こんにちは、かえるさんです。今回は「第1ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
10個とも?
そうですね、10個ともです。
多いな。
とは言え、「第1ハウス」のカスプはまた違うわけですから、そちらの方はこちらをごらん下さい。
「カスプ」はハウスの入り口、最初の度数だね。
では今回は「第1ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第1ハウス
- 第1ハウスと「太陽」
- 第1ハウスと「月」
- 第1ハウスと「水星」
- 第1ハウスと「金星」
- 第1ハウスと「火星」
- 第1ハウスと「木星」
- 第1ハウスと「土星」
- 第1ハウスと「天王星」
- 第1ハウスと「海王星」
- 第1ハウスと「冥王星」
第1ハウス
「第1ハウス」は、自己、自分の反射的な行動パターン、雰囲気などを示します。
「第1ハウス」は牡羊座的な、あまり周囲に影響されない、その人の行動様式とも言えるね。
そうですね、リラックスした自分や、とっさの時の自分など、思考力などにあまり影響されない時の自分を示します。
自覚としては「太陽」の方がしやすいですが、「第1ハウス」は自分が思う以上に使っていますので、自分より周りの人からはそう見えている、と言う意味で理解しておくと良いでしょう。
別に「牡羊座」っぽくなるわけじゃないよね。
その通りです、「率直な自分」と言う意味で「牡羊座的」なのが「第1ハウス」です。例えば「第1ハウス」のカスプが「乙女座」なら「率直な自分」が「乙女座」と言うことです。
「第1ハウス」のカスプが何座なのか、と言う所を見ることで「率直な自分」がどういう性質を持つか、が判るわけです。
それが判った上で、そこに「気持ち」である「惑星」が入るんだね。
そうです、「率直な自分」をどういう所で生かしたいか、どういう所に影響しやすいか、を示すわけです。
「第1ハウス」は牡羊座的な意味があるので、本能的な要素が強いです、充実していれば、何かをやってみたくなる、挑戦したくなる、など活力が出てくることなどを示します。
勝ちたい、負けたくない、と言うようなポイントでもあります。そして「第1ハウス」は「火星」「牡羊座」の入っているハウス、とのつながりが生まれます。
第1ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すよね。
そうです、その「太陽」が何座か、と言うのが「星占い」ですからね。大きな影響があります。
その「太陽」が何座なのか、と言うことも大切ですが、その「太陽」が、「率直な自分」を示す「第1ハウス」に入っているのですから「太陽」の星座が自分らしさ、になります。
自己実現とかが大切になりそうだね。
そうですね、目標が達成できないと辛さ、空しさも大きくなりますので、頑張りたいですね。
そして「第1ハウス」に「太陽」が入っていると「第1ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
それが難しいんだよな。
第1ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
要するに、自分らしくいることが安心感や自信とつながるわけですね。
そして、そう言う安心感、自分への自信などが自分らしくいるためにとても大切なのです。
第1ハウスのカスプが何座か、「月」が何座か、ってことを考えて、そう言うことが、安心感や自信の源になるわけだ。
そして「月」が入っているので「第1ハウス」が「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第1ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
ですから、情報を集めたり、研究したり、コミュニケーションを広げたり、と言う行為が、自分らしさ、何かをしたい、と言う表現方法になりやすいということですね。
ただ、「情報」と言うキーワードが水星の持つ意味として強いので、閉じこもって研究する、と言う形もありえます、必ずしもコミュニケーションを広げる、とは限りません。
自分が、挑戦したいこと、やってみたいこと、などに「水星」を持ち込むイメージだ。
そして「水星」が入っているので「第1ハウス」が「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。ホロスコープ全体のストーリーを意識しましょう。
