「四要素」星座を考え方で４つに分ける 占いえほん

　こんにちは、にわとりさんです。今回は星座を考え方で分ける「四要素」のお話です。考え方のバランスをチェックするのに便利です～☆

　十二星座を「火」「水」「風」「地」に分けて考えます。「ホロスコープ」で自分が持っていないグループがあったら、そのグループのことを勉強しておくのが宜しいでしょう。

　持って「いない」のが重要なの？

　その通りです。もちろん持っているのもチェックしたいですが、持っていないグループのことを学んで、こういう考え方の人もいるのか、と知っておくと、人の考えを理解する助けになります。

　人は自分が判らないと「変だ」「おかしい」と考えるからね。

　今回は「四要素」のお話です。

直感の「火」

　「火」は直感のグループだね。牡羊座、獅子座、射手座のグループ。

　直感のグループですから、スピード、その時の気持ちを重視します。

　直感、要するに論理的に考えるより、閃きで判断するので、経験を積むと素晴しいです。

　そうなの？

　最初は単に速く解決したい、と言うような感じになります。それにより思い付きを行動に移すことで経験を積み「直感」が磨かれます。

　直感って言うと閃きのイメージだけど。

　そうですね、しかし、経験を積んでいない閃きは、単なる思い付きです、数々の経験に基づいた直感こそ、閃きと言うのにふさわしいでしょう。

　直感は、非論理的な思考過程ですから、結果が出ないと格好つきませんしねぇ。考えが無い、と言う評価になります。

　牡羊座は、とにかくスピードを求めます。物ごとが上手く行っていると、元気と活力がわきますが、上手く行かなくなると不満をためやすいので怒りっぽい人も多いです。

　要するに怒るヒマがあったら解決方法を考えればいいんだ。

　行動力、と言う美点がありますが、すなわち慌て者になりやすいわけです。慌て者と言う評価は「結果」が伴わない時の評価ですから、

　キチンと考えて行動して結果を出せば、行動力のある人、になるわけだ。

　獅子座は、自分の直感を信じることでカリスマ性、輝きを放つ星座です。

　逆に信じることが出来ないと？

　卑屈になったり、妬みっぽくなりやすいです。怒りっぽいのも良くない状態です。

　プライドが高いのもそうなりやすい原因ですから、実力を付けてプライドを満たして自信を持って生きられるようにすることがとても大切です。

　要するに自意識が強いんだ。

　そうですね。　

　射手座は、哲学の星座、考えるのが好きです。謎を考えたり、計画を考えるのが好きなので、恋愛やスポーツ観戦、賭け事、などを好む人も多いですが、学問に使えると、人間としての深みが出ます。

　哲学って言うと？

　智を愛する、と言う意味が哲学の元の意味ですから、自然科学、歴史、宇宙、芸術、音楽、踊り、言語、外国、旅行など、数え上げればキリがありません。

　どれも始めるのに敷居が高いな。

　射手座は考える続けるので、キリが無いものがいいんです。そう言う「考える」ことがないと、何となく心配事に悩まされるようになる人が多いです。

　なんで？

　考えるネタが他にないからです。起こってもないことで悩むとキリが無いでしょ。そうなると怒りっぽくなる人も少なくありません。

　さっきから「火」はみんな怒ってるじゃないの。

　相手より上である、と言うことを求める気持ちが強いので、自信が無い人ほど安易に上であることを示そうとして怒りっぽくなります。

　なるほどね。

感情の「水」

　「水」は感情のグループだね。

　自分の中で価値観が決まっていて、状況によって考え方があまり変わらないのが特徴です。

　状況によって変わらないって？

　簡単に言えば好き嫌いで決めるってことですね。

　そして「水」と言うだけあって、入れ物の形に合わせる柔軟さもあります。

　あー、イヤでもガマン出来るような。

　とは言え、好き嫌いがとっても大切な価値観なので、いったん嫌いになると、何があっても許さないような所があります。

　「水」だから「氷」のようになってしまう時もあるね。

　洪水や津波のように、損得無しで復讐に燃えるようなこともあります。

　でも、損得じゃなく好き嫌いで考えるから、仲間になると心強いね。

　そうとも言えますね。

　蟹座は、仲間との一体感によって安心を得たい、と言う星座です。

　親切な人が多いイメージだ。

　そうですね、その代わり、逆に心配事が無く、一体感が必要ない状況だと、逆に変なことで怒ったりする人になったりします。不安に基づいた怒りなので、けっこうめんどくさいです。

