こんにちは、かえるさんです、今回は「キロン」という「小惑星」のお話です。
今回は「蠍座1~10度」に「キロン」があるお話だね。
「キロン」は「癒し」「心の傷」などと言われるけど「射手座的」「木星的」な「思考能力」「判断力」の強化に向かうイメージを示してるよね。
「キロン」は最後に死んで「射手座」になるんだよね。
そうです、ギリシャ神話の「ケイロン」は多くのギリシャ神話の英雄を育てた師匠です。それは即ち「射手座」「木星」の働きが、行動力とさらに大きな目標に突き進む原動力になるからです。
そして、「キロン」は英雄「ヘラクレス」の矢に当たったことが原因で死ぬことになります。それは、自分の育てた「獅子座(ヘラクレスのイメージ)」で「生まれ変わる」ことを意味します。
それは「射手座」「木星」を使って目標を目指し、高めていくことで成長出来ることを言っているのです。
その方向性が「キロン」が何座なのかで判るんだね。
そういうことです、その「目標を目指す」イメージが「癒し」であり、上手く行かない時には、それが「心の傷」というものの原因になることを意味します。
なるほど。
では今回は「蠍座1~10度」に「キロン」があるイメージのお話です。
ケイローンのお話
「キロン」は「ケイローン」「ケイロン」「カイロン」とも呼ばれるね。
そうです。
じゃあ、「ケイロン」の弟子を考えることで「木星」や「射手座」の意味を更に考えることが出来るね。今までも有名な英雄の話をたくさんしたけど、もっと他にいないの?
有名さで言えば「トロイ戦争」の「アキレス」ですね。叙事詩「イリアス」の主人公です。
「トロイ戦争」で無敵の強さを誇った「アキレス」だね。そんな英雄も「ケイロン」の弟子なんだね。
でも、「アキレス」と言えば「アキレスの踵(かかと)」だよね、無敵の英雄の唯一の弱点のことだね。
そうですね、「アキレス」は母テテュスが「アキレス」を不死にしようとして、生まれた時に「冥府の河ステュクス」の水に浸しましたが、その時に踵を握っていたため踵に水が付かなかったのでそこが弱点になったとも言われています。
うっかりさんだなー。
要するに「弱点」を克服することを「死」「生まれ変わり」と言っているのです。逆に言うと「弱点が無い」ということは「無反省」さや「向上心の無さ」でもあります。
なるほど。
「アキレス」は踵を「太陽」である「アポロン(一説にはパリス)」に射られて絶命します、それは即ち「生まれ変わった」ことを意味します。
蠍座1~10度
「蠍座1~10度」ってどんな感じ?
「天秤座」が終わって「とにかく自分を知って欲しい、相手を知りたい」という感じです。「突き詰めて生まれ変わる」そんな感じのいかにも「蠍座」的なイメージです。
タロットカードでは「失望」って名前だよね。
それは上手く行く行かない、というレベルでなく自分が「生まれ変わる」ための欲求に従っている、大きな希望、目標に向かう事、そのことで「生まれ変わる」ためなので、簡単に達成出来ることをしても意味が無いのです。
結果じゃないんだ!
そうです、「蠍座1~10度」に「キロン」がある人は恐れず挑戦することで「新しい自分」を見つけることで「射手座」「木星」が高度に進化するのです。
まあ、生まれ変わる、ってくらいだもんね。
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