こんにちは、かえるさんです、今回は「知ってることから知らないことを導く たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
生命の樹はなんだかすごい感じだけど、良く判らない、結局何の役に立っているか判らない感じもある。
象徴を教えている所はあるけれど、それがどう占星術に具体的に役に立っているか、立てるのか、を教えるところは、あまりありませんからね。
そんな、生命の樹が判りにくいのは、前提となる情報がたくさんあることです。
そうそう、全部知ってる前提で喋られちゃうと、さらに判らなくなっちゃう。
ですから、今回のシリーズでは、そういう所を踏まえて、生命の樹に親しめるイメージを目指していきます。
いつも、こういう感じで始まるけど、生命の樹は結構、難しくなっちゃうから、気を付けながらね。
まあ、そうならないことを祈りつつ。今回は「知ってることから知らないことを導く たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
生命の樹
色々教わったけど、生命の樹は久しぶりだな。ちょっと自信が無いな。
では解説しながらお話をしたいと思います。
とりあえず、生命の樹と言えばこんな感じです。
そうね、丸い所が「セフィロト」でそれが「パス」でつながっているんだよね。
そうです、そして、全て「パス(小径)」ですから、「32の小径」とも呼ばれています。
この「丸い部分」「セフィロト」はホロスコープの「惑星」とも対応しています。
そうそう。
※天体の対応はいくつかの説、主張があります、当ブログではAクロウリーの主張を支持しております。
「惑星」の対応はこんな感じです。
見て判るように「上の3つ」には「トランスサタニアン」が対応しています。
「冥王星」「海王星」「天王星」は「土星」より遠くの惑星又は準惑星で「トランスサタニアン」だね。
このことは何を意味してるの?
生命の樹では上の方ほど無意識的な情報を意味します、その意味で、「トランスサタニアン」はホロスコープ上の動きも遅く、同じ世代の人はだいたい同じ星座だから、あまり気にしないで良い、などと言われますが、そんなことはありません、ここをしっかり研究しないと「木星」の意味が判りません。
「木星」!?
そうです、「無意識」は「無意識」ですから、かなり自覚しにくいのですが、自分の考え方である「木星」を構成する価値観に大きく影響するのが「トランスサタニアン」です。
話は判るけど、どうやって研究するの?だって「無意識」だよ。
まず「生命の樹」は上3つの「セフィロト」と、下7つの「セフィロト」には大きな違いがあります。
おお。
至高の三角形
生命の樹では上の3つの「セフィロト」を「至高の三角形」と呼んでいます。ここを「判らない」と言っているとその下も良く判らないわけです。
その下との間には「深淵(Abyss:アビス)」「ヴェール」と言われる場所があります。ここを越えることが魔術師の目標とも言われています。
違うエリアなんだね。
それを研究するには「1」「2」「3」を、持っている情報から分析します。
「1」は「冥王星」、「2」は「海王星」、「3」は「土星」と「天王星」だね。
そうです、タロットもやっていれば「1」は全ての「エース」と対応しますし、全ての「大アルカナ」とも対応します。
その情報は「冥王星」と一致するのか。
しかも、「エース」と対応するから「10」の「王女(従者)」とのつながりがあることが判ります。
それが「冥王星」とか「エース」の説明になって行くのか。
そうです、こうやって、しっかりつじつまの合う答えを模索していくことで、新しい情報が生成されていきます。
あー、占い師ってこういうことしてるんだ。
そうです、そして、「至高の三角形」が判れば「アビス」とは何かが見え始めますし、それが判れば、では「至高の三角形」以外の場所とは何か?が見え始めますね。
おお。
そしてそれが判れば「エース」や「アテュ(大アルカナ)」とは何か、も見えてきます。
こうやって、様々なものに迫って行くんだね。
こう考えると「アビス」に一番近いのは「木星」「ダート(知識)」です。
「ダート」って「至高の三角形」と「アビス」の間にあるとされてるやつだっけ?
そうです、Aクロウリー曰く「コロンゾンの棲家」です、
「コロンゾン」
「トートの書」をお持ちの方なら「コロンゾン」と聞けば「塵悪魔」「DustDevils」と言えば「女教皇」を思い出すでしょう。
こういうことを深めていけば「木星」などの情報はもちろん、周辺情報も充実していきます。
このシリーズ本当に楽しくて簡単なの?!
え!た、多分…。
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