こんにちは、かえるさんです、今回は「小惑星セレス」のお話です。
「小惑星セレス」?
ローマ神話の女神「セレス」はギリシャ神話では「デメテール」の事です。
どんな神様だったっけ?
冥王ハデスの奥さん「ペルセフォネ」のお母さんです。
あー!ハデスに無理やりさらわれちゃった女神のお母さんか。
そういう小惑星があるんだ、ホロスコープでは何を意味してるの?
育成の仕方、望む育成のされ方、愛と執着、母の愛のようなものを司ります。
へー、母の愛って無償の愛かな。
そういう表現方法もあります、しかし、見返りを求めない愛、と言うもの自体も考察する必要がありますね。
なんでも考察しちゃうのね、無償の愛でいいじゃない。
そうは言っても、原因から結果が出て来るので、原因を理解しないと結果の予測は出来ないですよ、占いの需要には結果の予測が入っていますよね。
まあねぇ。
それでは今回は「セレス」のお話です。
豊穣の女神 デメテール
豊穣の女神 デメテールってなんかいい感じだね。なんか得しそう☆彡
現世利益の御利益の期待される女神さまです。
へー。
ですから、「セレス」のマークは収穫に使う農具、「鎌」です。
あ、これ「鎌」のマークなんだ。
「セレス」は星座のイメージだと何座のイメージなの?
簡単に言えば、蟹座、乙女座、蠍座と牡牛座です。
え!何それめっちゃ多いじゃん。
母親的な「育てる」イメージを表現しているのです。
それで蟹座か。
そして、自分のこだわりで完全を目指します。それが「こういう育て方をしたい、こう育てて欲しい」と言うイメージです。
こだわりが乙女座って感じだね。
そうですね、気持ちだけではなく結果も意識するのが「母親的、育成」って感じでしょ。
なるほど、蟹と乙女で母親的ってことか。どちらか片方ではないんだね。
じゃあ、男の人は関係ないの?
もちろん男の人にも「セレス」は重要です。まず「セレス」には「希望する育てられ方」というイメージがあります。
どう育てられたいか、ってことか。
そうです、そして「どう育てたいか」と言う価値観が「セレス」のある「ハウス」「星座」で判るわけです。
牡牛座と蠍座は?
一言で言えば「執着」ですね、仏教的に言えば「愛」とも言えます。
「愛」と「執着」か、それも「セレス」的なんだね。
一生懸命育てれば愛着もわくし、こう育って欲しい、って気持ちが出ますでしょ。
それも母親的、ってことか。
育てていけば必ずしも思い通りにならず、執着を引きはがされる葛藤も起こりますよね。
なるほど。それが牡牛座と蠍座ってことなのね。
「執着」と牡牛座的「維持」、蠍座的「生まれ変わり」のイメージも「セレス」的です。
「育成」って言うのも相手のためだけじゃなくて、自分の投影、転写でもあるってことか。
こういう知識をしっかり持たないと「ホロスコープ」は読めませんからね。ただキーワードを当てはめるのではなく実際の人間にしっかり当てはめてイメージできるようにならないと意味がありません。
なるほど、「セレス」は「母親」っぽいイメージってことで「母親」ってわけじゃないんだ。でも、だから「無償の愛」的なイメージもあるのか。
無償の愛
「無償の愛」って何だろう?
言葉を直接理解すれば「見返りを直接本人に求めない愛」ってことでしょ。
そりゃ、そうだけど。
簡単に言えば「欲求」という視点から考えて「受益者である相手と自分双方が一体である」イメージですよ。
相手も自分も受益者なのか。でも、例えば親子は全く見かえりが無くても成立するでしょ。
親にとって子供もある意味自分ですよ、「DNA情報」の伝達と考えれば自分より子供を優先するのは自然なことでしょ。
なるほど、でも恋人とか恋愛でもあるでしょ。
ありますよね、しかし「育てたい」というイメージや、相手を通して「自分が育つ」という視点で考えれば、「成長」あるいは「育成」という意味で自分と相手は共同体であり、自分に物理的利益が無くても「離れたくない」という気持ちや力がわきます。
そういう「自己育成」もあるのか。
そして「愛」は「自分のホロスコープを使いこなす」ための力とも言えます。
自分のホロスコープを使いこなすための力?
自分のホロスコープを使いこなすためには自分の能力を多くのカテゴリーで伸ばさないといけません、そのために働く力の対象が人間に向いた時に「愛」という言葉が適切な表現になります。
この辺のことはタロットカードの「女帝」を研究すると理解が進みます。
なるほど、「惹きつけられる力」に付ける名前のひとつだ、ということか。
次回は「デメテール」の神話を考えてみましょう。
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