かえるさんの星占いらぼらとりー

星占いによる性格分析を詳しく解説しています。心の仕組みと、ホロスコープを読めるようになることが目的のブログです。

周易 其之十六「艮」占いのお話

 

 こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十六「艮」占いのお話」と言うお話です。

 「艮(ごん)」は「山」なんだね。

 

 そうです、そして「門」でもあります。

 

 なるほど、「門」に見えるね。「門」ってどういうこと?

 

 「門」のこっちと向こうは別世界です、そして「山」は「砂粒」という記憶の集まり、言うなれば「無意識の集合体」、即ち「憧れ」です。

 

 「無意識の集合体」が「砂粒」なの?

 

 要するに人生全ての記憶、DNA全ての記憶の集合体が「無意識」です、「心」とは「記憶」とそれを自覚する「感情」「直感」「感覚」「論理(言葉)」と言えます。

 

 その一つ一つが「砂粒」その集まりが「気持ち」とも言える「山」、そこから出る価値観の中から「やりたいこと」「実現したいこと」が湧いてきます、それが「実現したい憧れ」です。

 

 「山」ってそういうことなんだ。

 

 タロットでも共通しています。

 

 「艮」にはそういうイメージがあるんだね。

 

 そうです、ですから「すぐに動けない」イメージもあります。

 

 では今回は「周易 其之十六「艮」占いのお話」というお話です。

 

 易の基礎のお話です☆彡

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「艮」のお話

 

 「艮」は下から「陰」「陰」「陽」になっています。しっかり頑張って、しっかり頑張って、目指すべきやりたいこと、にたどり着くイメージです。

 

 なるほど、憧れっぽいね。

 

 それは実現したいことですが、はるか遠くに感じればそれは「諦め」になります。こういうイメージが「艮」=「金星」の図式になります。

 

 憧れは諦めにもなるのか。そう聞くと「高い山」「門の向こう」ってイメージが湧くね。

 

 もちろん連想できるものは大いに使って行くべきですから柔軟に考えましょう。「机」「台」「寝台」「建物」色々ありますね。

 

 「上卦」の「艮」は「四爻」は「正」で「五爻」「上爻」は「不正」です。

 

 新しい段階に移ってきた「四爻」では「しっかりやろう」とするので「正」、しかし、登ってしまえばあとは降りることになるのです、ただ「山」には「動かない」イメージもありますから、かえって停止する意味もあります。

 

 ただ「五爻」は「三線形」の真ん中の「中」を得ている、という徳があることを忘れてはいけません。

 

 「五爻」は特別な「尊位(そんい)」なんだね。

 

 「下卦」の「艮」は「山」を登る最初の「初爻」は、きつい準備期間、よって山登り自体を挫折する者も出るでしょう。ですから「不正」。

 

 「二爻」は物事を始めて頑張って安定させたい時期、決めたことを努力する「陰」で「陰位」にあり、「正」。

 

 なるほど。結構最初がきついね。

 

 そして「山」を登り切った「陽位」に「陽」、達成し一段落ついた感じで

「正」です。

 

 この後新しい段階に移るんだね。

 

「艮」の象徴

 

 

 「艮」の「裏卦(陰陽を逆にした卦)」は「兌(だ)」です。

 「艮」の「山」を登りきるには「兌」の「口」から栄養を取って成長しなくてはいけません。

 

 なるほど。

 

 「艮」の「綜卦(上下逆にした卦)」は「震(しん)」です。

 

 「山」を登るのは、目標を決めて、ひたすら目指す感じですから「震」と通じるところがあります。

 

 そうか、最初辛くともやりたいと思うことだからこそ、自分を信じて頑張るんだね。

 

 「自分を信じる」って具体的に何を信じるの?

 

 今は出来ないことを「頑張ったら自分も出来るようになる」という確信です。これが無い人は簡単に挫折しますからね。

 

 難しいとねー。

 

 出来ないことが出来るようにならなかったらやっても意義が薄い気がしますが、まあ個人の自由ですけどね。

 

 「艮」の象徴は「三男」「止」「狐」「手」です。「三男」「三女」は易の中では一番下の子供です。無邪気に何をやっても許されるようなイメージです。

 

 なるほど。

 

 「止」は、動かない「山」「準備が必要」「準備期間が必要」「登る力が必要だから最低限必要な力」などを意味します。

 

 トートタロットの「プリンセス」と対応した卦は必ず「上卦」が「艮」になっています。

 

 未熟なイメージとか大変なイメージとか場合によっては簡単に挫折する感じかな。

 

 「狐」は「生命の樹」の「慈悲の柱」のイメージに散見されます。ある意味自分の「憧れ」を「自分に騙されている」「妄想」という言い方も出来るでしょう。結局目標は「成長」であるとも言えますからね。

 

 「成長」って結局何だろう?

 

 自分の価値観を推進する力です、判りやすい喜びと言えますね。その源が「月」ですから、みんな「月」が大切だという訳です。

 

 そして「手」は、何かをする、具体化する力ですから、その力があるからこそ「何かしたい」し、目標を持つ、ということですね。

 

 なるほどね。

 

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