こんにちは、かえるさんです。今回は「考えてキーワードを使いこなす」というお話です。
キーワードの話は前もしたね。
占いのキーワードは、ただ当てはめるんではなくて、その意味を考えないとダメ、って話だったよね。
「優しい」とか「愛」とか人によって意味が違うもんね。
そうです、言葉というものは「お互いに一致した理解をしている」という前提があってはじめて便利なのです。
お互いに一致している、って判るにはどうしたらいいの?
お互いに言葉の元になる意味を掘り下げれば「違い」を理解できますね。
これが出来ないと意味が一致しない時に「何言っているか判らない!」「何で判らないの?」ってなります。
そういう「言葉」の特性を考えて、「言葉」の意味を考えることが「占い」ではとっても重要です。
難しいけど判った。気がする。
今回は「年齢域」をキーワードから考えてみます。
「年齢域」から考える
「年齢域」って、特定の年齢で「惑星」が活性化、働きだすイメージだよね。
でもさ、「年齢域」の前は働いてないの?
もちろん影響はおおいにあります。
じゃあ、何のための「年齢域」なの?
目安です。
あ、単なる目安なの。
単なる目安です。
しかし、目安であるからには役に立っているわけです。
おお、じゃあ、良かった。
とはいえ、意味が判らないと、かえって害になります。
害になっちゃうの?
「年齢域」までの時間は「惑星」が働かない、と考えてしまうと、きちんとホロスコープを読むことは出来ません。
「年齢域」の前に働いているのなら、何で「年齢域」があるの?
多く人の場合「使う必要に迫られやすい」「使わざるを得ない」という状況がだいたいこの位かな、ってことです。
目安だからか。なるほど、例えば「月」が0~7歳位、っていうじゃない?
でも、確かに「月」って「その人の当たり前」「安心感」だから、7歳まで、ってこと無いもんね。
そうですよね。ただ、0~7歳で「月」は認識する時間が多いのである程度その人の「月」の方向性は固定するのです。
なんだか微妙だな、難しい。
と、いうわけで、とりあえず「年齢域」と呼んでそういう考え方があることを知ってもらって、その後、深く考えてもられば良いでしょう。
そうか、名前が無いと論じること自体が難しいのか。
そして、深く考えることで、よりホロスコープを深く学べます。
大切なのは「ホロスコープ」があって「人間」がいるのではありません。「人間」を分析するために「ホロスコープ」があるのです。
「ホロスコープ」に「人間」を無理やり当てはめるのは意味が無いんだね。
そうです、そういう視点で「ホロスコープ」を学ぶことが大切です。
そういうイメージで「惑星」のキーワードを深く理解するために「年齢域」を使うことも出来る訳です。
キーワードは出発点なんだね。
keyword「惑星」
例えば「月」は「安心感」や「その人の当たり前」を示します。
そうだよね、それで「年齢域」は0~7歳だね。
ですから、生まれたばかりで、自分で自分が判らず、世話をされていることさえ判らないイメージの時から幼少期ですね。
何もしなくても守られている「安心感」が疑い無くあるから、何かをしたい気持ちがわき上がってくるのかな。
そうですね「安心感」が無いと自分を信じられませんからね。「安心感」はある種の万能感のようなものにつながるわけです。
そして自分を基準に思えるような気持ち、「普通さ…」とか「当たり前」のように思えるのは、やはり「安心感」なのです。
山羊座や牡牛座の「安心感」とは違うね。
「感覚」的な安心とは違いますね。ですから、無条件に守られているイメージとして「家庭」のイメージもあるんですね。
「家庭」って決めつけるんじゃなくて「家庭」がなんでキーワードに入っているか、を考えないといけないんだね。
「水星」は「情報」や「コミュニケーション」、「年齢域」は7~15歳です。
「コミュニケーション」は「安心感」があってこそ、だよね。
そうですよね。そして、少し大きくなって「コミュニケーション」重要性が増してくるイメージがありますよね。
だから、「コミュニケーション」や「何が役に立つのか?」という価値観などが定まるイメージの「年齢域」なんだね。
そして「金星」は「人とのつながり」、「感覚的共感」「論理、言語的な約束、つながり」「楽しみ」「恋愛」のイメージです。
「金星」の「年齢域」は15歳~25歳位だから「コミュニケーション」が確立した後だから、さらに深くつながりたいし、つながり自体を楽しみたいし、発展していきたい感じだ。
でも、単純に7~15歳、15~25歳って分けられないね。
ですから、活発に使い始める時期、ってことですね。
そして人生の「目標」「楽しみ」「充実感」の「太陽」、「年齢域」は25歳~35歳くらいです。
「楽しみ」って「金星」でもいうよね。
「金星」は人とのつながりの中の「楽しみ」で「太陽」の「楽しみ」は自分がやりたいこと、としての「楽しみ」です。
「太陽」は最も意識する時間が長い「惑星」(※西洋占星術では「月」「太陽」「冥王星」も「惑星」と言います)ですから、人生の「目標」として意識しやすいですが、そうならない場合「楽しみ」という表現になります。
「楽しみ」というキーワードもきちんと内容を考えないと「ホロスコープ」を読み間違えちゃうね。
そうなんです。そして25歳~という「年齢域」からも「目標」というキーワードに一致しやすいです。
そうか、人生の目標と、人生観を重ねるような年齢だからこそ「目標」というキーワードが出て来るんだね。
こういうことをしっかり理解することが「鑑定能力」の基礎力につながるのです。
なるほどね。
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