こんにちは、かえるさんです、今回はカルディアンオーダー Chaldean Orderと言うお話です。
「カルディアンオーダー」って、タロットの数札(ピップカード)の対応した惑星の順番だよね。
そうですね、例えば「棍棒の2」なら「牡羊座に火星」「棍棒の3」なら「牡羊座に太陽」などという感じで数札の意味の意味と対応しています。
タロット用語なのかな。
昔からある占いや魔術に使われた知的技術です。
魔術?
「惑星」が特定の時間を支配している、という考え方です。その時間帯を意識して魔術を使うようなイメージです。
「惑星」が時間を支配してるの?
日の出から、日の入りまで、この時間は「太陽」、この時間は「金星」という感じです、アレイスタークロウリーの「777の書」などには対応する天使などの順番として書いてあります。
天使で書いてあるんだ。でも、「カルディアンオーダー」なんだね。
ちなみに「曜日」の名称もここから来ているとも言われています。
え、そうなの?
およそ1時間づつ各惑星が支配していまして、「土星」「木星」「火星」「太陽」「金星」「水星」「月」の順番で循環していきます。
一日はおよそ24時間ですから、3×7ですと3つづつズレますよね。
あ!、そうすると、「太陽」の「日曜日」の次は「月」の「月曜日」なのか!
そういうことです。
じゃあ、けっこう身近な話でもあるんだね。
では今回はカルディアンオーダー Chaldean Orderというお話です。
カルディアンオーダー
「カルディアンオーダー」は「土星」「木星」「火星」「太陽」「金星」「水星」「月」の順番なんだね。
よく判らないけど何だか不思議な並びだな。
地球中心の「天動説」で考えると判りやすいでしょう。
なるほど、「太陽」中心じゃなくて、地球中心なんだ。そうか、「太陽」が中心じゃなくて普通に順番に入っているから違和感があったのか。
これをどうやって占いや魔術に使うの?
その「惑星」の支配する時間に、その「惑星」の要素が関わったことが起こる、という考え方や、その「惑星」の性質を考慮した魔術を使うようなイメージです。護符の期待する効果と関係した「惑星」の時間を意識して作成したりするわけです。
へー。
例えば、どんな感じなの?
「土星」の「土曜日」や「土星の時間」などに、死者の魂の召喚ですとか、「水星」の「水曜日」に仕事がらみのこと、学習、コミュニケーションに関することなど、ですね。
おー、何だか昔の占星術っぽいね。
そうですね。
タロットのカルディアンオーダー
そんな「カルディアンオーダー」がタロットの「数札(ピップカード)」にも対応しているんだね。
そういうことです。「カルディアンオーダー」が「時間」というものに対応している、というのは言い方を変えれば、人間のものの感じ方にも大いに影響がある、ということですから、タロットにも対応させた、と言えます。
え、じゃあ、天使とかも、そういうことなの?
天使と無意識との関係を感じ取ることが出来ますね。
へー、今回は「カルディアンオーダー」の話だったけど、前回の「トロピカル」とか「サイデリアル」の話と関係あるの?
そうです、その辺を合わせながら「タロット」を考えていくと同時に「ホロスコープ」にも対応した技術ですのでそういうお話をしていきたいと思います。
「たのしい占星術」とか「たのしい占星術 TAROT」って初心者向けじゃなかったっけ?
ギリギリ基礎知識と言えると思いますので判りやすく説明していきたいと思います。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から、ぜひ他の「たのしい占星術TAROT」「たのしい占星術」「占いのお話」の記事もごらん下さい~☆
かえるさんの占いについてはカテゴリー「かえるさんの占い」または画面下の方をごらん下さい~☆