こんにちは、にわとりさんです。今回はギリシャ神話のポセイドンのお話です。
天王星、魚座と対応する海の神様だね。
そうです、今回は、ポセイドンの激しい面もご紹介します。
え!そうなの!優しいイメージだけど。
神話の本を読むと、短気で自分の領土を広げようとする所も強調されています。
魚座っぽくないな!!
今回はポセイドンのお話です。
海の王 ポセイドン
ポセイドンは自分の子供の仇のアレスをかばったり、魚座だなー、と思ってたけども。
実は一般的な神話知識では、結構、激しい神です。
ポセイドンはクロノスの息子で、生まれてすぐクロノスに飲み込まれました、それを助けたのが、弟のゼウスです。
生まれた途端に食べられるとは。
でも、生まれてすぐ食べられたら、それが普通なのかな。
言われてみればそうですね、「おお!食べられてる!!」って思わないですよね。
なんだ、お母さんの中も外もあんまり変わらないな、って感じかね。
まあ、それは置いておいて、ゼウスに救われた後は、ポセイドンも一緒にクロノス率いる巨人族と戦いました、その時にサイクロプスから「大地と海を揺さぶる三叉の矛(さんさのほこ)」をもらいました。
すごいものなんだ。
その後もポセイドンはゼウスとも口げんかもしますし、ポセイドンは反乱を企てたこともあります。
へぇー。結構キャラ濃いな。
次は、そんなポセイドンが、女神アテナと争ったお話です。
ポセイドン対アテナ
アテナイの支配権をめぐって、ポセイドンとアテナが争ったお話です。
おお、戦闘的だな。
ポセイドンがアテナイの地面を三叉の矛で突き刺すと、塩水の泉が湧き上がりました。
私の領地だから、地面を刺しただけで泉が湧いたのだ!と主張しました。
おお、強引だ。
アテナは言いました。私の土地である証拠に、この土地には既にオリーブを植えたのだ、と言いました。
ほお。
そして、オリーブを植えたアテナの言い分が通りました。住んでいるみんなのためになったからですね。
ポセイドンは負けちゃったんだね。
ポセイドンはヤケを起こして、アテナイを洪水にしました。
何だよ、大人気ないな!
それを見たゼウスが仲裁に入って、ポセイドンとアテナの神殿を作ることになったので二神は和解しました。
あっさりだね。
神話の意味を考える
なんか、ポセイドン、乱暴者のアレスと変わらないじゃない。
「海王星」と「魚座」に対応してないでしょ?
だいたい「大地と海を揺るがす三叉の矛(さんさのほこ)」って武器自体、魚座っぽくないよ。
ふさわしい魚座の武器は、ポセイドンは海だから「たい焼き」かな、あんこ多目で☆お腹いっぱいにさせて動けなくするの。
魚座は、ハッキリ言葉にするのが苦手なだけですから。それじゃ、いくらなんでもファンシーなイメージが強すぎですよ。そして、たい焼きは明治時代に日本で作られたお菓子ですから。
でも、魚座の武器だからこそ「大地と海を揺るがす三叉の矛」なのです。
そうなの?
まず、大地は「地」ですから「現実」ですね。
そして「海」は、感情の「水」です。
あ、現実を感情で揺るがす、ってこと?!
そうです、感情によって現実は、ちがって見えますよね。
なるほど、魚座っぽいな。
でも、なんか、他の人の領土を欲しがったり、激しいよ。
魚座の支配星は「海王星」ですが昔の支配星は「木星」だったわけです。
そうだね、ゼウスと同じだ。
要するに昔は「木星」に「射手座」と「魚座」が属していたわけです。
うーん、なるほど。哲学と想像が一緒だった感じだ、でも現在では、哲学は「木星」、想像は「海王星」って分かれたんだ。
そのイメージが大切です、そして、一緒だったものは完全にパックリ分かれるわけではありません。
射手座にも想像の部分、魚座にも哲学的な部分もあるってこと?
そうです、そして、射手座的な速さを求めるような、気が短い部分も魚座にもあるんです。
そおかな?
その感じ方は素晴らしいですね、今では薄いです。昔は、みんなが同じように同じ労働に参加していたわけです。
その中では、魚座が、ゆっくり落ち着きにくく、ヒステリックな面が出やすかったと言えます。今でも追い詰められると魚座はヒステリックになりやすいです。
そうか、昔は魚座は、魚座らしくゆっくり想像の羽根を伸ばすことは出来なかったんだ。
もちろん芸術家もいましたが、なりたければなれるものではありませんよね。
その意味では、今も忙しい世の中とも言えるよね。
そうですね、労働時間が延びていることは確かですが、芸術的な、想像を必要とする仕事も多いですよ。
そう言う意味では、今の方が魚座を鎮める、上手く使う方法が多いんだ。
芸術、音楽、写真、映画、アニメ、漫画、ゲーム、本、魚座的なものはいくらでもありますね。
そして、それを踏まえつつ「領土を侵略したがる」と言うのは、魚座の想像力を意味します。
そうなの?!
魚座的、と言えば「12ハウス」です。
想像することによって、満足や癒しを得るハウスだ。
でも、逆に、想像力が強いので、実際に望むようになることもあるよね。
そうですね、しかし、それに振り回されてしまうと、魚座は次々と想像力を広げますから、目標の焦点が定まらないこともあります。
だから「障害のハウス」って書いてある本もあるんだね。
そう言えば、神々の戦いは「1人の人間の葛藤を示す」ことが多いよね。
その通りです、その意味で、想像の魚座には大きな力があります。
厳しい現実に負けた時に「魚座」は癒しとして必要です。
しかし、強すぎると、頑張らなくて良い、と言う生き方になってしまうことがあります。
そう言えば、射手座も、そう言うところがあるな、やっぱり似てるね。
結果重視の山羊座や、自己実現の獅子座などが多いと、魚座が多いと葛藤で悩む人も多いのです。
そう言う意味で、アテナと戦ったのは「火星」と戦ったとも言えるね。
そうですね、やる気を、想像で済ませてしまう、と言う形になると「火星」はイライラが募りやすいとも言えますね。
でも、魚座でやる気が出ないのは、魚座の使い方が間違っています、想像力を生かすことで「火星」と上手く調和させることも可能です。
そうだよね、魚座が強くて、芸術的才能を発揮している人は一杯いるもんね。
だから、ポセイドンは「暴れる」って言われるのか。
そして、洪水で全てを流す力を持っているのです。
上手に使いたいね。
そして、ポセイドンはタロットでは「四要素」の「水」、「吊られた男」とも対応します。
そして、魚座の芸術性は「癒し」に源があるとも言えます。想像力と癒しは直結しますからね。
そうか「癒し」を使う、実行するイメージも魚座的だね。
カテゴリー(スマホは画面下のほうです)から「神話」「海王星」「えほん」の記事もごらん下さい~☆