こんにちは、かえるさんです。今回は「第5ハウス」に各惑星が入った場合を考えていきます。
「第5ハウス」は、星占いのポイントでもある「太陽」とつながっている重要なポイントだね。
「太陽」は自己実現や自己表現のポイントだ。
自己表現って、芸術とか、ダンスとか演劇とか?
それも含みますが、日常的な「こうありたい自分」と言うような表現も意味します。ですから、行動パターンの「第1ハウス」とコミュニケーションの「第3ハウス」、自己表現の「第5ハウス」、社交性、公共でこうありたい自分の「第10ハウス」と合わせると、その人の雰囲気などがイメージできますね。
えー!その人の雰囲気は「第1ハウス」だけじゃないの?
実際の人間はそんなに簡単に出来てないでしょ、さらにハウスは実行動を示しますので、自覚は結構薄いのでコントロールが難しいんです。
だいたい、雰囲気なんて見る側の人によってどこを見るかも違うでしょ。
あ、そうか。
でも惑星だってコントロールは難しいでしょ。
まあ、そうですが、自覚できるものをコントロールできないのは、ガマンする力が弱い、と言えますが、自覚できなきゃコントロールのしようが無いでしょ。
結果から自分の行動を良く考えることが大切だね。
そうですね、占いはその助けになるでしょう。
で、実際は行動の「ハウス」と気持ち「惑星」が組み合わさって、影響しあうんだね。
ですから、「ハウスのカスプ」が何座なのか、と言うのもとても大切です。
「第5ハウス」のカスプの星座別の記事はこちらです~☆
では今回は「第5ハウス」に惑星が入った場合を考えます~☆
- 第5ハウス
- 第5ハウスと「太陽」
- 第5ハウスと「月」
- 第5ハウスと「水星」
- 第5ハウスと「金星」
- 第5ハウスと「火星」
- 第5ハウスと「木星」
- 第5ハウスと「土星」
- 第5ハウスと「天王星」
- 第5ハウスと「海王星」
- 第5ハウスと「冥王星」
第5ハウス
「第5ハウス」は、自己表現、自己実現、充実、願望、自分らしさ、などを意味しますから、楽しみや恋愛、趣味なども大いに関係します。
趣味もなの?
例えば、何か芸術的な作品を作るのが好きでも、それで生活するのは簡単ではないですから、そうなると趣味としてやるのがいいですよね。
あ、自然な流れでね。
恋愛も?
恋愛や結婚と言うものは人によって意味が違いますからね、結婚しても恋愛の時のような雰囲気を求める人もいますし、もう単なるパートナと割り切れる人もいます。
その場合、ホロスコープの見る場所も変わります、ホロスコープのポイントは各自意味が違う、と言うことも重要ポイントです。「この人の場合は…」と言う視点ですね。
各自、意味が違う、って…。
ホロスコープ全体を、ストーリーとしてリアルにイメージできれば、情報のリアルさが一気に増しますよ。
「第5ハウス」の自己表現、と言うのも、そう言う視点で良く考えたいね。
「太陽」と同じで、「第5ハウス」は、願望ですから、実現できているとは限りませんので、いつも不満そうだったり、怒りっぽい人は、むしろ、「こうしたいのに、出来てないんだろうな」って考えれば良い訳です。
慢性的に不満なのは願望通りに行かないからか。
そうです、そして「第5ハウス」は「太陽」のあるハウスや、獅子座のあるハウスとのつながりが生まれます。
第5ハウスと「太陽」
「太陽」は自己表現、自己実現、や充実出来ること、を示すよね。
そうです、そこに、理想と願望、自己表現の「太陽」が入っているんだから、夢を追いかけたい人になりやすいわけです。
しかし、ホロスコープの他の部分が慎重なタイプだと、夢など自己実現願望は強いけど、実際には挑戦はしない、と言う感じになりやすいですね。
例えば?
自分が挑戦できないことを、親のせいにしたり、時代や環境のせいにしやすいですね。歳をとった時などに「本当は自分は〇〇をしたかった!」などと八つ当たりしたりする人もいます。
じゃあ、やれば良かったじゃん。
実際には最初から妨害が無くても慎重派で無理だったと思うんですが、そう言わせといてあげるのも時には良いでしょう。
まあ、真実とは残酷なものですな。
逆に思ったことを出来たら、頑張れるよね!
