こんにちは、かえるさんです、今回は「愚者 The Fool② トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」と言うお話です。
今回は「愚者」の象徴についてだね。
そうです、トートタロットの象徴について少し説明していきましょう。
「愚者」は無意識的で、自分の本当にやりたいことを実現するイメージだね。
そうです、象徴が多く、一つ一つの象徴が意味深いので雰囲気だけでも伝われば、と思います。
では今回は「愚者 The Fool② トートタロットの象徴で星座 惑星を考える」です。
「愚者」
「愚者」はだいたい犬とか猫みたいな動物が出てるけど、トートは虎だね。
虎は、黄色と黒ですから、本当にやりたいことを思い切りやる黄色の感じと結果をひたすら目指す山羊座的黒色を交互にやるイメージです。その虎が愚者に対し交尾の姿勢をとっています。
そういう意味があるんだ。
そして虎はライオンと同等の強さですからね。
なるほど、そういう強さも意味があるのか、
豹は、素早いですがライオンや虎にはまずかなわないといって良いでしょう、要するに「ワンドの女王」の豹のイメージはそういうことです。
そういえばワニがいるよね。
ワニも「愚者」ではよく見かける象徴ですね。ワニは何しろ長い間全くといって良いほど進化していません。太古の昔から今の感じです。
へー、まあ、恐竜みたいだもんね。
このことだけでも「無意識」のイメージです。そしてワニは強力な社会的絆があると言われています、自分の子供じゃなくてもワニの子供を守る習性があるそうです。このことは「土星的」でもあります。
さらに泳げるけど、陸上でも活動が出来ます、このことが「生命の樹」の「3 ビナー」から「ダートの海」そして「4 ケセド」を渡るイメージがあります。ただ、上手に泳げないワニはダートで溺れてしまいます。
え、ワニなのに?
ダートの海は「ノアの箱舟」のイメージでもあります、大洪水なのです、ですから普通の人は「意識」にたどり着いた時には「無意識の至高の三角形」を忘れてしまうから、それを溺れたという言い方をします。
このイメージは「木星」に響いてきます。
考え方が違うからか。ワニだけでも難しいね。
そしてワニの「土星」性は、「愚者」の可能性を食い殺してしまう可能性があります、トートの「愚者」では、そのためにアマゾン川に蟠踞(ばんきょ:粘って動かない)しているのです。
アマゾン川、って意味あるの?
アマゾン川は南米にあり、最大の流域面積を誇っています、大きな川、と考えれば川は蛇行しますから、生命の樹を連想しますし、易で言う「大川を渡るに利ろし」も思い出しますね。
大きなことをしようとすると潜んだ「土星」に食べられちゃうのか。
そういう意味もありますし、「土星」を越えないと「王国 マルクト」要するに「現実」には着かないですからね。
なるほど。
「カドゥーケスの杖」
「愚者」の首に巻き付いているのは何?
ギリシャ神話のヘルメスの持ち物「カドゥーケスの杖」です。
え、めっちゃぐるぐる巻きじゃん。
そうです、「愚者」の柔軟性をそういうイメージで表現していると同時に、最後である「宇宙(世界)」のカードとのつながりを表現しています。
へー、デザイン的につながっているのか、ゴールとスタートが繋がっている、ってことか。
要するに、永遠に繰り返し、ということですね。
たくさんの意味があるんだね。
「愚者」の説明はキリないんですよね、まだまだたくさんあるんですけど「愚者」の授業は2時間でも足りないくらいなんですよね。
なるほど、トートタロットは象徴が多いんだね。
Aクロウリーのカードですからね、その代わり星座などの勉強に使うと辞書みたいな感じで便利なんですよね。
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