こんにちは、かえるさんです。今回は「第4ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第4ハウス」は、家庭とか仲間を見るポイントだね。
家庭ってことは結婚にも大いに関係あるね。
そうですね、仲間に対する一体感を求めるポイントでもありますから、仕事などにも大いに影響します。
よく、結婚は「第7ハウス」って言うよね。
結婚はイロイロなことが関わりますから、1つのハウスだけで考えるのは難しいですよ。だいたい結婚したら結婚と言う制度とダイレクトに関係のあることしかしなくなるわけじゃないですからね。
「第4ハウス」の中の惑星も大切ですが、カスプが何座なのかも大切ですからね、そちらについてはこちらの記事をごらん下さい~☆
では今回は「第4ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第4ハウス
- 第4ハウスと「太陽」
- 第4ハウスと「月」
- 第4ハウスと「水星」
- 第4ハウスと「金星」
- 第4ハウスと「火星」
- 第4ハウスと「木星」
- 第4ハウスと「土星」
- 第4ハウスと「天王星」
- 第4ハウスと「海王星」
- 第4ハウスと「冥王星」
第4ハウス
「第4ハウス」は、仲間や家庭に対しての行動を見るポイントです、惑星が入っている場合は、気持ち、自覚として重要性が高まります。
ただ、生存本能に基づく安心感を、集団(2人以上)の一体感などに求める、と言うのが根本にあるんで、家族、会社、仲間、と決め付けすぎてもいけません。
集団の能力を発揮させるための能動的な奉仕、いわゆる「愛」と言う視点も重要です。
惑星が入ってなかったらあまり重要じゃない?
そんなこと無いです、家庭や仕事など多くの人が大切で重要でしょ、意識の高さ、の違いですね。惑星が入ってなくても重要なものは重要です。
重要視するからこそ、アレコレ気になって上手く行かないことも良くあることですからね。善悪は結果論ですからね。
「第4ハウス」は、単に「仲間」「家族」と言う意味でなく、生存本能的な安心感を求めた、集団で居たい、一体感が欲しい、という気持ちの感じ方、表現方法を示します。そのため、反集団的な存在の排除と言うイメージも含みます。
「第4ハウス」は「月」の入っているハウスとのつながりが生まれます。
「第4ハウス」に「月」が入っていたら、重要度、意識が高まる、ってことだ。
第4ハウスと「太陽」
自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すのが「太陽」です。
ここに「太陽」があるってことは、自己実現とか願望の場として「仲間」や「家族」に幸せを求める、と言う現れ方をしそうだね。
一体感を求める気持ちが強まりやすいですね。
周囲の人を思いやる気持ちで出ればとても良いですが、周囲に同じ気持ちを求めると上手く行かないかもしれません。
仲間に頼られる立場になった方が満たしやすいかもしれないね。
それもありますが、とにかく一体感が大切ですね。
そして「太陽」が入っているということは「第4ハウス」は、獅子座のあるハウスや「第5ハウス」とのつながりが生まれます。
第4ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
家庭や仲間と一体感があると、力を出しやすい、安心感がある、と言うことだね。
とても大切です。
「第4ハウス」のカスプが何座か、「月」が何座か、ってことをチェックして、そう言うことが、安心感や自信の源になるわけだ。
落ち着くために必要な要素です。
「第4ハウス」に「月」があるので、「第4ハウス」は強化されるイメージです。「第4ハウス」は、蟹座のあるハウスともつながりが生まれます。
第4ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
ですから、情報を集めたり、研究したり、コミュニケーションを広げたり、と言う行為で、仲間とつながったり、家庭のためになったりするような情報を集めたり、興味を持ったりするわけです、食べ物も含みますね。
ただ、一体感が足りないと、うわさ話などで仲間との一体感を深めようとして、敵を作ってしまうことがあります、非建設的な行為なので気をつけましょう。
あー、うわさ話とかは一歩間違うと悪口になっちゃうからね。
そして「水星」が入っているので「第4ハウス」は「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
第4ハウスと「金星」
「金星」は楽しみとか、恋愛を示すよね。
楽しみを家庭や仲間と力を合わせることに求めるのはいいですね。
恋人の好みとかにも影響するかな。
する人もいるでしょうね。一緒に何かをして楽しい、とかも人によって重要度が違いますからね。
仲間とかに一体感を求めすぎると良くないですが、上手くやれれば楽しいでしょう。
一体感を求めすぎると良くない、って具体的にどういうこと?