それも、ホロスコープ全体を見たいですね、何に挑戦するか、と言うのもありますし、夢を持つのはタダですが、挑戦して結果を出すには知恵と持続力が必要ですからね。
実際に競争にさらされれば、普通の人間は、もういいや、となってしまうものです。
ま、そこは結果論ですが、ぎゃくに「第5ハウス」に「太陽」で結果を焦りすぎてかえって上手く行かない人もいるのも確かです。
そして「太陽」が入っているということは、「第5ハウス」は強化され、獅子座のあるハウスとのつながりが生まれます。
そう言えば、「強化」って具体的にどういうこと?
具体的に言えば、「それに関して考える時間が長くなる」と言うイメージで良いでしょう。今回の場合「それ」は「第5ハウス」ですから、自己表現、自己実現などを意味します。
上手く行く、と言うことではなく、考える時間が長くなるだけなので、上手く行かなければ苦しい時間が長いだけ、とも言えます。
第5ハウスと「月」
「月」は無意識や安心感、心の自信などを示すポイントです。
要するに「第5ハウス」にあるので、自分が、こうありたい自分でいることが、安心感などにつながってきます。
そして、そう言う安心感がまた、自分を表現するために必要なのです。
自分を表現って、目立ちたがり屋ってこと?
それは「第5ハウス」のカスプや、「第5ハウス」内の惑星が何座か、にもよりますよ。
あっそーか、獅子座や蠍座なら目立ちたいかもしれないし、乙女座なら自分できっちり仕事をすることの方が自己表現で自己実現かもしれないね。
そういうことです。
そして「月」が入っているので「第5ハウス」が「第4ハウス」、蟹座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「水星」
「水星」はコミュニケーションや好奇心のポイントだね。
そしてなにより「情報」と言うキーワードが重要ですね。
自分を表現できる情報を探す、と言うイメージがわきますね。情報で自分を表現する、と言うのもあるので、ネットやソーシャルネットワークなどもあるでしょう。
なるほど、そして、ネットワークの広がりなども感じるね。
人を何かでつなぐことも自己表現になりますよね。
そして「水星」が入っているので「第5ハウス」が「第3ハウス」、「第6ハウス」、双子座、乙女座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で双子座的か、乙女座的かでつながりの強さは変わってくるね。
そう言うことです。
第5ハウスと「金星」
「金星」は、牡牛座的な感覚、天秤座な言葉、約束、論理を示します。
ですから、友人以上の深さの関係、と言うことで「恋愛」も含みます。
牡牛座は、感覚、の共有、天秤座は、言葉だから意思の細かい調整、交流などを意味するね。
「第5ハウス」に、その「金星」があるから、そういう行動の中に自己表現や目標を持ちやすいかな。たしかに「恋愛」も含みそう。
そうですね、そう言う「楽しみ」が、自分の人生で大切になるので、上手く行かないと、実際以上に大きな不満を持つでしょう。人生が上手く行っていない気になると言うことですね。
「金星」は「楽しみ」ですから、上手く使って自分の長所に出来れば一石二鳥と言えますね。
それが充実感になるのか、なるほど。
そして「金星」が入っているので「第5ハウス」は「第2ハウス」、「第7ハウス」、牡牛座、天秤座のあるハウスとつながりが生まれます。
その人が、ホロスコープ全体で牡牛座的か、天秤座的かでつながりの強さは変わってくるね。
第5ハウスと「火星」
「火星」は活力、元気のポイントですから、上手く使えると、大きな力になります、しかし、上手く使えないとイライラなどをもたらしますから、コントロールが難しいとも言えます。
「第5ハウス」にその「火星」があるから、自己実現とか目標や夢に向かえていれば、活力になるね。
そうです。他には、みんなに特別視されたい、と言うことも含みます。
ハッキリ言って「火星」は上手く行っていない人にはタダのイラつきポイントです。
そして「火星」が入っているので「第5ハウス」が、自分の行動、雰囲気の「第1ハウス」、牡羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「木星」
「木星」は、自己肯定、考える、哲学、癒しのポイントですな。
「癒し」って「第5ハウス」と関係ないかな?
いやいや「木星」の癒しは、射手座的な、自己肯定などにつながる癒しですから、自己実現、自己表現の「第5ハウス」とは強く関係していますよ。
お、なるほど。
「木星」は、自己肯定感、につながりますから、それが自己表現の「第5ハウス」にあるんですから、自分で考えて実行する(木星的)→それによって自己表現をする(「第5ハウス」的)となれば良い流れと言えるでしょう。
そう言うと「火星」と「木星」って結果が似てる?
