こんにちは、かえるさんです、今回は「たろっとの起源 タロットカードの歴史」と言うお話です。
タロットカードって古いよね?いつからあるの?
古い、という言葉は比較物が無いと何とも言えませんが、イタリアで1400年代には、家計簿。経理的な書類などにタロットを意味するものが記されています。
そして、1450年ごろのイタリアでカード遊びが流行っていると思われる資料が残っています。
なるほど、イタリアが発祥なんだね。
物理的にはそうなります。
物理的って、物理的しかないでしょ?
精神的な意味、知識的な意味もあります、タロットの場合、象徴でものごとを表現しますから、そういった文化の面もありますし、プレイングカード(トランプ)などのカードも、その前身という理解も出来ます。
あ、なるほど、結構、簡単じゃないんだ。
この頃にあった「トリオンフィ」と呼ばれるカードが後にタロットになって行きましたが、このころの「トリオンフィ」には切り札はもっと少なかったようです。
へー。そうか、タロットは、いつからあるの?って言うと、タロットの定義の話になっちゃうのか。
そういうことです、では今回は「タロットカードの歴史」のお話です。
タロットカードの起源
じゃあ、どう考えればいいの?
そうですね、タロットの始め、というものはそういうふわっとしたものだ、ということです。ですから、「大アルカナ」の「女教皇」「法王」「戦車」のような象徴の意味も元をたどればどこに求めて良いのか、という話なんですね。
例えば「戦車」は?
「戦車」って言えば、もうインドですね、インドの神話はとにかく「戦車」だらけですから。そう言いだしたらもう紀元前の話ですよ。
「戦車」だらけなんだ。もう訳わかんないじゃん。
そうです、要するに「タロットの起源」は、ものすごく専門的な話題なのです。こう考えるとタロットエジプト起源説なんかも受容範囲なのです。
もう、神話なんかも一緒になっちゃうね。
というわけで、とりあえず、今のタロット的なモノ、となるとやっぱり15世紀イタリアとなるわけです。
1470年「ルド・クム・アリスの説教」という本の中で現在と同じトランプ(大アルカナ)と同じリストが出ているそうです。
最初のタロットカードって言うのは判らないんだね。
実際遊びに使われていたカードは、非常に安物でしたし、印刷のシートで残っているものは多少ありますが、ほとんどありません。有名な名家の特別仕様のものが残っているという感じです。
それが「ヴィスコンティスフォルツァ」とかの有名なデッキなんだね。
そういうことです。同様に「ライダー・ウェイト版」のモチーフとなったとされる「ソラブスカ」や「グランゴヌール(エステンシータロット)」なども、同様の時期のもので、今現在も販売され占いに使うことが出来ます。
じゃあ、まあ、だいたいその頃かな。
プレイングカード(トランプ)
タロットの元は、プレイングカード、日本で言う「トランプ」ってのは、とりあえずそれでいいの?
そうですね、トランプには4つのスート(スペードやクラブなどのマークのこと)がありますから、タロットと完全に一致しますし、数札は枚数も同じですよね。
スートには「クラブ、棍棒」は「春」、「ダイヤ、円盤:金貨」は「夏」、「ハート、杯」は「秋」、「ソード、剣」は「冬」というイメージもしっかり共通しています。
「剣」って、冬なの?
理想に向かうイメージは、今の厳しさをイメージさせますから。
なるほど、水瓶座っぽいな。
そして、「赤」が「昼」で、「黒」が「夜」です。
赤は「ハートとダイヤ」、黒は「クラブとソード」かな。
そうです、「杯と円盤」は生まれ変わるためのイメージで、「棍棒と剣」は結果に向かっているのです。錬金術的対応です。
へー。
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