こんにちは、かえるさんです、今回は「「高さ」を考える たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
「生命の樹」の「高さ」のお話だね。
いわゆる「高次」「低次」など「生命の樹」における位置のお話です。
なんだか「高次」の方が偉くて神聖な感じで「低次」は俗物的で欲にまみれた感じだね。
そういうイメージを持たれやすい言い方ですよね。しかし、「無意識的」か「意識的」か位の違いしかありません。
その本質を押さえた上で一般の人々の認識はそういうイメージ、要するに「高い」とか「低い」と言うイメージを理解して占いをすることが重要です。
どういうこと?
例えば「金星」を例に挙げれば「女帝」のパスと「7 ネツァク」の両方と対応しています。
なるほど、高い所と低い所にあるね。
ですが、どっちも「金星」と対応しています。
え、じゃあ、「高次」と「低次」ってどういうことなの?
では今回は「「高さ」を考える たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
生命の樹 高さ
簡単に言えば「同じ」ことなんです、でも、認識度が違うだけ、いわゆる「意識的」か「無意識的」か、と言う程度の違いです。
じゃあ「高次」の「女帝」は「低次」の「7 ネツァク」よりすごいわけじゃないの?
「本質的」に同じですが、観察者がどう感じるか、と言う意味では違いはあります。
どういうことなの?
ではまず「女帝」のパスを考えてみましょう。
「女帝」
「女帝」の「パス」は「2 コクマー」と「3 ビナー」をつないだ「パス」です。
要するに「海王星」と「土星」「天王星」をつないでいる「パス」です。
「至高の三角形」の中のお話ですから当然「無意識的」な力ですから、本人の自覚は薄いですが行動には大きく影響します。
「海王星」は自覚が難しいよね。
そうですね、「憧れ」と「怠惰」を醸成する場所とも言えます。慌てない中にも「憧れ」が「土星」「海王星」の「実行しないといけない」イメージに向かい始めます。
このイメージが「ダレス(扉:ד)」のイメージです。「扉」は象徴ですから当然他の意味もたくさんあります。
「土星(ビナー)」の「実行しないといけない」イメージに無意識的に入っていくイメージですから損得ではなく本能的ですから例えば「親子」関係のイメージや、「恋人」などに対する惹きつけられる力となります。
「無意識的」だと何が良いの?
「冥王星」「1 ケテル」に近く「愚者」の「パス」の影響もあるので「目的」が「成長」「冥王星的欲求の解消」になるので、根本的に「損得勘定」によらない「金星」の効果が期待出来ます。
それはどういうことなの?
「無償の愛」として映るでしょう。
なるほど「高次」っぽいな☆彡
「ネツァク(勝利)」
じゃあ、下の方にある「7 ネツァク」の「金星」は?
働く力、欲求は「金星」的です、ただ、「1 ケテル(王冠)」より「7 ネツァク(勝利)」は「10 マルクト」に近いことが重要です。
「数秘術」的には人の気持ちは「9 イェソド」を目指しますが、「3 ビナー」の「土星的」影響によって「10 マルクト」に向かうイメージが強く働きます。これが「土星」と対応する「宇宙(世界)」の大アルカナに現実化のイメージがある理由です。
でも「女帝」は「3 ビナー」と接触してるよ。
「3 ビナー」のイメージは、流れ続ける音楽で人を急かすようなイメージです、まだ自覚になっていません、そして「完全な無意識」の中で、「2 コクマー」で、すでに方向が決まったことを実行したい、から「女帝」はやはり「成長」を目的設定にしやすいのです。
その点、「7 ネツァク」の場合は「女帝」と同じ力が働きますが「意識」が強く働くので「資本主義社会的」な欲が強く決定に影響します。
なるほど、「女帝」と「7 ネツァク」は働くイメージは同じ力だけど、「意識」の影響が大きく決定を左右するんだ。
でも「7」ってタロットの数札だとあんまり良いイメージ無いよね。
それは「本当に目指したいこと」である「金星」的なイメージなので、達成が困難なため、どうせ挫折するから挑戦しない方が良い、苦労するからやめろ、と言う本質を無視したイメージから来るものですが、確かに依頼者が安易に上手く行くことを求める場合、「やめておけ」は実際、有益なアドバイスになり得ます。
根性無しは、やめておけってことで「良くないカード」ってこと?
そう思っている占い師もいますし、全然知らないけど本にそう書いてあるから「良くない」って言う占い師もいます。
なるほどね。
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