こんにちは、かえるさんです、今回は「777の書 アテナ② パラス Pallas」と言うお話です。
今回はアテナに関する「15」牡羊座、水瓶座、のお話をいたします。
「生命の樹」だね。
ここと。
ここが牡羊座、水瓶座になっています。
「2」と「6」の間と、「7」と「9」の間だね。
今回は上の方の「牡羊座、水瓶座」のお話をいたします。
では今回は「777の書 アテナ② パラス Pallas」です。
牡羊座と水瓶座の対応
こちらの赤い線のパスは「ゴールデンドーン」の主流の対応では「牡羊座」で、「アレイスター・クロウリー」の対応では「水瓶座」です。
タロットカードだと、ウェイト版では「皇帝」で、トートタロットでは「星」だね。
で、こちらの青い線は「ゴールデンドーン」の主流の対応では「水瓶座」「星」と対応していて、「アレイスタークロウリー」の対応では「牡羊座」「皇帝」と対応しています。
牡羊座と水瓶座が入れ替わっているんだね。
「アレイスター・クロウリー」のダブルループ図などを研究していくと、牡羊座であり、水瓶座である、お互いが回転するように存在しているイメージです。
どっちが正しい、ではなく、両方合ってるってこと?
そうですね、そういえます。こういうパスのズレは、「アレイスター・クロウリー」が「ゴールデンドーン」の星座と大アルカナの対応に対して、「星」と「皇帝」のヘブライレターの対応が逆である、と言い出したことから起こりました。
「15」のパス
「15」のパスは「ゴールデンドーン」では、「牡羊座」「皇帝」としていました、「コクマー(アレイスター・クロウリーは海王星、ゴールデンドーンでは天王星)」から、「6 ティファレト(太陽と対応)」に向かうパスです。
「コクマー」は聖書などと合わせて研究すると、過去を溶かし憧れを作り出す意味が抽出出来て「海王星」的ですが、「天王星」となっている対応をよく見かけます。ホロスコープなどの占いでも「天王星」の衝動は「土星」に類似しているので「ビナー」との対応がふさわしいと思います。
このブログでは基本的に「アレイスター・クロウリー」の対応を採用しています。ので、その線で解説いたします。
この辺紛らわしいね。
「海王星」は「ポセイドン」と対応し「憧れ」「癒し」の無意識的イメージがあります。「魚座」「12ハウス」的です。
ここから「太陽」、「目標を目指す」イメージが「牡羊座」的である、というのが「ゴールデンドーン」です。魚座的憧れから目標を一気に目指すイメージは牡羊座的で「皇帝」的です。
なるほど。イメージ分かるわ。
クロウリーは「海王星」の「癒し」「憧れ」のイメージから出発し、一気に「目標」を目指すイメージを「水瓶座」的、としました。
水瓶座は、山羊座の社会性の中で、実力をつけて、さらにもっとすごいことやりたい、って感じだよね。
力をつけることで、力を使い切ってみたい、本当にやりたかったことを試してみたい、というイメージです。そこには社会的な障壁もありますが、それさえ超えていきたいイメージが水瓶座的だと言えますよね。
あれ、どっちも、それっぽいな。
ただ、当然、水瓶座は「不動宮」で「風」の星座です、そこには言語的論理性が発揮されます。
一方牡羊座は「活動宮」で「火」の星座です、そこには非論理的に無意識的目標に向かう直感があります。
新しい何かをする時には、濃度の違いはあれどこれは両方使いませんか?
あ!現実にはどっちかだけって方が不自然なんだ。
そしてその象徴でもある「アテナ」は「木星」と対応した「ゼウス」の頭から生まれてきた女神で、山羊の鎧を身に着けているのです。
「アイギス(イージス)」だね。山羊で身を守られているのも、水瓶座っぽいな。
しかし、「2 コクマー」から「6 ティファレト」を一気に目指すには途中でそれに必要な実力、能力が必要です。その能力を集める感じは「牡羊座」的です。
なるほど。
発揮される力自体は同じといって良いほど似てるのですが、表現方法が違うこと、そして、前提としたイメージが違うことが両者の違いです。
このイメージは「獅子座」と「天秤座」にも存在します。「トートの書」などお持ちの方は「ダブルループ」と言えばピンとくるでしょう。
持ってないし、来ないけど。
マルセイユ版では、「正義」は「8」、「剛毅」は「11」ですが、ウェイト版では逆になって、トート版では再び、「調整(正義)」は「8」、「欲望(剛毅)」は「11」に戻っています。
ループしてるね。
そして、アテナはゼウスのお気に入りの娘です、それは自分のやりたいことをどうやったら出来るか、という、ゼウスと対応した「木星」にとって、「火星的」「金星的」な、ある意味「土星的(その延長の意味で天王星的)」な「アテナ」は「木星」の手足だと言えるでしょう。
現状を打破する行動力、力なんだね。じゃあ「パラス」にもそういうイメージがあるんだね。
そうです、「改革」「現状変更」のイメージがあるからこそ「パラス」の力、能力は能力だけではなく「使い方」「表現方法」も重要なイメージがある、ということです。
出る杭は打たれる面もあるのか。
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