「星占い」と「西洋占星術」
こんにちは、今回は星座の「支配星」についてお話します。ホロスコープ、西洋占星術を使う為に役に立つお話です。ぜひお楽しみください。
星占いは、太陽の星座ひとつで占いを楽しむものだよね。
いわゆる、星占い、星座占いですね。当たってるとか、当たってないとか、そういうのを楽しむ血液型占いみたいなものですね。
詳しくホロスコープが読めなくても、星占いの星座は、その人の全てを示していないことを知るだけでも、星座をデータとして使いやすくなります。
西洋占星術は、その人のたくさんの星座をチェックして、その人の傾向を分析して、長所や短所を具体的に自覚したりする占いだよね。
そうですね、ホロスコープを使って、自分や身近な人を分析して、自分の人生の問題を解決したり、目標を達成する為の計画を作ったり、人生をデザインする為のツールです。
星占いは、惑星をひとつだけ「太陽」の星座だけを見る。「太陽」は、こうなったら嬉しいな、が判る惑星だから、その星座らしく出来れば充実しやすい。だから、そこに向かって生きるから、ある程度人間性がわかる。
*西洋占星術では、太陽、月、冥王星も「惑星」と言います。
そうですね、で、西洋占星術では、普通10の惑星の星座を調べます。それだけじゃなく、室(ハウス)や、惑星同士の位置、も観ますし、星座も細かいこと言えば、ひとつの星座につき30種類あります。
でも、最初は10惑星の星座をみるだけでも、今までの占いとは精度が全く違いますし、かなり実用性が上がります。自分は、いて座と、やぎ座が強いんだなー、あとおひつじ座があるわーみたいな感じで十分です。
とりあえず10の「惑星」と、12の「星座」か「おー、オレこの星座もあるわ」「この星座は一個も無いや」なんて感じで観ればいいのか。
そうですね。最初から技術的に一気に学んでも使いこなせないで、判らなくなるだけです。正直プロでも当たらない、と言われる人はこのタイプです。ハッキリ言うと星座の理解が薄いと、技術は何の役にも立ちません。
最初は「星座」だけで、慣れてもっと知りたくなったら「惑星」って覚えておいてください。
「星座」と「惑星」、「支配星」
で「支配星」って?
「星座」には、必ず「支配星」があります。少し「惑星」と「星座」まとめてみましょう。
「惑星」は、その人の「何が」です。
「星座」は、その人の「何が」「こうである」です。
例えば、惑星が「太陽」なら、「何が」は、「こうなると嬉しい」だね。
そうです。
で、星座が例えば「いて座」なら、「こうなると嬉しい」が「いて座」だから、考える、哲学の星座だから、
考えると楽しいし、嬉しい。ってことだ。
その通りです。
で、「支配星」って何なの?
すごくカンタンに言うと「支配星」と支配される側の「星座」は意味が同じなんです。
意味が同じ?
例えば、星占いで使われる「太陽」は「しし座」の支配星です。
太陽の意味は一言で言えば「こうなると嬉しいな」ですが、細かく言い出せばキリはありません。
太陽を深く知るには、しし座の意味を勉強するのが一番です。こうでありたい、自分のプライドの根源、湧き上がる欲望、願望、タロットカードの「太陽」や「欲望(力)」、神話のアポロンのストーリーも重要な資料になります。
そうなると「太陽」の星座をみれば、その人の、プライド、自信を付ける為に何をすればいいか、が判るのか。だから、そこを目指して生きていくから、自然と「しし座」の人は似通ってくるんだね。
その通りです。そして「支配星」と「星座」一致する時があります。
あー「太陽」が「しし座」な時とかそうだね。
そういう時は、その星座が強化されますので、人生での重要性が上がります。
言いかえると「太陽」が「しし座」の人は「太陽」の「しし座」が人生の重要なテーマになるってことだ。
そうです、逆に言うと、そうでない人たちの方が「こうなったら嬉しいな」を諦めやすいということですね。
それは、ダメなこと?
そんなのありませんよ、だって子供の頃になりたかったものなんて、諦める方が圧倒的に多数でしょ。
あー、たしかに、じゃあ「支配星」と星座が一致していたら、そこは重要度が高い、ってことなんだね。
要するに喜びにも、悩みにもなりやすいポイント、と言うことです。
あー、そうか、上手く行くとか行かないとかは本人の努力とか次第か。
でも、それが判れば、悩んでいる時の原因を探しやすいし、解決策も作りやすいですよ。
「支配星」か、なるほど。
かに座の支配星は「月」 無意識、安心、集団、仲間がポイント
ふたご座、おとめ座の支配星は「水星」 コミュニケーション、好奇心がポイント
おうし座、てんびん座の支配星は「金星」調和、愛、楽しみがポイント
しし座の支配星は「太陽」願望の達成がポイント、星占いで使っている星座はこの「太陽」の星座です。言いかえれば星占いでは、目標が判るから、考えや性格がある程度判るということ。
おひつじ座の支配星は「火星」活力、元気、衝突のポイント
いて座の支配星は「木星」肯定的、空想、哲学がポイント
やぎ座の支配星は「土星」否定的、現実的、目的より目標がポイント
みずがめ座の支配星は「天王星」 副星「土星」改革、自由がポイント
うお座の支配星は「海王星」 副星「木星」空想の世界がポイント
さそり座の支配星は「冥王星」 副星「火星」支配がポイント
ざっと言うとこんな感じになっています。
副星って?
支配星が変わる前は副星が支配星だったんです、今でも関係はあると考えます。
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