アテナの誕生 パラス Pallas

　こんにちは、かえるさんです、今回は「アテナの誕生　パラス　Pallas」と言うお話です。

　今回からは「パラスアテネ」ともいわれる「小惑星　パラス」のお話です。

　「小惑星」かー、「キロン」とか「セレス」とか、なんだか難しいんだよね。

　「小惑星」のイメージが「地球」に近い「月」「水星」「金星」「火星」と「木星」の間をつなぐ補助的なイメージです。そのため、過渡的な内容になるのでちょっと話が難しいのです。

　惑星や星座を学ぶ時に「神話」が非常に役に立ちます。

　でも、同じ神様なのに色々な結末とかがあったりして難しいんだよね。

　そういうのを幅広く学んで、象徴をしっかり考えることで「本質」が見えてきます。ですから、むしろ様々な結末がある方がいいんです。

　だって、同じ星座や惑星だからって、結果はいつも同じじゃないでしょ。

　なるほど。

　「パラス」ってどんな「小惑星」なの？

　簡単に言えば、「天秤座、金星的」、なイメージがあります。要するに、自分で考えて目標を達成するような「木星的」な要素をも持ち合わせています。

　アテナは女神ですから「結果」に向かうイメージも強く、ゼウスから生まれていますから「木星」を実現化するイメージも生まれます。

　そしてアテナと言えば「アイギス」という防具も有名です、こちらは山羊の皮で出来ており、さらに「ゴルゴン」の「メデューサ」の頭部がついております。これは「蛇」を連想させますね、要するに「獅子座」のイメージもあるわけです。

　そして、目標を達成した後に「天王星」「水瓶座」的に発展させていきたいイメージにつながっていきます。

　「小惑星」は複雑すぎてイヤなんだよな。混ぜ放題じゃん。

　結局、こういう細かいイメージをいい加減にしていると、普通の惑星や星座も結局読めず、リーディング全体がいい加減になりますからね。

　たくさん混ざっているのは、どう変化していくか、何を目指して、どういうことをしているのか、など細かいイメージを掴むのにどうしても必要です。

　変化も考えるからか。前後関係、ストーリーが重要なんだ。

　まあ、こうやって聞くと難しそうですが、神話を追ってイメージをしっかり掴めば鑑定の時に大いに役に立つでしょう。

　では今回は「アテナの誕生　パラス　Pallas」です。

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ゼウスの娘　アテナ

　アテナは有名な女神だよね。

　そうですね、全能の神「ゼウス」の娘です。そして「母親」はゼウスの最初の妻「知恵の女神　メティス」です。

　ですが、生まれる前に「ガイア」と「ウラヌス」が、生まれてくる娘と息子によって、ゼウスの王権は奪われるだろう、と予言したために、ゼウスはそれを恐れ、身ごもったメティスを飲み込みました。

　ちょっと意味わかんないよね。

　まあ、ゼウスの兄弟たちも父親のクロノスに飲まれましたからね。

　そして、ゼウスが７人目の妻「ヘラ」と結婚した時に、激しい頭痛に襲われたので、頭を斧で割ってみると、中から「成人して鎧をまとったアテナ」が出てきました。

　アテナの誕生だね。

アテナのイメージ

　このゼウスの奥さんが「ヘラ」で７人目、というのも気になりますね。

　多すぎだよね。

　まあ、神話ですから、「７」という数字と、「ヘラ」の時、である、と言うことです。「ヘラ」は「月」と「土星」のイメージがありますからね。結果を出さないといけないイメージです。

　「７」という数字にも、一周、一回り、のようなイメージがあります。昔の占星術では「惑星」は「７つ」でしたからね。聖書でも神は一週間で世界を創造しましたね。

　そうか、そういうことなのか。アテナにはそういうイメージがあるんだね。

　そして「ゼウス」のお気に入りの娘であること、によって、「木星」と直接つながっている「金星」のイメージがわきます。

　「木星」を実現したいイメージが「金星」だからか。

　さらに、アテナは「戦いの女神」であり、ポセイドンとも争っています。それは「戦い」は「生まれ変わり」「急激な成長」などにも通ずるイメージです。

　こういうイメージを組み合わせながら「パラスアテネ」を読み解いて行きましょう。

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