こんにちは、かえるさんです、今回は『西洋占星術と宮廷牌と易』と言うお話です。
今回は「コートカード」のお話です。
「コートカード」は何回やっても難しい、タロットを読む時に苦労するんだよね。「コートカード」は16枚だけど、「王女(プリンセス)」要するに「従者(ペイジ)」は「ホロスコープ」に直接、対応していないんだね。
そうです、「コートカード」は占い学校などでも短時間で済ます所も多いほど難しいんです。
難しかったら長くなるでしょ?
先生も知らないんです。しっかり教えようとすれば、生徒さんのホロスコープとコートカードを対応させて、コートカードを体験させないと始まらないですから。
なるほど。
しかし、そんな「コートカード」の強い味方が「易」です、「易」を知ることで「コートカード」と正確に対応する情報源が大量に手に入ります。
難しくなっちゃう感じだけど、何が良いの?
当然、多くの状況に対応出来るようになります。しかし、それだけではなく、様々な一見複雑な情報が実はかなりデジタルな「陰」「陽」の組み合わせで作られているので、本質を見抜く、考える力が飛躍的に向上します。
なるほどね。
では『西洋占星術と宮廷牌と易』というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
周易 其之一「易」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之二「卜術」「卦」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之三「卦辞」「爻辞」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之四「応」「比」 占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之五 「卦を読む」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之六 「経」と「十翼」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之七「筮法」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之八「変爻」「之卦」「互卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之九「裏卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十「綜卦」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十一「乾」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十二「坤」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十三「震」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十四「巽」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十五「離」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十六「艮」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十七「坎」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
周易 其之十八「兌」占いのお話 - かえるさんの星占いらぼらとりー
宮廷牌 コートカード
今まで「ピップカード」を5枚見てきたね。易との対応はイメージはふくらむけど、象徴とかどの位対応させていいの?
全部使って良いですよ、本質的に「ひとつの答え」に向かっていますから。
タロットや易を読むには「点」ではなく「線」で理解しないといけません。
ストーリーの前後関係によって、同じ記述でも意味が変わって来ることを理解しないといけません、その意味で「コートカード」と対応した「ホロスコープ」の流れを理解することは重要ですし、「象徴」からもストーリーの流れ、を感じることが大切です。
「象徴」からも感じられるの?
そうです、例えば「空が黄色」なのと「服が黄色」なのではイメージが違います。空は当たり前のようにそうなっているもので、自分で黄色くしたわけではありません。
なるほど、「空」は自然がそうしている、放っておいても黄色いというほど「当たり前」「無意識的」なんだね。じゃあ、「当たり前のように自分がやりたいことを実現したい」イメージかな。
そうです、そして「服の黄色」は意識的に自分で選んで着た、又はそれを持っている、というようなイメージです。
意識的な「やりたいことを実現したい」って感じか。
こういう違いを学ぶことによって、大きな流れが出来ます、その流れのイメージ、強さ、そういうものを「象徴」からしっかり学ぶ意味で、対応した「象徴」が増えることは非常にありがたいことです。
とりあえずは「コートカード」は「ホロスコープの流れ」の中でも星座の切り替えが含まれているのが重要です。
基本的に「星座の最後から始まって、不満を解消すべくして次の星座に移って行く」イメージが描かれます。
このイメージは易の卦にもよく見られますから、こういう変化のイメージを感じて頂ければ幸いです。
易のイメージ
易は6本の線「大成卦」「hexagram」で占います。
英語だとヘキサグラムなんだ。
ちなみに3本は「小成卦」「trigram」です。
易は線でアレコレ表現しちゃうのはすごいよね。
そうですね、逆に言うと「本質」は同じでも色の付け方でたくさんのバリエーションが出来ますし、実際、人間には全く違うものに感じます。
例えば「小成卦」で言えば、「兌(だ)」を例に挙げてみますと、
易は下から読みますから、最初は「陽」です。そして次も「陽」です、これだけでも「陰」の次の「陽」とは違います。
そんなの判らないよ。
最初の「陽」は、やりたいことをするイメージ、次も「陽」なら、その後もやりたいことをするイメージ、やりたいことをやりつくして三本目の「陰」に入るから、やりたいことをやりつくして納得してやるべきことに向かうイメージが出来ます。
なるほど、「陽」が二回連続なことにすごく意味があるんだね。
先ほど言った「二本目が陰」なら「震」になります。
そうか、「兌」の真ん中が変わると「震」になるのか。
最初に思い切りやりたいことをして、一度決めたら、そこに向かって「やるべきこと、最初の志に」まっしぐらな感じですね。
なるほど。
ただ「兌」も「楽しんで」「楽しんで、だらけて」「イヤイヤやるべきことやる」というイメージも作れますし、「震」も「楽しんで、だらけて」「イヤイヤやるべきことやる」「イヤイヤやるべきことやる」というパターンもあります。
全然違うじゃん。
自分の力が無いと「流れ」を上手く使えない、「流れ」に乗れない、ということもあるわけです。言いかえれば占いで流れ、状況を理解して、努力の方向性を理解する、というイメージです。
さらに易には「爻辞」「卦辞」がありますので、イメージがものすごく増えます、「ピップカード(数札)」より、流れが重要なコートカードの知識を深めるためにぜひ易もご利用くださいませ。
なるほど。
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