冬の夜空に「おうし座」
こんにちは、かえるさんです。今日は、実際の、おうし座のお話です。星座占い、ホロスコープで性格分析を楽しむためにもぜひごらん下さい。
占いの「金牛宮」とは時期は違うんだよね。
そうですね、おうし座は、冬の星座です。春ごろまで見えますよ。
おひつじ座は、星も少なかったけど、おうし座は星が多い星座だね。
はい、おひつじ座と違って、一等星のアルデバランがありますから、見つけやすいです、有名なオリオン座も近くにありますし。
おお、アルデバラン知ってる~☆
おうし座の右目がアルデバランです、有名なプレアデス星団「昴(すばる)」もあります。
一月の下旬ごろ、空を夜8時くらいに見れば、うお座、おひつじ座、おうし座、ふたご座などが見えると思います。
なんか、星座の絵をみると、おうしの上半身なんだね。全身じゃないんだ。
そうですね、突進する、おうしのイメージを表現していると思ってください。
おひつじ座のときは、逃走中の星座だったから、なんか良さそうだな。星座の神話ともつながるのかな。
その通りです。
神々の王、ゼウスの恋物語
まさか、おうし座の、おうしって、またゼウスじゃないでしょうね。
すいません、またゼウスです。
もー出たがりやさんだな~。
フェニキアが舞台のお話です。エウロパ、という大変美しい女性がいたのですが、エウロパを一目見て、惚れてしまいました。
ゼウスは、女好きだよねぇ。フェニキアって?どこだ?
フェニキアは今で言うとレバノンの辺りです。
ギリシア神話なのに、レバノン?遠くない?エジプトの少し北だよね。
いやいや、フェニキアは、地中海周辺に大きな影響力を持っていましたから。
あー地中海って考えれば納得か。
そして、ゼウスは、雄牛に変身して、エウロパにそっと近づきました。大人しいので、エウロパが、雄牛にのってみると突然すごいスピードで走り出しました。
それって、さらってんじゃん。悪いやっちゃなぁ。
そして雄牛は、海を越えて、クレタ島まで、エウロパを連れて行きました。
クレタ島ってギリシアか、雄牛の状態で女の人乗っけてきたんだよね、遠いなぁ。エウロパは自力で帰れないじゃん。
そこで、ゼウスは、自分が神であることを告げ、エウロパに愛を告白します。
そんな強引な。
そして、エウロパは、ゼウスの愛を受け入れました。
いいの!?それでいいの?!
それで、ゼウスとエウロパは結婚して、子供を作りました。そして、クレタ島の周辺を、エウロパ(EUROPE)と呼ぶようになりました。
あー、エウロパってヨーロッパか!へー、なるほど。
神話と「おうし座」の意味
もちろん、この話は「おうし座」の性格を読み解くためにも重要ですが、
恋愛というものを上手にあらわしてもいます。おうし座の支配星は恋愛の惑星、金星ですからね。
まず、ゼウスはエウロパに一目惚れをします、これも理屈じゃなく見た目の美しさによる感覚的なものです。まあ、実際の一目惚れは、見た目だけじゃ無くて中を見抜いてのものと言えますが。
そして、相手の気持ちを探ることなく、ゼウスは行動に出ます。エウロパの都合や、気持ちは気にしていませんね。
なんかヒドイ話だなぁ。
でも、恋って、相手の都合とか、その時の気持ちとか、考えすぎてタイミングを逃すことってありません?
あー、勢いで行った方がいい場合もありますなー。
ゆっくり様子を見るようなやり方だと、好き嫌いに関わらずタイミングを逃すことだってあるし、
ゼウスも、ゆっくり近づいてイッキにさらってるね。
相手に対し、迷い無く一直線に突進するのも、有効な手段ですよね。そして重要なポイントが、
イッキに、取り返しが付かないほど、遠くに連れ去ってから、告白!
あー、なるほど、もう断りにくいわ。既成事実的な。
まあ、かえるさんは、なにかを推奨してるわけでも、攻略法を言っているわけじゃないですが、そういう考え方もあるかもしれませんね。
恋って、後から考えると、なんでこうなったんだろう?とか思いません?気付いたら好きになって付き合ってたな、みたいな。そういう感覚も、おうし座的です。
あとで思い出す時にはロマンチックな修正が脳で起こります、そしてステキな恋愛は完成します。
なるほどねぇ。
これは、おうし座の性質でもあります。おうし座は、感覚(地)の星座ですから、こういうことが良くあります。恋愛以外にもです。
あー感覚で生きていると、流されて気付いたら思わぬ結果に、ということもあるか。
その意味では、良く考えましょう、ってことでもあります。
たしかに、人生は計画を立てて、自分で決めたいもんな。
まあ、無理強いはしませんし、人生は人それぞれですが、自分で流される人生を送って、あとから人のせいにしても何にもなりませんよ、とも言えます。
なんでそうなるのなねぇ。
それは、おうし座は、感覚が優れすぎていて感覚で判らないことは、あまり考えないせいです。
その場の気持ちで決めちゃうってことか、今食べたいから食べちゃえ!みたいな。
あ、あと、エウロパのヨーロッパ、欧州は、四要素で言うと「地」なんですよ。
国とかにもそんなのあるんだ!!
だから感覚的だから、勝つために軍事ばっかり強化して、他の国を植民地にしてきた歴史がありますね。
キチンと交渉せずに侵略ばかりする姿は、ワガママと言えます。欲しいと思ったらガマン出来ないのです、長い目で見れば、結局うまくいかず、手放さざるを得なくなりましたね。思いつきで行動するからそうなるんです。
でも、ヨーロッパって言うと華やかできれいで美しいイメージもあるよ。音楽も美しく、食べ物は美味しい~☆
そうです、そういう美しさ、それを形にするのが、感覚の「地」のステキな使い方なんです。まあ、ゼイタクもおうし座のキーワードです。慎みの無いゼイタクには優雅さはありませんからね。
そして、今回紹介した神話はギリシャとフェニキアのお話でもあります。ギリシャと、オリエントの文化、文明が結婚して、ヨーロッパが生まれた、それがヨーロッパの基礎になった、というお話でもあります。
なるほどね。
ホロスコープで性格を分析するにはこういう知識の積み重ねはとても大切です。
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