「火星」は上手く行かないと、イライラになりやすいです。「木星」は上手く行かないと癒されないので、慢性疲労などになりやすいです。でも、どちらも「四要素」で直感の「火」の星座、牡羊座、射手座の支配星ですから似ている部分もあります。
あー、なるほど。
「木星」が何座か、「第5ハウス」のカスプが何座か、と言うのは意識したいね。同じである可能性も高いわけだ。
そして「木星」が入っているので「第5ハウス」が、考え方、哲学の「第9ハウス」、射手座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「土星」
「土星」はしっかりやりたいポイント。重要だね。
まあ、完全に目を背けて生きてる人もたくさんいますけどね。
とは言え「土星」って言うのは気になるもんですよ。出来たらいいな、と思う大切なポイントですからね。
そんな「第5ハウス」に「土星」ってすごい気になりそう。
まあ、もし苦手なイメージだったら、乗り越えられるように努力することが大切ですね。
出来ないから苦手なんでしょ。
そのキライなことをよく分析して、なぜキライなのか、を理解することが大切です。「何も思わない」ではなく、いちいち「苦手」「キライ」と思うには理由があるわけですから。
でも、乗り越えれば「第5ハウス」が、自信も持てて充実するから、大きな力になるね。
そうですね、必ずしも苦手じゃなくて、他の惑星などの影響で、スンナリ気付かないうちに使いこなす人もいますし。
そして「第5ハウス」に「土星」が入っているので、社会での自分、何にステータスを感じるか、の「第10ハウス」、山羊座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「天王星」
ここからは「トランスサタニアン」だね。
そうですね、「トランスサタニアン」は「土星」より遠くの星です。
「変化」「自由」「独自性」の「天王星」は全然使わない人もいるから判りにくいよね。
まあ、目立つ場所に使わない、自覚しにくい、と言う人は少なくないですね。
みんなと一緒がいい、と言う「双子座」や「蟹座」が強ければわかりにくいですよね。
あ、なるほどね。
とは言え、おしゃれなどに、ちょっと変わった色を使ったり、流行のモノでも、ちょっとひねったものが欲しいと思うことがあるでしょ、まあ「天王星」も実はどこかに出てたりするものです。
他の人と同じ靴だとガッカリする、とか。
あー、おしゃれ好きな人はそう言うの良く聞くね。かえるさんは気にならないでしょ。
同じでも、同じと言うことに気付かないでしょうね。全くの無害ですから。
でも、自己実現の「第5ハウス」と変化の「天王星」って結構、インパクトあるな。
認められたい、獅子座的な「第5ハウス」と、自由でいたい水瓶座的な「天王星」ですからね。
矛盾してる部分もあるのか。だって認められたかったら、一ヶ所で頑張らないと。
つじつまが合うように、人生をデザインしながら生きる必要がありますね、客観的に考えたいです。
一ヶ所で頑張って、自分がすごい人になることで、他との差別化を計るイメージなら、両方満たせますね。新しいものを生み出す側になる。
そこに行くまでに「自由」が欲しくなっちゃうよ。
そして「天王星」が入っているので「第5ハウス」が、自由や変化、独自性、友人(自由な距離感)の「第11ハウス」、水瓶座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「海王星」
「海王星」は、癒し、インスピレーション、を示すね。
そうですね、そんな「海王星」が自己実現の「第5ハウス」にある。
…?!
ちょっとわけ判らないね。
普通に使おうとすると、頑張ろうとすると休みたくなるイメージですね。
それダメじゃない?
使い方が難しいのですが、ダメではありません。
「海王星」は魚座的なインスピレーション、何となくそう思う、癒し、と言うような意味がありますから、芸術や感情を深く読み取って表現することなどには優れます。
人を癒す、と言う使い方もありますね。
人を癒すのが自己実現とも言えるのか、いいな。
癒された相手を見て自分の存在を感じられますよ。
そして「海王星」が入っているので「第5ハウス」が、想像、インスピレーション、癒しの「第12ハウス」、魚座のあるハウスとつながりが生まれます。
第5ハウスと「冥王星」
「冥王星」と言うと「究極」だね、突き詰める!
自己表現の「第5ハウス」に究極の「冥王星」なんかキャラ濃そうだな。
まあ、何かを追求すること自体が自己実現、と言う人もいますから、必ずしもキャラが濃い、とはなりませんが「冥王星」は蠍座的ですから、目立ちたがり、認められたいから頑張る、など、その他大勢になることを良しとしない人が多いでしょうね。
そして「第5ハウス」に「冥王星」が入っているので究極、際限無い追求、支配の「第8ハウス」、蠍座のあるハウスとつながりが生まれます。
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