　要するに必要なくても一体感を求めるのです。

　蠍座は、心の一体化が目的です。

　「感」じゃないんだ「化」なんだ。

　でも、相手も人間ですから「一体化」は達成されないので、ほどほどが宜しいでしょう。勉学や何かの道を究める「知識との一体化」がオススメです。

　恋愛で求める人も多いよね。

　恋愛は勉強の必要が無いからそうなりますね。でも、恋愛など人間相手では完全な一体化は達成されにくいですよ。

　人の感謝を集める、と言う感じ以上は求めない方が宜しいでしょう。自意識が獅子座並みに強いので、やはり実力をつけないと苦しみ続けることになります。

　魚座は、ハッキリ言って、穴の空いたタイヤみたいなもので、ムキになって頑張るなどは大変苦手です。

　それ言っちゃっていいの？

　魚座は達成しなくちゃいけないことが無い、と言うある意味強力な星座です。

　それはすごいよね。

　自分と他人の違いが最もあやふやな星座です。ただ心が傷ついた人をほっておけない所があります。

　優しいイメージだね。

　最も具体的な論理に弱い星座なので、自分の考えや理論の弱点を補う、などが苦手なので自己主張が弱いのが、好かれやすい理由でもあります。

　そう言われると複雑だな。

　ただ、自分と他人がごっちゃなので、勝ちも負けも無いと言う意味では開き直れば一番生きやすいとも言えます。

　諦めが最強。ってことか。

論理・言葉の「風」

　論理、言語って当たり前じゃないの？

　その当たり前が出来れば有利で、出来なければ不利ですよね。

　まず「風」は言葉で考える、と言うのが特徴です。

　それこそ当たり前じゃない？

　言葉自体のイメージで意味を決めてしまったり、言葉を積み重ねて複雑な情報を処理する能力が低い人も多いのです。

　単語のイメージだけで意味を決めてしまう、と言うのは、文法に則って文章を理解出来ない、と言うことでして、実は現代のAIと同じ欠点を抱えていると言えます。

　AIに人の気持ちは判らない、などと言いますが、実はAIと似たような判断方法だと言うことです。

　AIは文法が弱いんだ。

　今のAIはまだ助詞が、どこにかかっているか判らないんです。

　もちろん「風」が強くても学習が必要なのですが、その学習においても「風」が強い方が学習効率が良いのです。

　論理が判ると、実際問題、何に有利なの？

　状況を言語化出来るので、状況の認識、伝達に優れます、要するに問題解決力が高い、と言えます。

　ですから、いわゆる「人間らしい判断力」を発揮できると言えます。

　論理の方がコンピューターが真似しやすいと思ったけど。

　論理は、情報を分割して管理するので、いくらでも重ねることも出来るし、細かく分割して問題点を発見することも出来ますからね。文法のような複雑なルールはむしろ高度すぎてコンピューターに教え方が判らないんです。

　じゃあ「論理」の「風」が最強じゃん！

　所が、論理の弱い人の気持ちが判らないため、突き詰めるとコミュニケーションが上手くいかないことがあります。

　その意味で、双子座は、つながることが目的で、場の空気をそのまま維持しようとするので、つながりと言う意味では優秀ですが、何かを成し遂げる意味ではあまり力になりません。

