こんにちは、かえるさんです、今回は「周易 其之十五「離」占いのお話」と言うお話です。
今回は「太陽」と対応する「八卦」の「離(り)」です。「坎(かん)」で「月」の「次男」に対して「離(り)」は「太陽」であり「次女」と対応します。
「月」が男で「太陽」が女なの?
「月」は自分の信念、思い込みで、「月」を無視すると自信が持てません、能動性の源とも言えます、そして「太陽」は「認められたい」ので、ある意味非常に受動的と言えます。
そうか、「月」の願望を「太陽」の目的で果たして、自信を付けるってことなんだね。
そういうことです、では今回は「周易 其之十五「離」占いのお話」というお話です。
易の基礎のお話です☆彡
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「離」のお話
「離」は下から見ていくと「陽」「陰」「陽」になっていて、形として「〇」を描いていますので、「太陽」や「車輪」など「丸いもの」「的」「眼」を意味します。
そして「離」は「火」とも対応します。「明るい」「燃やす」「太陽」などのイメージです。
「上卦」の「離」は全て「不正」です。
え!ダメじゃん。
別にダメじゃありません、目標に向かう、目立つイメージの「離」を実現することの大変さ、結果を出した後に維持することも大変ですし、維持出来ないで失うことも大変ですね。
それがダメだって言ってんじゃん。
それが良いでしょ、大変じゃないと成長も達成感も無いですし。
Mだなぁ。
「上卦」に移り変わって不安定な最初の「四爻」は「陰位」ですが、自分のやりたいことを諦めないから大変。
「五爻」は「陽位」ですが、周囲の要望に応える感じです。
「太陽」っぽいな。
そして、最後の無意識的な「陰位」の「上爻」では、せっかく手に入れた結果を上手に手放す、維持することは難しいです。
「下卦」は「初爻」の「陽」で、やりたいことをする、そして重要な「中」である「二爻」の「陰」でしっかり頑張り、最後の「三爻」でも、自分のやりたいことをするイメージです。
今度は全部が「正」なんだね。極端だね。
「離」という卦で言えば、最初「目標」に向かうのは比較的やりやすいけど、実現すること、した後が大変だ、というイメージもありますね、そして「車輪」を表す卦の形は「運命」と「成長」を意味します。
なるほど。
「離」の象徴
「離」の「裏卦(陰陽を逆にした卦)」は「坎(かん)」です。この関係は「太陽」の「離」、「月」の「坎」ですから、支え合っていて一体とも言えます。
「離」の「綜卦(上下逆にした卦)」は「離」です。
見たまんま、ってことだね。
「離」の象徴は「火」「次女」「麗(つく)」「雉(きじ)」「眼」です。
「火」は、直感的なイメージ、燃やし尽くす、燃え尽きることで新しい自分が出てくる「不死鳥(ふしちょう)」「朱雀(すざく)」のイメージです。
「鳥」は「的」でもありますね。
なるほどね。良くつながっているね。そういえば「太陽」と「月」はどこの占いでもセットだね。
「離」という字は「禽」と「ふるとり」両方とも「鳥」を意味します。「雉」も「鳥」ですね、「雉」はオスがテリトリーを持ち、そこにメスが出入りするので乱婚になることも多いようですが、これは「離」「太陽」が「やりたいこと(オス)」の所に「結果が出せそうなこと(メス)」が出入りするイメージでもあります。
自分が自信を持てる、結果が出せそうな使命を「オス」が受け入れる感じなんだね。
「眼」って言うとタロットの「悪魔」対応する「山羊座」を連想するね。
自分の「無意識」に従うイメージと同時に、周囲の眼を気にする意味で「悪魔」と同じ意味です。
なるほど、どちらも目標を目指す人が直面するものって感じだね。
そういうことです。
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