海軍からの脱走者 最初の３度で水瓶座を考える

　こんにちは、かえるさんです。

　今回は水瓶座の最初の３度のサビアンだけで水瓶座を考えるお話です。

　頭がいいけど、横に逸れやすいイメージもある。

　ちょっと何がしたいのか判らない感じもする。

　でも、本人に話を聞くと、なるほどねって思うんだよね不思議。

　それでは、今回はそんな水瓶座の最初の３度のサビアンで水瓶座を考えます～☆

生命の樹 SephirothicTree ホロスコープ・タロット - かえるさんの星占いらぼらとりー

サビアン Sabian ホロスコープ・タロット - かえるさんの星占いらぼらとりー

水瓶座　剣の５「敗北」

　いきなり「敗北」だもんね、衝撃的よ。

　タロットの数札の「５」は常に「生命の樹」の「ゲブラー（力）」「火星」と対応します。

　そして数札の「５」は常に「三区分」の「不動宮」の星座の最初のカードです。

　ですから「争い」「失望」「敗北」「心配」と、全て行き過ぎ感があるタイトルになっています。

　でも、「敗北」ってガッカリじゃない？

　「敗北」する、ということではなく「敗北」したくないイメージもあります。

　そこから出てくる言葉は「どんなことをしても」などです。

　ちょっと卑怯そうだな。

　人は知恵で負けた時「卑怯」という言葉を良く使いますよね。

　「卑怯」という言葉は知恵のない敗者が好む言葉とも言えます。

　その意味で、このカードは知恵に頼る、頼りすぎ、というようなニュアンスがあります。

　そして、そんな生き方は多くの場合「敗北」するまで続くことでしょう。

　どういうこと？

　水瓶座は知恵を使いたい星座ですから、勝敗にこだわるイメージで始まります、しかし、その価値に気付けば「卑怯」と言われてまですることか、という問いに気付きます。

　まあ、気付かないで終わることもあるでしょうけど。

　どちらにしても「敗北」はテーマなんだ。

　ただ、「敗北」と言うカードイメージは水瓶座に「金星」です。

　ちょっと楽しそうだな。

　水瓶座は頭を使うことを好みますからね。

水瓶座１度「古いレンガの伝道所」

　古いレンガの伝道所？水瓶座っぽくないな。

　水瓶座から見ると「山羊座」は古い伝道所ですよ。

　原文は　An old adobe mission　ですから、何か使命を持って宗教などを伝えるイメージの建物です。

　わざわざ建物が古いことを言っていることが重要ですね。

　水瓶座はそこから脱したいんだ。

　そうです、山羊座までで積み上げてきたものを「古い」と言っていて、その建物を示しているのですから。

　今まであったものを後にする、捨てる、って言うことか。

　これだけでも水瓶座らしいですよね。

　たしかに。

水瓶座２度「予期しない雷雨」

　「古いレンガの伝道所」から出てきたら「予期しない雷雨」イヤだね。

　しかし、「２度」ですから、それが「古いレンガの伝道所」から出た理由とも言えます。

　「予期しない雷雨」が目的？

　建物の中に居たら「予期しない雷雨」はないですよ。

　水瓶座らしく、何かトラブルやイベントを求めるイメージかな。

　頭を使う場所を探して、とも言えますね。

　そうか、山羊座を象徴した「伝道所」だと、言われた通りにしたり既存のイメージ、予定調和的なのか。

　そうですね、もちろん本人がわざわざトラブルを求めている自覚は薄いでしょうが、ここは「生命の樹」で「至高の三角形」ですから無意識的ですし、

　「１度」の「王冠（ケテル）」から「愚者」を通って「叡智（えいち：コクマー）」に来ているのです。

　新しい体験を求めて「伝道所」を飛び出すんだね。理由は自分も知らない「愚者」的だ。

　損得では考えられないですよね。「愚者」は「四要素」の「風」のカードです。

　あれ？言語と論理か。なんかそれにしちゃ非論理的だな。

　どういうこと？

　「王冠（ケテル）」の目的を直感的に感じて行動しようとすると「言葉」にする必要があります。

　でも、全然判らないことをどうやって「言葉」にするの？

　全く関係ない理由で良いんです。どんな理由でも外に出れば「予期しない雷雨」にめぐり合うかもしれないので、外に出る理由を「言葉にしてみると」外に出たくなるものでしょ。

　ああ、何となく〇〇に行きたい、とか〇〇が食べたい、とかか。

　外出したから「予期しない雷雨」にあったのか、「予期しない雷雨」のために出たのかは、

　どうでもいいし、同じことです。

　それが「無意識」の言葉なのか。

　それが「愚者」なのです。

　「予期しない雷雨」は嬉しいことなの？悲しいことなの？

　それは本人がどう感じるかで決まります、しかし、本人が望んだものと言えますね。

　ただ、雷雨の後にはキレイな空が見えるかもしれませんね。

水瓶座３度「海軍からの脱走者」

　お、水瓶座っぽいサビアンだな。

　ん、でも「３度」は「３」「ビナー（理解）」と対応するから「土星」的じゃないの？脱走者って。

　そうです、さらにタロットの「女王」と対応しますから精神的、感情的な一体感を求める、安心感、生存本能と大いに関係する場所です。

　そこから脱走者って？

　だって、水瓶座ですもの。

　だ・か・ら・かー。

　こんな重要ポイントで「脱走者」って、

　え、何で「海軍」なの？

　逃げたくても海の上じゃ逃げられませんよ。

　え、じゃあ、逃げられないの？

　いや、逃げられない時の方が逃げたい気持ちが盛り上がりません？

　盛り上がる。

　それで、寄港したら、逃げちゃう感じか。

　まあ、逃げるかどうかは別として逃げたいなー。という感じですよね。

　でも、海軍ですからね、何か特殊な仕事ですよね。そこで身に着けた技術を他で生かしたいのかもしれませんし、

　それは「戦い」や「無駄な争い」からの脱走かもしれませんし「組織」からの脱走かもしれません。

　こんな感じじゃ「女帝」を通って「２度」に戻りそうだな。

　水瓶座に「予期しない雷雨」は常に魅力的ですよね。

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