かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

第十章 かえるの王子様 かえる星の王子様

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f:id:KAERUSAN:20210105140313g:plainかえるせいのおうじさまf:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain

 

f:id:KAERUSAN:20210105140300g:plain 「にわとりさんの飛行機ももう直りそうですね。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140230g:plain 「そうだね、やっと砂漠から離れられるよ。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「そうなったら、かえるさんともお別れだね。寂しいよ。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140313g:plain 「そうですね、しかし、いつまでも砂漠にはいられないですよね。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140257g:plain 「飛行機は双子座です、どこまでも飛んでいける、しかし、どこに飛んで行ってしまうか判らない。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 「今回も突然の墜落事故で参ったよ。」

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「しかし、それは自分の無意識である砂漠でゆっくり自分を考え直す機会だったとも言えます。双子座はそういう星座です。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「双子座じゃない人は?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「双子座は全ての人にあります。全ての人のホロスコープには全ての星座があります。自分では想像のつかない場所に連れて行ってくれます、しかし、双子座は連れて行ってくれるだけです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 「どういうことなの?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140304g:plain 「どんなに大きなチャンスが来ても、逃げ出したらそれで終わりです。結局、いつも何かに向かって頑張ることで実力や対応力が付きます。だから楽してチャンスを待っている人には何も起こりません。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「チャンスが来る日に備えて実力を付けろってこと?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain 「しかし、人は本当に自分がどうなりたいのか、どうなるのか、は知りません、だから双子座を信じるしかないのです。実力を付けてリラックスして待つ、要するに自分を信じる、と言うことです。信じて頑張るということです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「リラックスなの?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140246g:plain 「そうです、自分からチャンスに寄り添ったのか、チャンスからこちらに来たのか、そんなことには意味はありません、ただ自然に自分のホロスコープに融合していくのです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain 「時にそれは、他者の提案かもしれませんし、強制的な方向転換かもしれません、しかし、自分に必要な能力を得られるように導いてくれるのが双子座です。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plain 「でも、実力は自分でつけないといけないのか。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「そうです、それはいつも一生懸命生きる、と言うことです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140203g:plain 「自分がやりたいこと、をやりたいと思うけど、みんなと同じ道を選んじゃいがちなんだよね。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140139g:plain 「みんなと同じ道は、別に自分に向いた道じゃないので全然楽な道ではありません。その上、成果も出ません。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140149g:plain 「でも楽に感じちゃうんだよな、安心な感じ。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140304g:plain 「あくまでも、安心な感じ、なんですよね。世の中に煽られた不安に流されているのです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210929085323g:plain 「生きていく上で自分が本当にやりたいこと、を信じて生きていくことで人は導かれていきます。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140257g:plain 「本当にやりたいことをするために生きることで、物の価値を見間違わないで済みます。大切にするべきものが何か、が判るようになる、と言うことです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain 「それは知恵に振り回されない、と言うことです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 「生きていくには常識とか、安心できる普通、とか大切だよね。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140304g:plain 「どの程度大切なのか、は自分がやりたいことをしていれば自然にわかります。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140232g:plain 「なるほど、でも、飛行機が直ったら、かえるさんともお別れなのはやっぱり寂しいな。」

 

f:id:KAERUSAN:20210929085323g:plain 「いや、実は今日お別れです、とはいえかえるさんはいなくなるわけではありません。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140152g:plain 「どういうこと?!」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140139g:plain 「かえるさんは王子様です、それは冥王星のメッセージを告げる太陽です。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140149g:plain 「全然、判らないけども。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain 「かえるさんはにわとりさんの無意識です、ただ今回は王子様になって直接話に来たのです、しかし、今度にわとりさんが飛行機で飛び立つときには、かえるさんは蛇さんに噛まれて姿を消します、無意識の世界に帰ります。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 「にわとりさんの無意識としては一緒ってこと?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain 「そうです、ただ、もうこうやって会うことは無いでしょう。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain 「にわとりさんがこれから知恵をつけて大人になっていくけど、自分を見失わないように今回お話に来たってこと?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140223g:plain 「まあ、そういうことです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140203g:plain 「だからって、帰る必要なんてないじゃん。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140235g:plain 「人生で迷ったときに、かえるさんだったら何て言うだろう?ってよく考えてみてください、その時にはかえるさんを感じることが出来るでしょう。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 「かえるさんも、きつねさんも蛇さんも、もしかしたらバラも、全部にわとりさんなの?!」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140134g:plain 「そういうことです、命令する王様や褒められたがり屋、お酒ばかり飲んでいる人もみんなそうです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140203g:plain 「本当にやりたいことをしたら上手く行くの?」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140139g:plain 「上手く行くわけないじゃないですか、上手く行かなくても頑張るから成長して自信になるのです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain 「上手く行くか判らないのに頑張るのか、怖いな…。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140313g:plain 「もし完全に行き詰っても、努力の仕方を覚えるのは重要なことです。そこで得た力はのちに役に立つことでしょう。人は急には頑張れません、頑張る練習が必要なのです。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain 「でも、今日はかえるさんが蛇さんに噛まれないように見張っていよう。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140255g:plain と、言いつつにわとりさんは夜になるとぐっすりと眠ってしまいました。

 

f:id:KAERUSAN:20210105140243g:plain にわとりさん、さようなら、しっかりがんばってね。

 

次の日

 

f:id:KAERUSAN:20210105140152g:plain 「あー!すっかり寝ちゃった!!!」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140203g:plain 「あーあ、かえるさんはいなくなっちゃったかな。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140225g:plainf:id:KAERUSAN:20210105140220g:plain「あ!王冠だけ、おいてある!」

 

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f:id:KAERUSAN:20210105140144g:plain 「…。」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140141g:plain 「でも、にわとりさんをきっとどこかで見ているんだな。自信ないけど頑張ってみよう、とにかく飛行機を直しちゃおう!!」

 

f:id:KAERUSAN:20210105140313g:plainかえるせいのおうじさま 終わり f:id:KAERUSAN:20210105140154g:plain

 

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