「蟹座」、「月」、「第4ハウス」が強い人は、仲間意識が強いので相手に同レベルを求めると、関係を壊しやすいですからね。
良い意味で感覚や、お話を楽しめれば良いですね。
そして「金星」が入っているので「第4ハウス」は「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で牡牛座的か、天秤座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第4ハウスと「火星」
「火星」は、元気と活力の惑星ですから、上手く行けば活力が出て、上手く行かないとイラついたり、無気力になったりします。
「第4ハウス」だから、仲間と上手くやったり、家庭が安らぎの場になると良いね。元気や活力になる。
そうですね、「火星」は急ぎすぎてしまう所がありますので、イラつきポイントにならないようにしたいですね。
下手すると家庭が争いの場になるのでご注意を。
そして「火星」が入っているので「第4ハウス」が、「第1ハウス」、牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第4ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントですな。
そうですね。
「第4ハウス」に「木星」って例えば、家庭が「癒し」っていい感じだね、優しそう~☆
そうなればいいですけど、ならなかったら、家庭で癒されない、ってことですよ。
そう言う言い方すると一気に寂しくなるな。
ま、仲間でもいいんですけどね。
家庭に癒しを求めすぎて、アレコレ言い過ぎてかえって乱さないようにすれば良いでしょう。
家庭はリラックス出来る場にしたいね。
そして「木星」が入っているので「第4ハウス」が、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第4ハウスと「土星」
「土星」はしっかりやりたいポイントだね!
そうです、ですから、出来れば自信になるし、出来なければ苦手なこと、キライなことになります。すっかり目を背けて生きる、と言うのもあります。
ってことは、集団行動が苦手とか、家庭を持ちたくない、と思う人もいるのかな。
そうですね、そう言うケースも少なくないですよ。
よく「土星」は苦手、って書いてある説明も見るけど、
単なる苦手なら避ければいいですが、キチンとやりたい、と本人が思うことですから、気になっちゃうんですよね。
だって、何でも得意な人なんていないでしょ。「土星」は出来ないと気になるんで困るんです。
そう言えばそうだわ。
その代わり、手に入れられれば、多くの満足があるわけです。
でも、ハウスの影響は、意外と自覚が難しいので、何度も同じ失敗をしやすいです。
なるほど、気をつけたいね。
そして「土星」が入っているので「第4ハウス」が社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第4ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。ちょっと判りにくいイメージ。
そうですね「トランスサタニアン」は「土星」より遠くの星です。
で「天王星」は、変化や自由、独自性などを示します、水瓶座の支配星ですね。
「第4ハウス」に「独自性」「自由」「変化」を持ち込むイメージですね。
え、そう言われても難しいな。
「独自性」と「自由」は両方とも水瓶座的ですが、実際に見ると全然違うものに見えますよね。
そうか、個人差も大きそうだな。一般の常識と西洋占星術のカテゴリー分けは完全に一致しないんだ。
「天王星」は、あんまり使わない人もいるんですよね。
「独自性」とか「自由」とか「変化」って確かに表面化しないかもね。
水瓶座とかが強い人は特に意識したいですね。
でも「第4ハウス」だから、仲間とか家族感に出るかもしれないのか。
自分を保つ距離感とかも有りますし、家庭に伝統にとらわれない形を求めたり、イロイロですよ。結婚と言う制度にとらわれない、などですね。
なるほどね、従来の制度にこだわらない結婚とかもあるかもね。
家族や仲間となじめなければ飛び出しやすい、とも言えますね。
あー、そういう周囲の影響もあるのか。
そして「天王星」が入っているので「第4ハウス」が、自由や変化、独自性、友人(自由な距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第4ハウスと「海王星」
「海王星」は、魚座的な癒し、インスピレーション、を示すよね。
そうです、こちらも日ごろ実感しない人も多いですね。
「インスピレーション」って、にわとりさんは使わないな。って言うか無いな。
魚座的、って非日常的な非現実的なイメージもあるから、生活の中で心がけないと上手く使えない様なところあるよね。
芸術的なご趣味やお仕事などにはナカナカ有益ですよ。感受性が豊かですからね。
「第4ハウス」に「海王星」か、魚座的な、癒しを与えてくれると嬉しいね。
癒しも重要ですね。非現実的なロマンチックさなどを求めることもありえます。
そうか、優しいイメージが強いけど、妄想もあるのか。
そして「海王星」が入っているので「第4ハウス」が、想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第4ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと、ズバリ「究極」だね。
家庭や仲間に究極?!
蠍座的な一体感を求めることもありますし、
他の人に何かをすごく求めたり、
仲間をとっても大切に思う人もいるでしょう。
困った時は家族は心強いよね、ありがたいですな。
要するに、家族や仲間を大切に思う、と言うことかな。
それもありますし、大切ゆえに支配しようとすることもあります。
おお。
そして「冥王星」が入っているので「第4ハウス」は、究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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