　持続力も弱めか。

　「風」は持続力自体は備えていません。双子座だけじゃないです。

　双子座は論理が弱い相手にも、そこを突くことはあまりしないので、人付き合いの面では良いでしょう。

　天秤座はある意味最も「風」らしい星座と言えます、言語と論理の星座と言えます。

　問題解決力は高いですが、同じ「言葉」でも意味が人それぞれ違うことがよく判らないので、そこを乗り越えないと協力することが難しいでしょう。

　言葉を論理的に説明する力があるので、議論に圧倒的な強さがあります、ただ、相手を納得させるのと言い負かすことを混同しているとそれ以上進めません。

　水瓶座は？

　人より、改善すべき事柄に注目します。改善点を探し、改善法を考えるのが最も水瓶座的な行為です。

　いいじゃん！

　でも、世の中は、問題が無い限り「変化」を望みませんので、かえってその点が人との争点になると上手く行かなくなります。

感覚の「地」

　「地」は感覚なんだね。「感覚」って具体的には？

　考え、と言うより「感じたこと」「感じること」が価値観の中心なんです。

　特徴は、自分の気持ちより先に「現実」があるんで、考えは「現実」に対するアプローチになりやすいです。

　牡牛座は？センスの良い人、素直な人のイメージかな。

　とにかく、自分が身体に感じる「感覚」が大切です。その瞬間に生きていると言えます。

　美味しい、涼しい、気持ちいい、欲しい、などそういう純粋な感覚が大切な人です。

　先々の心配なんかはしないの？

　お金が無くなりそう、とか「貧しくなる」ことには、すごくビンカンです。逆にそれ以外のことはあまり深く考えません。

　考えることが得意じゃないので、１回心配し始めると大きな苦しみを感じ過剰に反応することもあります。

　安定した生活を維持することが大切なんだね。

　安定すればその安定を大切に出来ますから、その意味で安定感は高いと言えます。不必要な冒険は望みません。

　乙女座は？

　完璧な作業を望みます。そのために対象をよく観察します。そのため「集中力」と「分析力」が発達します。

　自分の気持ちとは関係なく、客観的に対象をひたすら観察します、こういう所が「地」らしいんです。

　あくまでも現実の対象を観察しているんだね。例えば「水」なら好きな人はすごく美人に見えたり心理的な影響が大きいよね。

　そうです、現実から受ける「感覚」を大切にしています。

　ガンコな人も多いよね。

　納得しないと意見や手段を変えたくないからですね、ただ、どうでも良いことは簡単に譲ったりします。

　山羊座は？

　とにかく「結果」です！「結果」と言う「現実」のために計画し実行します。

　なにしろ「結果」ですから、自分の望む方法などは気にしません、とにかく最短距離を行く方法を探り実行します。

　確かに頑張る感じだよね。ひたすら、って感じ。

　「達成」が嬉しいと言うより「達成」出来ないことが辛いので、思った速度で目標を達成できないと心が折れてしまう人もいます。

　あくまでも「生存のために優位を築く」と言うスタンスなので、楽しみや喜びを求めていないので、それだけに「達成」出来ないのは悲しいのです。

　モチベーションが違うんだね。

「四要素」バランス

　自分の「ホロスコープ」には星座がいっぱいあるから「四要素」も「火」「水」「風」「地」があるね。

　そのバランスでキャラクターが判りますよ。４つともあるのがバランスが良い、と言えるでしょう。

　無い場合は、自覚しておくことが大切だね。

　そう言えます、人の話を聞く時も、ただ、正しい、正しくない、では無く『「水」が強い人はこう考えるのか』など、と言う姿勢を持つと柔軟な考え方を手に入れられるでしょう。

　そういう相手の意見を尊重する姿勢が無いと話し合いは上手く行きませんからね。

　そして、自分の強い部分を理解しておけば、自分の話がそもそも何を目標にしているかが判ります、話が合わない相手とは目的自体が違うので、そこを理解して話さないと相手を納得させることは難しいでしょう。

　確かに「感情」タイプと、「論理」タイプじゃ目標が違うから話が平行線になって単なるののしりあいになってしまう可能性があるね。

　そう言うことです。

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