こんにちは、かえるさんです、今回は「コクマー 叡智 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」と言うお話です。
お、今回から「2 コクマー 叡智」のお話だね。
そのつもりです。
つもり?
このシリーズは、結構、思いついたことをポンポン書いてる感じなんで、書きながら決めてる感じなんです。
なるほど、そんなノリなのか。
これまでは「1 ケテル」から見た「2 コクマー」でしたが、今回は「コクマー」から見た感じにしようかな、って思ってます。
では今回は「コクマー 叡智 木星と土星を考える たのしい占星術 生命の樹」というお話です。
叡智 חכמה
「コクマー」は叡智、とか智慧とか言う名前が付いてるよね。
そうですね、言いかえれば「1 ケテル」は「智慧」以前である、と言うことです、「王冠」という、頭よりさらに上に乗っているもの、「智慧」以前の「前提」であることが判ります。
なるほど。
じゃあ、そこに影響を与えてるのが「愚者」なのかな。
そういうことです。「愚者」は「風」であるので、「ケテル 王冠 冥王星」のイメージを「風」で運ぶのです。
「風」は「空気が気圧が高い方から気圧が低い方に流れる」ことで起こるものです、それはバランスをとる、という働きです。
このことが「無意識」と「意識」の中で起こるバランス化、要するに「風」なのです。
「愚者」はまさしく「風」なんだね。
「四要素」の「風」を細かく言えば「双子座」「天秤座」「水瓶座」の働きを説明することになります。
それが全然似てなくて判らないんだよね。
全部、「風」なんですから、「バランス化」なんです。
ただ、細かい働きの違いがある、ということですね。
どんな感じ?
双子座は、無意識を使って人々や情報にアクセスします、いわゆる、偶然や運が良い、というようなイメージです。自分の願望(無意識的、ケテル的)に向かって行きますが、資本主義的な社会的常識からはかえって困ったことになるような雰囲気です。
双子座っぽい。
天秤座は言語を使って無意識のバランスを取ろうとします、欲しいけど手に入らないものを嫌いだと感じたりすることや、欲しいものを欲しい、と言葉にすることで、自力で正面突破するか、とにかく諦めるか、などの人間性に分岐します。
まあ、どの星座にもダメな人とそうじゃない人もいるもんね。
実際は何でもかんでも実行するわけには行きませんから、逆パターンイコール良くないこと、とは言えません。何でもバランスです。ただ、損得がハッキリ見えるのが天秤座ですから、一回動けなくなると何も出来なくなってしまいます。
水瓶座は?
現状を壊して次のサイクルに入るのが目的と言ってもいいほど破壊的ですが、「破壊」のやり方をしっかり調整すると「改善」を作り出せます。
しかし結局はリセットして、根本的に新しいものを作り出す方向に行く欲求があります、それは「成長」の視点で言うとものすごい効率が良いのですが、形作る前に壊してしまうクセが付くこともあります。
ありゃー。
しかし、その経験こそ、大きな学びになりますので、目先で言うと良くない暴走に見えますが、長い目で見ると最短距離なこともあります。
「風」は、こういうイメージの調整を行っているんだね。
それが、「1 ケテル 王冠」の蓄積情報を「愚者」が運搬加工して「2 コクマー 叡智」に持って行くことで起こる作用です。それが皆さんの欲求と言えます。
コクマー
ゴールデンドーンの魔導書などの習慣的翻訳に従って「コクマー」と言っていますが、現代の発音だと「ハッハマー」や「ホッフマー」の方が近い気もします。
へー。
そしてつづりも習慣に従って「חכמה」としていますが「חוכמה」と書くこともあります。
何が違うの?
ヴァウ(釘)「ו」が入っています。「ו」が入っている方が「ホッフマー」って聞こえる気がします。
文字を数字にして足したら意味が判るんじゃないの?
「ו」は「6」ですから、「חכמה」は「73」、「חוכמה」は「+6」で「79」です、象徴的に調べれば、同じ「智慧、叡智」ですが、「79」の方が「牛」的、「ティファレト的」です。やりたいことをやり事でレベルを上げるから使命に向かえるイメージです。
マジで!!
「73」は「月」的な言葉の意味や「回転」「指輪」など繰り返す意味などがありますが、「79」になると「峻厳の柱」を意味する「ボアズ」などの意味があります「בעז」強さ、死(生まれ変わり)、使命的なイメージの単語も増えます。
へー、面白いもんだね。
そういえば今回は「コクマー」より「愚者」だったんじゃないの?
シーッ!!! 次回、次回。
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