こんにちは、かえるさんです。今回もホロスコープで性格をチェックしていきましょう。
「海王星」はイマジネーションの惑星で、うお座の支配星です。「海王星」は、十二星座を回るのにおよそ165年かかりますので、同世代の方はだいたい同じ星座になりますので、その「世代の星座」という考え方も出来ます。
じゃあ、だいたいひとつの星座に15年くらい留まるんだね。たしかに世代の星座って言えるね。
うお座の支配星ってことは、うお座的なことを司る惑星ってことだね。例えば、どんな感じかな。
イマジネーション、と言う所から何かを閃いたりイメージの源のようなものの方向性を示します。
例えば「海王星」が、いて座なら、あっ!閃いた!これいいな、って言うような形での思い付きが、いて座的になりやすいってことですね。
ああ、閃いた!って感覚は、根拠なく、なんとなく良いことを思いついた、って気になるよね、その方向が判るってことか。
言いかえれば、閃いた!って思うことが世代で同じだとしたら、時代がそういう方向に動くってことでしょ。
おお~!なるほど!そうだよね、名案だ!!って思う、思い付きが似てくれば、誰かが実行するよね。
そして、イマジネーションはいいことだけじゃなく、現実逃避の側面もあります。
そういう時も、星座で方向が示されるってことか。
まあ、大きな視点で日本史をカンタンにみてみましょう。
日本史!
「海王星」が、おひつじ座 1861~1875
幕末から、明治8年ですから、正に日本にとって、近代化の出発点となった時代ですね。スピードも素晴しかったですね。
そうだね、世間の雰囲気は、おひつじ座でも「海王星」が、おひつじ座の人はまだ子供だね。
その通りです。その人と、その時代に影響を与える、という視点で見てください。
他の「惑星」の時は本人だけ見てたけど。
時間が短すぎて、時代に影響を及ぼしているという視点では難しいですね。影響が無いわけではありません。
「海王星」が、おうし座 1874~1887
日本は、かなり荒れていたね、1877の日本最後の内戦、西南戦争なんかがあったね。
不満の爆発、という意味では、ストレスに弱い、おうし座らしいとも言えますが、1883の鹿鳴館を初めとした西洋化が、おうし座らしいと言えますね。
「海王星」が、ふたご座 1887~1901
政党が乱立して、くっついたり離れたりした時代ですね。
なるほどね。
「海王星」が、かに座 1901~1915
日清戦争後の三国干渉の恨みを晴らしたい、と国民的な結合の雰囲気がありましたね。1904 日露戦争の年です。
その劇的な勝利の後、日本はどんどん軍事国家になっていった気がするよ。
そういう意味では、かに座が悪い方に出たと言えなくもありません。1910 の日韓併合もそういう方向ですね。
「海王星」が、しし座 1914~1929
第一次世界大戦でも戦勝国側になり、1920 国際連盟では常任理事国になり、絶好調とも言えますね。勝ち負けに分かれる、と言うことで、勝つと言う意味ではありません。
世界中が戦争ばっかりしているね、そして激しくなるばかりだ。
今まで「パーソナルサイン」個人的なサインの時代ですが、それ自体が悪かったのではありません。兵器の進化と、情報の発達などで熱狂しやすい時代が重なってしまったのですね。
星座の影響自体に良いも悪いもありません。正直、民衆が興奮しやすい時代だからと判っていてもコントロールできるとも言えませんしね。個人とは違います。
この時代は日本も大陸進出が進み、ヨーロッパでも、ドイツやイタリアも右傾化していった時代だね。
「海王星」が、おとめ座 1929~1943
もう戦争が最も激しくなっていく時だね、良く考える、落ち着いた、おとめ座なのに、おかしくない?
一度自分で正しい、と納得してしまうと突き進んでしまう部分もありますし、勝てない、と判っている「太平洋戦争」を始めてしまったのも、いまさら変えられない、という空気もありましたね、ちょうど、かに座の方々が、30歳位までの年齢になってきて、そういう団結すれば、なんとかなる空気もあったでしょう。
個人より小回りが利かないのもあるか。
「海王星」が、てんびん座 1943~1956
この年から、日独の敗退が始まり、次の時代のルール作りが始まります。
米ソ冷戦と、パクスアメリカーナ(アメリカによる平和:アメリカ支配)だね。
日本は、アメリカとソビエトのうち、アメリカを選んで飛躍します。
結果から見れば、両方と上手くやるなんて難しかったよね、正解だったと言えるのかな。
「海王星」が、さそり座 1956~1970
公害による水俣病、売春防止法の制定など、人の命や、性的な問題に目が向きます。極限、危機、という意味で、競争して開発されていた核兵器に対し、平和利用と監視をする国際原子力機関(IAEA)が設立されました。
日米安保延長で市民や学生のデモが大変活発化しました。戦争を意識した行動と言う意味で、さそり座的ではあります。実際内容を理解していた方は少なく、集団心理でなんとなく参加している点で「海王星」的と言えます。
1971年の環境庁の設置も、産業だけでなく生死、命を重視したと言う点で、さそり座的です。
「海王星」が、いて座 1970~1984
引き続き、高度成長バブル期の前夜までだね。
日中友好、田中角栄の日本改造論など、アイデアとして、いて座的ですね。こうするべきだ、という哲学の実践ですよね。
そうだよね、日中友好は台湾との関係もあるし難しかったよね。
アメリカも突如、中国と握手したので、日本も驚きましたからね。
アイデアが重視されたと言えるね。
「海王星」が、やぎ座 1984~1998
バブルだ!バブルだ!日本は経済的に大勝利だったけど、負けた国だってあるよね。
やぎ座だから、勝ち、ではなくて、勝ち負けの勝負になったんですよ、そして日本はその時代に乗ったわけです。1991 バブル崩壊、それ以後日本は没落の道を現在までたどります。
そして、ソビエト崩壊!ついに冷戦に決着が付いたんだね。やぎ座だったんだね。
そして、敗者は、勝つための道を探るか、別の道を探すか、しかないわけですね。
「海王星」が、みずがめ座 1998~2011
21世紀になりましたね、みずがめ座らしく、コンピュータの発達が急激に始まりました。そして、価値観が多様化され、勝ち負けだけの単純ではない時代になって来たとも言えます。
ネットも発達して、本もデータになったり、モノに対する価値観も大きく変わったね。
ソーシャルネットワークなど全く新しいコミニュケーション方法も出てきましたし、この当たり前が、くつがえる時代と言うのも、みずがめ座的ですね。
「海王星」が、うお座 2011~2026
今か。
そうですね、ポリティカル・コレクトネスなど、差別される人を気遣う要素がクローズアップされていますね。勝ち負け、というワードより共生などが重視されたりしますね。
世界中でキャラクターモノが人気出てコスプレが流行ったり、イマジネーションやロマンチックさも感じるよね。
こう思うと結構当たってるのかな。
いや、むしろ、この程度か、って感じでいいのでは無いでしょうか。それっぽい事件を集めればそれっぽく聞こえますし、
ただ世界大戦や、冷戦、ITテクノロジーなど、そういう大まかなことしか判らないし、事後説明ですからね。星座のイメージを掴むのにお役に立てれば、と思います。
こんな感じで星座をイメージできるのか、って読んでいただければ幸いです。
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