こんにちは、かえるさんです、今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」第二回です。
かえるさんはナレーションを担当します。
にわとりさんが主役だね。
前回はとにかく大変だった、虎に赤い上着と青いズボンを取られちゃったし。
身に付けるものは、上ほど無意識的で、下の方ほど現実的です。お母さんに貰ったもの、しかも「赤い上着」ですから、社会的な役目を果たすことで生まれ変わりたいイメージです。
「青いズボン」の方が下の方だね。
「青」ですから、「月」的なイメージや「木星」的なイメージがあります。自分のやるべきことをして成長して、自分のやりたいことにつなげることを現実化していきたい感じです。
それを取られちゃったよ。
虎は自分の星座、能動性だから「実行してる」ということです。
なるほど。
それでは今回は「虎がバターになる話 にわとりさんぼうけんのおはなし」というお話です。
靴と傘
にわとりさんが、進んでいくとまた虎が現れました。
「ぎゃー!!命だけは助けてください!紫色の靴をあげますから!」
「バカだなー!俺は4本足なのに靴を2つ貰っても意味ないじゃないか!」
「そんなこと言わないで耳に履けばかっこいいですよ。」
「えっ、そうなの?じゃあ、貰っておこうかな。」
「その代わり食べないでくださいね。」
「靴をくれれば食べないよ。」
「お、こんな感じかな。」
「結構、いい感じですよ。」
「みんなに見せびらかしてこよう。」
そう言って虎は去っていきました。
「もう、イヤになった、傘も取られないように早く帰ろう。」
そこに虎が現れました。
「うわー!そうなると思った!」
「お!にわとりさんがいる、早速食べよう。」
「緑色の傘をあげますから、命は何とかしてもらえませんか。」
「傘をもらったって俺は傘を持つ手が無いよ。意味ないじゃん。」
「しっぽにくっつければいいんですよ。ちょっとくっつけてみましょう。」
「お、ナカナカいい感じじゃん。」
「みんなに見せびらかしてこよう!」
「さようなら。」
にわとりさんは全部取られてしまったので泣きながら帰っていきました。
お話と象徴
今回も全然救いが無いけど。
今回は、能動的、自分のやりたいことである「生命の樹」の「慈悲の柱」のイメージの「お父さん」からもらった品物を奪われました。
靴を耳に履くのはどう考えても要らないでしょ。
「靴」は地面に接しますから実現化のイメージです、「紫」は「木星的、射手座的」要するに自分の考え方を実現したいイメージです。
へー。
しかも、この「靴」は内側の色が「直感に従って生まれ変わる赤」なのです。
そうなんだ。耳に履くのは?
自分の考えに従う、ということです、外からの雑音をカットしているのです。
なるほど!だから靴を耳に履くのか。
傘も取られちゃったけど。
傘は水(感情)をよける、日差し(認められたい、達成したい)をよける、意味があります。
そういうことを調整しないで思い切り行動するってこと?
そういうことですね。
でも、お話では全部取られて泣いてるじゃん。
それは試練に向かっている、ということです。それは即ち自分が成長し、本当にやりたいことに向かっていることでもあります。
そして、裸になることは本当の自分を知る、という意味でもあります。
なるほど!
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