この人は「太陽」が〇〇座で、「月」が〇〇座だから、こうしたい、こうなりたい、『だから』「水星」は、こう使うだろう、と言うようなイメージでホロスコープ全体をつなぐことが大切です。
第1ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示すよね。
牡牛座的な感覚、天秤座な言葉、約束、論理を示すので、友人以上の関係、恋愛も含む、と言うこと、そしてそれは多くの場合、人が楽しみと、感じることです。
牡牛座は、感覚、の共有、天秤座は、言葉だから意思の細かい調整、交流などだね。
「第1ハウス」にその「金星」があるから、そういう行為を自然に行う、と言うイメージか。
そうですね、そう言う楽しみが、自分の人生で大切になるので、上手く行かないと、大きな不満を持つでしょう。
自分の感覚を共有したい、と言う気持ちは、安易に出しすぎるとワガママさとして映りますからね。
そして、自分の論理を押し付けすぎるのも良くありません。
しかし、この「金星」を上手く使えた方がやる気が出てきて、自分の力を生かしたい、と言う欲求が出てくるわけです。ですから出しすぎも良くないですが、使わないのも良くありません。
ですから、1つ1つの自分の行動と相手の気持ちを考えることで、出しすぎか、どうかを判断しましょう、全く使わないのは良くないことです。
それが活力になるのか、なるほど。
そして「第1ハウス」に「金星」が入っているので「第1ハウス」が「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で牡牛座的か、天秤座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第1ハウスと「火星」
「火星」は活力が出てきて、何かをしたいと思う、上手く出来ればどんどん進みたいし、元気も出て来る、でも止まるとイライラしたり、やる気が無くなったりするね。
コントロールが難しいとも言えます。
この「火星」の星座を願望として「第1ハウスのカスプ」の星座的な場所、状況で満たそうとするわけです。
そう言うことを頑張って上手く行けば元気や活力になり、上手く行かないとイラつきやすい。
ですから、頑張るきっかけにもなりますが、単なるイラつきポイントになる人も居ます。
牡羊座的な「第1ハウス」に火星があるので、「第1ハウス」は強化されるイメージです。牡羊座のあるハウスともつながりが生まれます。
第1ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントですな。
「木星」のあるポイントで、その人が何で癒されるか、が判ります。
癒し、って言っても魚座の癒しとは違うんでしょ。
そうです、「木星」の癒しは射手座的な、自分に対する自信や、やる気につながる、自己肯定感の癒しです。ある意味「安心感」とも言えます。
ちょっと「月」っぽいな。
似ています、射手座のイメージは「月」と「太陽」の間のイメージですからね。安心感と自分を信じるイメージから、理想の実現に向かうイメージです。
その「木星」が満たされていないと、自分を肯定できず、何をやってもどうせ上手く行かないだろう、と言うような気持ちになりやすいわけです。ポイントは安心感です。
それが「第1ハウス」にあるんだから、上手く行けば、すごく元気になれるし、行かなければ、ヤケ気味になりやすいかもね。
結果を焦ってしまいやすい面もあるでしょうね。そうなると何をやってもうまく行かずイライラしやすいでしょう。
自分の考えが実行できるか、それを楽しめるか、って言うのが重要になるね。
そして「木星」が入っているので「第1ハウス」が、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第1ハウスと「土星」
「土星」ってちょっと難しいよね。「あなたの苦手」って言う説明も見るし、大人になると使える、みたいな表現もあるし。
本人にとっての「しっかりした」「キチンと」「立派な、目指すべきもの」が表れます、ですから、一生出来ない人には出来ません。
努力して克服しない人には一生ただの「劣等感ポイント」です。成長は自動的にするものではないですからね。
こうなったら、ステキだな、大人だな、と思えるポイントだね。
で、その「土星」が「第1ハウス」にあるわけですから、その克服、達成が自分らしく生きる上で大きな意味を持ちます。
実際問題「土星」は一生見て見ぬふりをして終わる人も少なくありません。
そのまま年をとると「最近の若い者は…」的な発言が増えやすいです。
自分がきちんと出来なかった時のことは、誰も見てないから他人には言えるんだね。
でも「土星」を克服して、きちんと出来れば、自信になるね!
