こんにちは、かえるさんです、今回は「777の書 アテナ① パラス Pallas」と言うお話です。
「パラス」という名前は「数々のパラス」を意味すると同時に「アテナ」のことも意味します、そして「アテナ」自身も「パラスアテナ」とも名乗ります。
もう誰を指しているか分からないね。
そうですね、しかし、人間の葛藤の無意識的原因や、人が思う原因などを表現していますから、キャラクターの「一人」と一つの概念を一対一対応させる方が無理があります。
牡羊座のを「直感に満ち溢れた直線的で元気な星座」などと簡単なフレーズにまとめるのは星占いの入り口としては良いですが、現実には当てはまりませんね、そもそも人の星座自体、一人に一つではなく無数にあるわけですからね。
なるほど。
そこで今回はゼウスの娘、女神「アテナ」の方も「777の書」から考えてみたいと思います。
では今回は「777の書 アテナ① パラス Pallas」です。
777の書
「生命の樹」と何かの対応を調べるときに便利な「777の書」の「万物照応表」から考えてみましょう。
「777の書」は「アレイスタークロウリー」の本だね。
「アテナ」は様々な所に対応しています。表からそのまま紹介すると「2 コクマー」「15 白羊宮」「28 [アテナ]」「32 [アテナ] 」とあります。
そして「惑星」の解説を読むと「27」とも対応があります。
そう聞いても分からないよ。
こういう感じです、順を追って解説いたします。
「2 コクマー 叡智」
「セフィラ」の「2 コクマー 叡智」は「海王星」と対応します、「海王星」と言えば「ポセイドン」と対応しています。
海の王 ポセイドン ギリシャ神話「海王星」占いえほん - かえるさんの星占いらぼらとりー
そういえば「アテナ」は「ポセイドン」と戦って勝っているよね。
そうです、「ポセイドン」は魚座的「癒し」「憧れ」でもあり、過去を受け入れる、忘れることが出来る「海王星」を象徴します。ですから、洪水で全てを流すことが出来ます。
魚座だね、受け入れて、忘れるんだね。
そうしないと、牡羊座に行けませんからね。
そういう意味では「アテナ」と「ポセイドン」の戦いは、そういうイメージを表現しています。
どんな話だっけ?
アテナイの支配権をめぐって争います、「ポセイドン」がアテナイの地に三叉の槍を指したら「塩水の泉が湧き出てきます」これは、「地」要するに「現実」に三叉の槍を指したら「感情」が溢れてくるイメージです。
「塩」は「風」「地」のイメージですから、結果に向かって言葉が生まれてきます。
「三叉の槍」は「生命の樹」の「無意識部分」である「至高の三角形」のイメージ、それを「地」に降ろしていくイメージです。
そういうことなんだ。
そして「アテナ」は「オリーブの木」を植えました、それは、成長していくイメージ、そして「オリーブ」は「油」が取れますから、自分の成長によって、またやりたいことが湧いてくるようなイメージもあります。
その結果、アテナイの人々は「アテナ」を支持しました。「オリーブ」は今でも重要な産品です。
「ポセイドン」は負けてヤケになって、アテナイに洪水を起こしますが、「ゼウス」の仲介によって、「ポセイドン」と「アテナ」の神殿を作ることで「ポセイドン」と「アテナ」は仲直りしました。
これは「海王星」生命の樹の「コクマー」の働きによって、やりたいことがおぼろげに決まってきます、そして、「牡羊座」「水瓶座」的、「火星」的な「アテナ」が木を育てていく話が始まるのです。
要するに「牡羊座」「水瓶座」的な行動によって「火星」的に「生まれ変わる」「成長」するのです。
このことは「アテナ」が「ゼウス」のお気に入りの娘であること、そして今回の件が「ゼウス」要するに「木星」の仲介によるものである、ということで表されています。
牡羊座と対応したタロットカードの「皇帝」が「Ⅳ」であり「木星」と対応する「ケセド 慈悲」が「4番目のセフィラ」であることも同じことを言っています。
「海王星」のイメージを「木星」と「牡羊座」的に表現したストーリーでもあるのか。「アテナ」と「ポセイドン」の争いを「ゼウス」が仲介して、牡羊座の冒険が始まるのか。
そういうことです、こういうイメージを実際の人間に当てはめることで占いの時に雰囲気や感じ方などを組み立てることが出来るようになります。
そのきっかけが「海王星」の「ポセイドン」である、ということですね。
「コクマー」としての「アテナ」はこういうイメージなんだね。
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