードです。
「慎重」乙女座らしいよね。とにかくキチンと考える。
そうですね、ある意味で「慎重」であること、良く考えること、事前調査自体が目的な部分もあります。
それは、ある意味で「性格」とも言えますね。
現実には慎重さは大切だよね。どんな素晴しいアイデアも、ひとつのうっかりで全てがダメになることもあるからね。
そうですね、そして「慎重」すぎて、そのこと自体が手遅れの原因になることもありますね。
確かに、確実な正しい方法と言うものは存在しないんだよね。
そうですね、その場その場で正しいと思う方法を実行するしかないんですよね。
後悔したくないからねー。
不確定要素についての哲学をしっかり持つことですね、容易に結果に左右されない価値観、哲学を磨くのはひとつの方法ですね。
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