なりますね、さらに「第1ハウス」にあるんですから、出来れば活力になり、出来なければ、不満を抱えます。
そして「第1ハウス」に「土星」が入っているので「第1ハウス」は、社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第1ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。ちょっと判りにくいイメージ。
そうですね、「トランスサタニアン」は「土星」より遠くの星です、「トランスサタニアン」は「変化」や「インスピレーション」「究極的価値感」のような日常判りにくい価値感を示しますので「使わない人」は判りにくいですが、多用する人もいますし、別に特別視しなくてもかまいません。
で「天王星」は、変化や自由、独自性などを示します、水瓶座の支配星です。
どういう所に「独自性」「自由」「変化」を求めるか、と言うのが示されます。
じゃあ、それが「第1ハウス」にあるわけだから、そう言う「独自性」「自由」「変化」などを、「第1ハウス」のカスプの星座的なところで行うわけだ。
そして「天王星」の星座的なことが気持ちになってきます。
そうか、本人の自覚は「惑星」が強いんだね。
だから、どうしたら、実現できるか、どこで発揮すれば良いか、と言うことが判りにくいので、ホロスコープや人生の中でそれを探すわけですね。
そして「天王星」が入っているので「第1ハウス」は、自由や変化、独自性、友人(自由な人間関係の距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第1ハウスと「海王星」
「海王星」は、魚座的な癒し、インスピレーション、を示すよね。
そうです、普通「情報」は能動的に集めるものですが、魚座、海王星は、受動的に情報を集め、その集合情報から「インスピレーション」を受けます。
魚座の強い人は、その作業から人の情報をたくさん集めるので、人の気持ちが判るんです。
しかし、とても疲れる行為なのですが、それをやらないと魚座は作動しません。使わないとモヤモヤ、イライラにつながったりします。しかし使いすぎるとそれはそれで疲れます。
魚座の人が、セカセカ働くことが得意じゃない理由だね。
そして、人の心を情報として集めるのですが、その情報は論理的理解を超えた、一体感をもたらし癒しを生み出します。
ちなみに焦る気持ちが強いと作動しませんので、モヤモヤやイライラになったり、存在自体を知らない状態で人生が進みます。
魚座的なインスピレーションか、資本主義社会では忘れそうだね。
その「海王星」が「第1ハウス」にある、ってことは、そう言う外から見たら何もしてないように見える「内面の無意識的な活動状態」状態が「自分らしい」ってこと?
そうです!ですから、芸術とか、癒す仕事、などで表面化出来れば元気が出るでしょうね。
でも、難しいでしょ~○
でも、人の気持ちを理解して優しくする、と言うことが出来れば満たされますし、趣味で満たしても良いでしょう。まあ、休日はのんびりするなどが大切ですね。
そして「海王星」が入っているので「第1ハウス」が、想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第1ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと、蠍座の支配星だね。究極とか真の価値とか、突き詰めたい、もっと!もっと!ってイメージだ。
「冥王星」は不吉な説明が多いよね、怖いイメージ。
「極限」と言うキーワードもあるので、そう言うものも含む、と言うだけです。
誰のホロスコープにも「冥王星」はありますし、人は誰でも最後は死ぬんですから。不吉もへったくれも無いですよ。
「冥王星」は、良く判らないので、とりあえずキャッチーなことを書いてごまかす説明文は良く見かけます。しかし不吉な文章など全く本気にする必要はありません。
説明文が現実に本当に当てはまるか良く考えて、当てはまらないと思ったら、即、無視してかまいません。
どのハウスにしても「冥王星」が入っている確率はだいたい12分の1だから、めっちゃ不幸そうなことが書いてあっても、それが現実に合っているか考えたいね。本当に世の中の人全体で12分の1がそうなっているか、ってことだ。
そうです「冥王星」は、その人にとっての「究極」「本当に大切なもの」「支配したいもの」などを示しますから、失った場合、ものすごく不幸に感じる、と言うことで、別に「不幸」になることとは関係ありません。
大切だから失ったら辛い、なるほどね、それが「不吉」なイメージの正体か。
で、その「冥王星」が「第1ハウス」に入っていますから、自分の「大切なもの」「究極だと思うもの」を追求することが、自分らしさや、元気が出ること、になり易いわけです。
「第1ハウス」は牡羊座的だから、火星的でもある、だから、速くやりたいし、上手く行くと元気が出て、出来ないとイラついたりするから、その人の行動に影響しやすいんだね。
そうですね、ですから、その人の雰囲気などを構成しやすいわけですね。
そして「第1ハウス」に「冥王星」が入っているので「第1ハウス」は、究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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